現実は/を拡張するのか
1年以上ぶりの更新に、
note以外でもほとんど活動してないので
もはや幽霊みたいになっている人です。
タイトルの話は
まぁほとんどそのまんまです。
最終的には昔のnoteの内容みたいな10年以上ネットで活動してた人のくだらないノスタルジーと結びついていくかもしれませんが、今書こうと(少なくとも書き始めた時点では)思ってるのは最近考えてることだとかそういう話です。
さて、前置きを長くせずに本題に取り掛かると
ネット空間上での私(あなた)は現実の私(あなた)なのか
という部分から話が始まります。
ザっとTwitterを見ると
ほとんどはニックネーム、もしくは活動してる名称ですよね
もちろん現実的な活動(仕事)をしてる人は本名もいますが
割合的には非常に少ない気がします。
じゃあFacebookは?
こちらはほとんどが本名でしょう。
もちろんそれはこのSNSが本名でつながるのが目的だからですが
……と、まぁ
匿名性が特に日本的な文化なのかはともかく
僕はここである疑問が生じました。
僕らがネット空間を使う際には、
①現実の個人の延長なのか
②現実とは続いているがネット用の個人を作ってるのか
(わかりやすく言えば自分ではあるけど覆面をかぶってる状態)
③現実とは完全に別の個人なのか
という疑問です。
Facebookは①現実の個人の延長でしょう。
本名でTwitterを使ってる人も①現実の個人の延長
じゃあ名前を変えてる人は…?
どちらかと言えば②ネット空間用の個人ですよね。
Twitter上で今日食べた料理や風景みたいな現実とは結びついてる画像を投稿することは多いけれども、顔は隠れているような画像を使うみたいなパターンですね。
ほとんど①の場合、若者向けのアプリやそれこそYoutuberなんかは顔を出してますが、本名を晒してるわけじゃない②に近いパターンもあります。
うーん…個人と関係ないことでTwitterを使っていても
…ネットリテラシー的には顔や本名は出さないよね
…ちょっと過激でセンシティブな趣味や話がしたいから匿名です
…そんなこと考えてはないけどネットでの活動だから匿名
まぁ、なんとなく現実とは分けて考えてるって人もいるでしょうし
ちょっと前からのトレンドで言えば
Vtuberは完全にネット空間上での新しい人格に近いですし
もっと最近で言えばメタバースという言葉は
ウィキペディアの内容だとこんな説明です。
自分の分身で参加し…、もう一つの現実として…
発想としては自分とは全く別?
いや、それは全くの別人にもなれるし、逆に言えば現実の自分に近づけることも可能とも言えそうです。
なんか長々と説明しましたが、
何を言いたいか、と言えば、
僕らは新しい自分をネット空間で作れるのか?
そして、逆説的に言えば、
ネット空間は現実と完全に切り離せるのか?
ということでもあります。
ここからは個人的な話になりますが
僕がネット活動を始めたのは…という話はニコ生を聞いてた人は知ってるだろうし、昔のnoteにもグチグチと書いてますが、それを除いて、最近考えたのは、何にも縛られない自分で新しくネット上で活動したかったから、なのかなということです。
その発想は、その当時のニコニコ動画(2007~2008ぐらい)にはぴったし当てはまってた気がします。
匿名でアカウント名も適当でほどよく閉鎖的
「この動画を投稿してる人」に関してはほとんど情報は無いわけですよね
まぁそこからは皆さんも知っての通り、急激に現実化していったわけで
Vtuberなんかも見ては見たものの(ようやく)、ヴァーチャルとは言いつつ、かなり現実に引っ張られる部分が多くて(雑談とかしちゃうとそもそもが現実からネタを持ってきますからね)雰囲気的にはニコ生に近いなぁ(ニコ生出身者も多いらしい)と思っちゃうんですよね。
いや、まぁ…ニコ生を見てた人がいたとすれば
こんな自分も急速に現実化してた部分もあったと思いますし、
それはもちろん当時は若くて、おもちゃで遊んでるような気分のガキだったっていうのはありますが、それも含めてブレていった自分と急速に現実的になったインターネット界隈とで整合性がとれなくなった歪みだと思います。
もしかすると少しアバウトなまま話を進めてたので
もうちょっと自分の頭の中を嚙み砕いて説明すると
ここでいう現実っていうのは、ある意味で背景がハッキリしていて
それは、生まれた瞬間から今に至るまでに、性別(男か女か)や環境(例えば貧乏だったか裕福だったか長男か次男か)、年齢、容姿が与える印象、学歴や職業、年収……etcがどうしても決まってしまうわけです。
そうすると、人間的にはどうしたってニュートラルではないですよね。
パッと初対面の人に出会ったとして
かっこいいなぁ/かわいいなぁ
頭がいいんだ
金を持ってるんだ
…そういう印象や、なんらかのバイアスはどうしたって存在します。
そんなTVに近づいた、現実に近づいたインターネット空間で、
あの若い時に思い描いたネット空間上の新しい自分を作れるのか
というのが「最近の悩み」です。
以下は有料ですが、自分語りです。
ちなみにここまでの文章は2021~2022年の始めに書いた下書きの文章で、ここから先は、という「最近の悩み」についての自分なりの回答になってます。最後まで読んでも自分のことしかわからないと思います。
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