お金が増えて行く怖さからの失敗
通帳に溜まって行く見たことない額のお金
お金が減って行く怖さというのは一般的にもわかることだと思うのですが、
お金が増えて行く怖さ、お金をたくさん持つ怖さというのを、20代前半の頃、思いがけず感じたのでした。
子どもの頃、お金で大きい金額といえば、お年玉でもらう1万円前後。
大学生の頃、バイトでもらうお金は月に4万円、生活費も月に10万ちょっと。
社会人になって、初めて20万円以上のお金が入って、
仕事と家の往復で、いつの間にか通帳に溜まって行く50万、60万の文字。
こんなにたくさん持っていたら、悪いことが起こるかも!?
子どもから大人へ移ったばかりだから仕方ないのですが、そんな金額を持ったことがなかったので、怖くなってしまいました。。
そこで思ったことは、「どうしよどうしよ、使わなきゃ!」
私の心の奥の奥には、お金を持っていると悪いことが起こると刷り込まれていたようです。
そこでの使い道は、たまたま広告が入ってきて、その頃興味のあった着物の着付けインストラクターの資格取得。
仕事にする予定はないけれど、多分何かに約に立つだろうと習いはじめました。
半年で25万円、1年で50万円で着付けと様々な帯の結び方を週1回1年かけて。
とても素敵な先生に恵まれて、これはこれで充実した時間を過ごしました。
目的を明確にする
今振り返って言えることは、上記で書いた資格は、着付けの先生になる気があるなら取る資格だった!笑
学ぶこと + 教えること はセット
教える予定がないのにインストラクターの資格まで必要なかった、ということでした。
アウトプットなしではすぐ忘れてしまうし、
どのジャンルにおいても、教室をやる!仕事にする!と思っていたら大きな金額かけてもいい。
そうじゃなかったら、必要な程度だけ習えばよかった。
結婚後もいろんな講座を受けましたが、やっぱり共通して言えることでした。
受けるだけじゃなくて、やらないと意味がない。
自分がお金について思っている根本のイメージを知る
お金が欲しいと思いつつも、自分でも知らない、気持ちの根っこの根っこでは、
・お金を持っているとトラブルに巻き込まれる
・お金をきっかけに家族がケンカになる
・お金は減るもの
などのイメージを持っていたようです。
その後、私は、結婚費用にと貯めていたお金をへぼい一人事故で車を壊したため、40万円支払うことになりました。
お金について思っている思い込み、「持っていると悪いことが起こる」という思い込みがやっぱり強く、実証されたのでした。
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↑と同じ内容ですが、こちらで書いています
「36才が伝えたい20代のワタシヘ」
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