アンダーグラウンドと広がり

前回見てくれた方、ありがとうございます
今回はその続き…
というか別の視点からの分析です
今回も自分のことを全く知らない人にとっては
あまりピンとこないかもしれませんが
ネットの変化として見ていただければ
それなりに面白いかもしれません


前回は、ネットでの活動が
数字取りゲームになった、と話しました。
今回は、アンダーグラウンド感が無くなった、
という話です

こういう言い方は
若い人以外はピンとくるのではないかと思います

10年前、もしくはそれ以上前、
ネットという場所は、すでに世界に発信する場ではありましたが
明らかに狭い場所でした
スマホは普及していないし、
携帯機器はスペックや回線的に接続難、
性能の良いPCは高い、
…少なくとも今ほど容易に検索したり、SNSで頻繁にやり取りをする場所では無かったです

ですから、
Youtubeはわけのわからない動画サイトでしたし、
ニコニコ動画はアニメやゲーム、オタク文化が
ごちゃごちゃしたカオスなサイトでした
今みたいに、面白い動画をTwitterで拡散、なんて方法はなく、
そのサイト内で人気がある、そういう空間でした、
まぁわかりやすく言えば、
地下に入っていく怪しげなクラブや、
秋葉原の路地裏から2階に上がっていくとある機械の部品屋、
みたいな感じでしょうか

そういう場所で限られた人たちで盛り上がっていることは
=(イコール)世の中でも人気、というわけではない、
というのは、わかってもらえると思います

アンダーグラウンドな場で盛り上がることと、
開かれた場で人気になることはかなり違う

そしてそれが結果として、
かなり僕のやりたいことを制限した
というのが、
モチベーションが下がっていった2つ目の理由でもあります

ある程度わかってる人が集まるアンダーグラウンドな場で受けること
不特定多数の人に受けるようなこと
(もちろんある程度の数を集めてしまえば関係のない話ですが)
その中で僕はどうしても先を考えてしまうんですよね

アンダーグラウンドな場でわいわいやったにあること
不特定多数が見る場でわいわいやったにあること
なんかそこをフラフラしたくないんです

例えば、歌ってみたって
ニコニコ動画でやってる分には、
ボカロやアニソンを歌って盛り上がってれば良いんですが
そこを越えようとするならば、
オリジナルを歌う、歌手的活動に移行するしかないわけです

例えば、声真似なんかも
ニコニコ生放送でやってた時には、
内輪でわいわい盛り上がってるだけで楽しいんですが
そこを越えていこうとすれば、
結局はモノマネ芸人化するか、
オリジナルを作ってかないといけないわけです

そのアンダーグラウンド感の乖離と
前回noteに書いた数の広がりと一緒にきた結果、
急激にモチベーションが下がったと…
クラブでDJをしてるのは良いけど、
駅前で弾き語りをするのは性に合わない

そういうところで動画の頻度は減った、と
もちろん、僕だけじゃなく、周りの環境も変わったと思います
より開かれて、より多くの人に見てもらうことにシフトしていった結果、僕の考えてる活動からは変わった(あくまで僕の中で)

というわけで、言葉が足りてるかはわかりませんが
なんとなくは書きたいことが書けたかな、と……
これをふまえて一番最初のnoteを読むと
より言いたいことがわかるかな、と思います
そんな感じで、次はもう少しウケそうなことを書きたいと思いながら、終わりにしようと思います…。


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