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1996~2087年の間に「水瓶座の時代」が開始する可能性

COBRAの2020年11月12日の記事「2020年12月21日 水瓶座の時代 最終立ち上げ」で紹介された記事「The Dawning of the Age of Aquarius 1996–2087」を翻訳いたしました。

"12月21日の木星・土星のコンジャンクションは、1405年以来のみずがめ座での最初の大規模コンジャンクションで、冬至の当日に起きます。待ちに待ったみずがめ座の最初のエネルギーがついに流入する瞬間です。"

※翻訳がお気に召しましたら、記事下部よりサポートのご検討をお願い申し上げます。


元記事:


​[著者注:この記事は、『Welcome to Planet Earth』誌の1998年版から転載・更新した記事ものです。] 

それは、1961年の終わり近くからのことでした。

インドの占星術師たちが、こぞって「この世の終わり」について予想し始めたのです。​いったい、なぜ?​1962年の2月3~5日には、水瓶座に7つの天体が連結するという、非常に珍しい出来事があったためでした。​しかもヨーロッパから熱帯地域を中心に、皆既日食も見られ、そこに水星、金星、火星、木星、土星が水瓶座に入ったものですから、「何かあるはず」という期待が高まったのでしょう。

しかし、「世界の終わり」は結局訪れることはありませんでした。(その8カ月後、キューバでのミサイル危機によって、あとすこしで世界は滅亡の危機に立たされたということはありましたが。)​

やってきたのは世界の終わりではなく、政治的、社会的、宗教的、経済的、科学的、芸術的、音楽的、文化的、教育的な大変化でした。惑星中で革命の波が押し寄せて、大きくなっていきました。​

つまり、1962年の二月上旬には、やはり何かが起きたのです。珍しい天体整列によって、人間社会での変化が引き起こされたということです。「水瓶座の時代」という変化の讃美歌まで作られ、世界中の社会に新たなルネッサンスが起きたと謳われました。

​[注: 皆既日食があったとき、ジョン・F・ケネディ大統領はすでに大統領の座にいましたが、彼はアメリカ国内だけでなく世界にとっても若々しく、今後を期待される人物でした。彼の生年月日は1917年5月29日です。なんとこれは水瓶座23°で天王星のステーション(留)があった日なのです。きっと彼は天王星からの「革命の御使い」だったのでしょう。そしてアメリカや地球全体に大きな変化をもたらすために来たのだと思います。それと、彼の誕生した日には水星も彼の太陽サインであるふたご座で、停止していました。彼の太陽サインは、ふたご座7°であり、これは人類の進化を後押しするための492年周期の始まりであった1891年~1892年の海王星と冥王星のトリプル結合を触媒としていたのです。そしてなにより、彼の太陽サインはアメリカ合衆国生誕の日である「1776年7月4日」の天王星のふたご座8°と結合しているのです。ケネディ大統領の最大の成果の一つに、米国、英国、ソ連の核兵器の大気実験(大気とは風のサイン、つまり水星、天王星、双子座、水星などの天体を表す)を止めさせるべく核実験禁止条約を交渉したことでした。天王星は「航空」や「宇宙旅行」の星ですが、彼はアメリカ初の有人宇宙飛行計画「マーキュリー計画」を指揮し、1960年末までに人類を月に着陸させるよう議会に呼びかけました。そして1969年7月20日、ちょうど木星と天王星がコンジャンクションをした時に、それは達成されたのです!1963年11月22日のダラスでの「JFK暗殺事件」では、水瓶座に月と土星が昇っていました。これは彼が地球上での任務を終えて天に向かって還るという「しるし」だったのです。]

​1998年~1999年には、1962年~1963年の出来事を再現するかのように、土星と海王星が同じ場所に見えているのです。まるで1962年二月が、水瓶座の時代の「種まき」であったかのように!(土星と海王星のスクエアは社会に多くの混乱をもたらす一方で、リセットの効果があります。)

​私は長い間、占星術師が言う「水瓶座の時代」はいつ始まるのか、はっきりすべきだと感じていました。​占星術師によっては1900年後半から始まるとか、2500年以降からだとか、意見はさまざまなのです。

​ほとんどの占星術師は20世紀末と21世紀初頭を、以後約2,160年続く「新時代」の本格的な幕開けであるとして注目してきました。​偉大な占星術師デーン・ルディアは、「2060年」が水瓶座の時代の始まりであると推定していました。

​私からも、「7つの主要惑星の周期」や「水瓶座」について詳しく見ていくことで、1996年~2087年までの間に「水瓶座の時代」はやってくるのか、推理してみたいと思います。

主要惑星が水瓶座入りする年
天王星 - 1996-2003 と 2079-2087
海王星 - 1998-2012
キロン - 2006-2011  2056-2061
木星-海王星コンジャンクション - 2009
木星-土星コンジャンクション - 2020と2080
冥王星 2024-2044
木星-冥王星コンジャンクション - 2033
 
ところでこの「2,160年」の時代は、ある日から突然始まるわけではありません。一年、もしくは数十年で始まるわけでもありません。​チベット人大師ジュワルクールは、アリス・ベイリーを介してこの「移行期」が500年ほど続くことを伝えています。移行期には、宇宙の気の出入りや、宇宙的な振動周波数の入れ替えなどが起きます。

