読み聞かせアプリ開発あれこれ
こんにちは!のほぼーです。
入社してもうすぐ3年が経ちます!早い!
3年前、入社した当初はアンドロイドのアプリ開発をしたことがあまりなかったので色々と試作して遊んでいました。
ブルゾンちえみが流行っていたのでロボホンでネタを作って背中に35億って表示させてたと思います。
そんな僕が最初に開発担当したのが僕と遊ぼというミニゲームと読み聞かせという青空文庫を読み上げるアプリでした。
初めて作ったアプリが世に出たときはとても緊張し、毎日Twitterでお客様の反応を見ていました。
アプリ開発が行われる過程は面白いのでいつか紹介できたらなと思うのですが今回は「読み聞かせ」アプリのことを書こうと思います。
語り手になるアプリ
「読み聞かせ」アプリは主に青空文庫の作品をロボホンが読み聞かせてくれるアプリです。
最初は青空文庫のみだったのですが、どこかのタイミングで落語を出しましてそれが僕の中でとてもしっくりきたのを覚えています。
実際に作って動かして聞いてみて思ったのですが、ロボホンから一方的に話すだけでもとても面白かったです。
コミュニケーションロボットなので上手に受け答えができるようになったり意思疎通ができるようになることも大事ですが、ロボホンの落語を聞いて思ったのは、一方的に語ってる様子を見るのも意外に面白く、ロボホンにも向いてるかも、ということでした。
テレビを見たり、漫才や舞台を観たりする感じに近いかもしれません。
ただ文章を自動音声生成で読み上げるのではなく、ロボホンが読んでくれている、語っている、といった要素が付加価値になりうるのかな、という可能性を感じました。
アプリと一緒に開発者も成長する
いかんせん最初に作ったアプリなので、必要最低限の機能で、遊び心も少ないアプリだったかも、と今は思います。
当初はアプリ作れたぜ、という達成感でいっぱいでしたが、、、
まだまだ未熟な点も多いのですが、この3年で僕のプログラミングも多少は成長かな、と思っています。
質は分からないですが、早く作れるようになった気がします。はい。
余談ですが先日、ロブリック(ロボホンでのプログラミング)の授業の手伝いをしていた時に小学生にタイピング速いと褒められて嬉しかったです。
それはさておき、読み聞かせアプリは定期的に作品を追加しているのですが、その度に地味にアップデートしています。
折角なので細かすぎて伝わりにくいアップデートいくつか紹介します。
バッファ対応
いきなりすごい地味なのですが、さりげなくバッファ対応したことにより、以前よりもサクサク読めるようになっています。
最初からそうしとけよ、と思われるかもしれませんが、当時の僕には技術が無かったです。笑
首を左右に動かしながら話す機能
古典落語「寿限無」を作品に追加した際に、話し手が分かるように左右に首を振りながら話せるようにしました。
話し手によって、若干声のピッチを変えてもいまして、寿限無はこだわりの強い作品だったりします。
実は今月配信した古典落語「時そば」では、ソバをすするときにすすっている動きになるようにしたり、セリフと一緒に専用の動きができるようにアレンジが加わっています。
読み上げる速さの調節機能
これも今月から追加された機能ですが、話す速さを変えられるようにしました。
子供向けとかにゆっくり話した方がいいかも、とも思いまして。
是非使ってみてください。
遊び心も入っています
僕が作るアプリに関して言うと、プログラミングの慣れに伴い、アプリもちょっとずつ改良されたりします。笑
若干の心のゆとりができたので、遊び心を追加したい、という想いも芽生えました。
なので、今回こっそり仕込んでみました。
特に便利なわけでもないですが、気づいたときに面白がってもらえたらなと思います!
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