見出し画像

『泉北探検隊・さをりの森探検』

 22年11月20日
私たち「泉北沿線探検隊」は、光明池にある「さをりの森」を探検しました。

 さをりの森は、自由な発想で折り重ねていく「さをり織り」の工房です。
その場所は光明池の変電所近く。
コムボックス、Joshinから坂を登ったその先に大きな看板があるので、それを見たことのある人は多いのではないでしょうか。


私たちはその先のファミリーマートの四つ角を曲がり、いよいよ「さをりの森」へと足を踏み入れました。

 さをりの森の工房は、イメージするような工場や工房とは違って、どこかヨーロッパの建物を思わせる大きな家といった感でした。


入り口もドアこそアミルサッシの物々しい雰囲気がありますが、中に入ってしまえば暖かな木のに包まれた大きな家の玄関のようでした。

受付も案内もありません。
でも、慌てる必要もありません。
なにしろ私たちは、予約も下見も済ませているのです。
さぁ恐れず慌てずスリッパに履き替えて目の前の階段を上りましょう。

階段に欠けられたタペストリー。これもさをり織り綺麗ですねぇ。

 2階に上がったらスタッフさんがいる受付があります。
気になるお値段はこちら。

基本料金に使った糸代が上乗せされるという合理的なシステム、納得の料金となっております。

さて、受付の奥にはいよいよお待ちかね。さをりの機織り機がずらりと並んだ工房になっています。

 その工房の片隅で、無我夢中でさをり織りに精を出す女の子とその様子を撮影する撮影クルーの姿が!!!


どこのテレビの何という番組なのでしょうか!?
気にならずにはいられません!!!

 そんな内心のドキドキを隠しつつ、いよいよさをり織り体験は始まります。


まずはスタッフさんからさをり織りの説明と織り方の説明。
この壁に掛かった沢山の糸。
この糸のどれを使っても良いとのこと。
これはセンスが試されます。

それにしても色とりどり色々な色の糸がありますし、色だけでなく、綿、木綿、麻、別料金でカシミヤなんかもあるのですよ☆

 

さて、色糸を選んだら次は糸合わせ。
選んだ数本の糸を縒り合わせてボビンに巻いていきます。
「い~とぉ~巻き巻き、い~とぉ~巻き巻き」

 糸縒りが済んだら、いよいよ機織り。
「引いて引いてトントントン」


 さて、この説明の時に教えて貰ったのですが、さをり織りにはルールはありません。
途中で糸を変えても、それで織り目が変わっても、例え目が飛んでも、それさえもさをり織りの味になるのです。
なるほど、織物の織部焼や!!

 最後まで説明を聞いて、いよいよさをり織り開始。
皆さん真剣です。

一心不乱に機織りに臨めば、時間は瞬く間に過ぎて、いよいよ終了の時間となりました。

几帳面な男性陣のさをり織りがこちら。

自由気ままな女性陣のさをり織りがこちら。

どちらも甲乙付け難いですねぇ。

というわけで、みんなで記念撮影。

本日の探検は以上となりました。

光明池からほんの10分ほどの場所にある「さをりの森」
是非皆さんも一度訪れては如何でしょうか?

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?