天才を殺す凡人(ネタばれあり本読了後推奨)

この過激なタイトル、一瞬「!?」となるが、実際の中身は「全ての人と才能へのエール」である。
この世界は、
「創造性」で評価される天才
「再現性」で評価される秀才
「共感性」で評価される凡人
で出来ているとされ、1人の人の中にもまたその三者がいることをビジネスシーンの物語形式で説いている本書。

読み終わった後、この本はきっと孤独に耐えきれず自ら命を絶つ天才を救い、そういう天才を救うことで秀才と凡人もまた救われるだろうと率直に感じた。
それを言語化・構造化出来る北野さんの能力の高さにまた感動。仕事場は勿論、家庭や学校、部活などのコミュニティ、その中で生きづらさを感じる人を救う。
この本が1人でも多くの人に届いて欲しい。

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