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手軽で確かな安心感

社会人1年目の夏に、胃腸風邪をひきました。当時の私は、お客様の会社に常駐し始めたシステムエンジニア。研修が終わり、客先に配属されたばかりというタイミングでした。

熱は1、2日ほどで落ち着いたものの、びっくりしたのは、胃が食べ物を受け付けてくれないこと。いや、受け付けはするけれど、数分後にはきゅるきゅると音を立ててアイタタ〜な状態に……。
慣れない環境に、本気を出してきた夏の暑さ。勤務中の貴重な昼休みに口にできたのは、ゼリー飲料と経口補水液、そして水筒に入れてきた白湯だけでした。

最初こそ「お湯かあ……なんだか味気ない」なんて思っていた私。ところが、このことをきっかけに毎日白湯を飲むようになったのです。
飲めば身体の内側から、じわ〜っと身体があたたまる……。ほうと一息つけば強張った身体がゆるまり、ほんのりと安心感に満たされます。これがなかなか心地良い。
味気なさだって裏を返せば、口の中に余韻を残さずにサラッと飲めるというメリットなのかもしれません。チョコを食べるより、紅茶を飲むより、手軽でちょうど良いのです。(チョコも紅茶も好きなので、食べ過ぎ防止にもなります……。)

あれから数年が経ち、この習慣は今でも継続中。やかんに水を入れて沸かす……という手間をたまに億劫に感じながらも、この安心感は手放せないな〜と思います。

今日の写真
我が家のやかん。(柳宗理の2.5Lのもの)はねた油がついている……。ステンレスクリーナーで綺麗にできるようなので、そのうちお手入れしたいです。

私の自信と励みになります🫰💃