ファッションというか、デザインにこだわりのある人は見えてる世界が違うのかも

全然眠れないので思いついたことをスマホポチポチ書きます。

某携帯キャリアのポータルサイトを作っていた時に実験したことがあります。
自分の色を見る力を。
周りの人たちがどのくらい色を見分けられるのかを。

色を見分ける力が強かった人達は似たようなバナー一つとってもどちらが良いのか真剣に時間をかけて考えていた。
ピクセル単位でオブジェクトの配置に拘ってた。
一方、見分ける力が平均、或いは平均以下の人達は割と即答していた。自分で作ったものであってもどうでもいいやって思ってるように感じた。

良いか悪いかの話じゃないです。正しいか正しくないかの話でもないです。
単に自分がそう思った、そういう体験をした、というだけです。

ファッションやデザインが好きだから拘るんじゃなくて、違いがわかってしまうからこだわるのかも。
ちなみに、自分も自チームではダントツで色を見分ける力が強かった


この記事で言うところのこだわりの強い人達は皆、1ピクセルに拘って無駄に工数を消費させていました。周りも巻き込まれていました。
情熱が無いのも困るけど、ありすぎても困りますね。
自分はウェブ制作・ディレクション業務は初めてだったにもかかわらず、拘りを捨ててpj全体を見ながら大局的に判断出来ていたような気がします。
できていたというか、意識してするようにしていました。
典型的なウォーターフォール型のシステム開発経験しか無かったのが幸いしたかもです。

思えば新卒で最初に携わった仕事である自社パッケージプロダクトもすんごい配色をしていました。
くすんだ緑にくすんだ紫。
業務用のソフトウェアなのに?何故?
アイコンもこだわり過ぎだし…もっとシンプルでいいんじゃないのかな…
そんな疑問を先輩にぶつけてみたところ、プロジェクトリーダーの色覚が健常ではないって事をこっそり教えてくれました。
案件離れても呑みに誘ってくれたり、プライベートで釣りに行ったり、仕事でも色々教わったりで結構好きでした。
でも周りからするとただの変人なので評判はよろしくなかった。
自分も変な奴扱いされて生きてきたので似たもの同士たったってことですね。

※また書きますけど、良し悪しを言いたいわけじゃないんですよ!

男性は女性と比べるとかなり色彩判別能力が落ちます。
男なのに上なり下なりに飛び抜けた能力を持ってると変わった人になっちゃうのかなぁ…と感じた次第です。

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