最も誤解されている最高傑作「Not Found」

 『REFLECTION』の発売に際してのインタビューで、桜井和寿は衝撃的の言葉を発した。「リスナーの想像力をあまり信用していないっていうか、もうきっとここまでのことを深く掘り下げて書いても理解しない。」これはショックだった。桜井はMr.Childrenの作品がファンに理解されていないと感じていたのだ。私はファンの一人として反省した。ファンの読解能力を疑っているのだ。楽曲のメッセージが誤解されて広まったのだ。この発言から私はMr.Childrenの楽曲を分析するようになった。これからその分析結果を記録する。

1レノン=マッカートニーへのオマージュ
「Not Found」の発売時、桜井和寿は「最高傑作ができた」と発言した。謙虚なイメージのある桜井の口からこの言葉が出たのは意外だった。相当自信があるに違いない。それはなぜか?私はこの曲で桜井のオマージュの技術が最高峰に達したと分析した。

 この曲のリズムは四拍子だ。4/4と表記される。しかしその一つの拍子の中には三連符が詰め込まれている。一小節に音符が3×4で最大12個入れることができる。この三連符のリズムが採用されたのは過去に3曲。「思春期の夏 〜君との恋が今も牧場に〜」(シャッフルの要素も含む)、「Another Mind」、「虜」(6/8とも表記)。シングルは一つもない。初期はモッズファッションであったように、Mr.Childrenはネオモッズの影響を受けている。初期の曲はスタイルカウンシルを彷彿とさせる。興味深いのはシングルに採用されるリズムは8ビートが多いのだ。シングルの曲で初めて三連符のリズムが採用されるのは明確な意図がある。それはジョンレノンのへのオマージュだ。

三連符のリズムはジョンのお気に入りだった。採用曲は つ。Not Foundのリズムはジョンレノンへのオマージュの可能性が高い。ボレロの可能性もあるが、この曲はロックの要素が強いので、この考察では扱わないこととする。ボレロについてはまたいつか考察しようと思う。

ジョンへのオマージュはリズムだけに限定されない。歌詞の意味にも隠された意味がある。まずNot FoundとはWeb上のページが見つからないことを表す。ちなみにアートワークはそれをダジャレで表現している。ジャケットの考察はたくさんの人が言及しているので、今は省く。Web上のページが見つからないことは記号にすると404と表記される。これはリズムの記号4/4と合致するのだ。0と / は違うものと思うだろうが、実はこれはイコールでつながる。

/ は一本の線分なので / =1
1=0を1+0=1と置き換える
1+0=1 の左辺の一部を右辺に移動する
0=1-0
0=1
0=/

つまり404=4/4なのだ。

1=0をどうして1+0=1と言い換えるかは哲学的な話になるので、今は省略する。

4/4は他の表記の仕方がある。12/8だ。八分音符が12こ並んでいるという解釈だ。
これはジョンの命日を暗示している。ライムギ畑で捕まったのだ。十字路で悪魔に。犠牲になったイエスに哀悼を捧げた、この曲。世界と個人、全部と一部、IとU。

桜井和寿は暗喩の天才だ。心の目を閉じるやつには分からない。ここにいると沈黙している。

あなたには見破れるか?このトリックを。ミステリーを。愛の物語を。中心に向かって。世界に拡散し、2と1の間に永遠を. Geoffrey BowersGeoffrey Bowers。


※追記 この記事は酔っぱらった勢いで意識が朦朧とする中で書いたものです。間違いを多く含む内容です。特に変な数式を用いた説明は意味が不明です。真に受けないようにしてください。自分への戒めのためにこの記事は残すことにします。

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