​すでにコンピューター技術がここまで発展し、人工衛星や光ファイバー、SNSの台頭などによって「もう水瓶座の時代に入った」と誤解する人も多いですが、世界情勢は依然として厳しいものです。​核戦争が起きれば、これまで築き上げてきた文明はあっという間に塵へと変わるでしょう。天王星が水瓶座に入った2002年、アメリカでは大混乱が引き起こされました。イスラエルとパレスチナ間で和平交渉の実現を後押しする一方で、しし座28°にある火星(イスラエルの生誕サインで、戦の惑星)が対抗位置にあるためです。この対立は2003年まで続くでしょう。​世界の金融情勢は完全におかしくなっており、何十億もの人類が不公平な人生を強いられています。​化石燃料で地球を破壊し続け、今後数十年に地球が住める環境になるのかもわからない状態です。

[イスラエルと天王星についての注記: 1781年3月13日、イギリスのバースでウィリアム・ハーシェル卿が天王星を発見しましたが、その時はふたご座24度27分のところにありました。天王星は「革命」、「変化」、「衝撃」、「不確実性」、「啓示」、「不安定性」、「爆発」を司る惑星です。1948年5月14日にイスラエルが建国されたとき、なんと天王星は発見時にあったふたご座24°のところに戻っていたのです!このように、イスラエルは天王星のエネルギーを受けた「火薬庫」というわけです。アメリカの方は、1781年には対イギリスの革命戦争に勝利した年を迎えていました。アメリカとイスラエルは、天王星を通じて繋がっているとも言えるでしょう。天王星の発見者であるウィリアム・ハーシェル卿は、天王星の周期である83 3/4歳で一生を終えました。つまり、彼が生まれた時と亡くなった時で、天王星は同じ位置にいたということです。]

​人類が真に「新時代」に突入するまでには、まだ長い道のりがあります。ですから私は、その周期が「90年以上」であると予測することにしました。先述したように、天王星は1996-2003年と、その後は2079-2087年に水瓶座に入ります。これは「水瓶座の時代」がいつからいつまで続くかという、マークになっていると推測します。この間にも、いくつもの惑星が水瓶座に入ります。​

そして、紀元1405年以来である木星-土星の水瓶座でのコンジャンクション、これが​2020年12月21日に起きるということは、ここが水瓶座の時代の始まりを予兆している気がしてなりません。​なにしろ、太陽系で一番大きな惑星である木星と土星が、水瓶座のエネルギーを受けることになるわけですから。ここから人間社会は本当に変わり始めるはずです!

​占星術ではよく外惑星やキロンなどのことが忘れられがちですが、木星と土星の重要性については疑われたことはありませんでした。まあ、天王星以遠の惑星が発見される前は、一番遠い太陽系惑星として知られていたということもありましたが、それでもこの太陽系全体が天文学的、物理的、科学的に一体となっているのは、木星と土星が惑星系全体に及ぼす秩序原理と力のおかげであると認めざるを得ないのです。

​さて、2020年12月21日の「木星・土星・大コンジャンクション」ですが、これは水瓶座の入口(0°)で起きるというだけでなく、「風」のエレメントを持て入ることにも注目すべきです。しかもこれは180~200年も持続します。単純に言って、この配置は風のエレメントによる「大変異」なのです。(風の要素には、「思考」、「直観」、「高尚な心」、「教育」、「通信」、「航空旅行」、「発明、「革命」などがあります。)

​そして2080年3月14日には、木星と土星が再び水瓶座11°の位置で合わさることになります。しかもその時は天王星も4°の位置にいます!水瓶座に木星、土星、天王星が勢揃い。あの1962年にも起きなかったことであり、非常に重要なことであることがお解りかと思われます。

最後に、2020年のこの「木星-土星コンジャンクション」では、アメリカ合衆国のアセンダントに「金星」が射手座7°に位置することにも注目です!アメリカ人にとって、以後60年以上にわたって続くことになる水瓶座の時代の周期を開始するのに、うってつけの機会なのです。

​今後の90年、人類はこの機会に立ち上がり、地球を本来あるべき神聖な惑星にできるのでしょうか。それとも、ささいな違いに囚われ、ネガティブで貪欲で、利己的で、過度な物質主義のせいで混沌を招き、核戦争で地球規模の生態学的大災害を引き起こすのでしょうか。

​とりあえず未来を夢見るのは結構ですが、一年でいきなりすべてが変わるとは思わないことです。あくまで「可能性」の話です。それでも、テレパシーやタイムトラベル、宇宙人とのファーストコンタクト、透視、過去生の記憶、未来生の記憶、そして医学、科学、技術、環境保護の大進歩などを想像することは良い事です。人類と、地球全体が霊的イニシエーションを経験し、真の水瓶座の時代絶頂期を迎えるまでには、おそらく90年間(9カ月の妊娠周期に似ている)もの時間が必要でしょう。

​Copyright 1998-2002 by マーク・ラーナー

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