コナンと実写と映画と

どうも、5000人のフォロワーがいても誰にも誕生日を祝われない人間です。
さて、そういう陰気臭い話はすぐにやめて、さっさと本題に入りましょう。

最近、これまでにないペースで新作の映画を見るようになったのですが、
注意1つ目は微妙なオタクなのでアニメ系に限る話です)
ふっ…、と映画に関して色々疑問に思うことがあり、
そういうことを考えながら見てみると面白いのでは…
なんて、noteに書くネタとして色々と考えてみたわけです。
注意2つ目は私は別に年何百と視聴する映画博士でも映画ジャンキーでもない、どちらかといえばライトな層の考えだということを最初に言っておきます。その上で疑問に対する答えや補足があれば参考にしたいのでコメントしていただければ嬉しいです。)

もちろん、ライトな層である自分としては昔語りや映画のテクニックなんかは語れないし、ボロが出るだけなので触れませんが…
そんな僕でもまだ踏み込めそうな部分として、なんで売れるのか、と、
どういう目的で映画を作ったのか、という部分を考えてみようかな、と…
注意3つ目は映画なんて娯楽なだし何にも考えずに見て楽しめばいいじゃんという人はおそらくついてこれないのでさようならということで)

まず、なんでそんなことを考えていたかというと
最近良く話題になるコナン映画強すぎる問題と、
アニメ・漫画無駄に実写化問題、というのがあります。
さっき出た話と結びつけると、
・なんでコナンは売れるのか、
・アニメや漫画はどういう目的で映画化(しかも実写化)されるのか、
という部分です。

コナンがなんで売れるのか…なんて、
素人でもいくつか理由を挙げられるでしょう。
・幅広い年代層にウケる
・1年に一度でイベント化している
・長くゴールデンタイムにアニメが流れている
・最近は女性人気も出ている

そして、かなり重要なのにあまり触れられない部分として、
どういう目的で映画があるのか、をコナンで考えると
かなり単純で、
コナン(もしくは毎年のコナン映画)を好きな人へ向けられた映画、
というのが大きいのでは?ということです。

なんかくどくど前置きを書いた割に単純すぎて拍子抜けかもしれませんが、
そういうのは単純なほど強い気がします。
まぁ娯楽なわけですし…
(あと単純に小学生とか映画には親と一緒に行くんで子供向けアニメは強いですよね。)

じゃあ、アニメや漫画の実写映画はどうなのか?
基本的には売れていません(あぁあの漫画ねってなるレベルだと、るろうに剣心DEATH NOTEくらいでしょうか、興行収入だとその下に銀魂とか)。
売れない理由は何か?…少し考えてみます。
・話題先行の配役
・原作改変
・映像(CGや演技、ストーリー)の稚拙さ
・時期の問題(漫画がヒットした時との差異)

挙げるとまだまだありそうですが、
まぁなんというか脳裏をよぎるものがあると思います。
では、コナンと同じように、
どういう目的で映画が作られたのだろうか
ということを考えます。

うーん…
……これは、そこまで単純じゃない気がしませんか?
そのアニメや漫画を好きな人のために作るとしたら
原作改変疑問が残る配役というのは起こりえない話な気がしますし、
何か革新的な映像を見せようと思えば、
呆れるようなストーリーやCG、棒演技にはならないわけで…
…うーん、それでも色々と考えると、
・売り出したい俳優を使うため
・新気鋭の映画監督が自分の色を出して作りたい
・映画化、配役含めた話題性で原作を広く伝えたい
こんなもんですかね。もっとあるよって人は教えてほしいぐらいです。

まぁ、ここまでまとめると問題点はハッキリしてくると思います。
コナンの映画は、
幅広いコナンファンに対して1つのイベント的に提供している
実写映画は、
そもそもの原作ファン向けではなく、新しい何かを目的に作られている
コナンを知っている人(ファン)への映画、に対して
俳優のため、映画監督のため、原作者のため、の映画でお客さんの方向を向いてないのではないか、そう捉えられるということです。

さてさて、自分もぶっちゃけ映画なんてたいして見てなかったし、
そういう実写化は、最初は偏見もあり、
やはり好きな漫画の実写とはいえ、
最近、映画によく出る若手俳優と顔だけは可愛い女優…
しかも原作の雰囲気は無い…
うーん、見るまでもなくゴミ、と思っていたのですが
某原作者の、漫画やアニメでは届かない部分へ広がるのが云々という言葉と
母親に連れて行かれた知りもしない実写映画(もちろん親も俳優目当て)の意外なクオリティ(頑張って深く捉えた結果だけなのかもしれませんが)で原作を読みたくなった(実際にはまだ読んでないですが)、
という経験から、
話題性として配役を決めること、
その俳優・女優のファンという層からの広がりを見出すこと、
それによって、ある意味では、
原作ファン以外の部分でwin-winな関係があるのではないか、
そういう考えも1つの答えとしてあるのかな、と思えるようになりました。
と、微妙な疑問だったところに回答が生まれた、
という自分の成長と納得の話だったのですがどうでしょう?

まぁ、原作ファンとしては黒歴史にしかならないのかもしれませんし、
明らかに日本映画のクオリティだと、CGもしょぼくなって原作を表現できない、みたいな根本的な部分を考えちゃうと、そもそもそういう話をやめてくれっていう方がマジョリティになるのは仕方のないことなのかな、と…
(逆に言えば、商売的には実写化っていうシステムは必要なのかな、と)

やっぱり作られた目的って凄く重要なことだと思うんですよね。
Twitterとかでパーっと感想を見てると無視されてることが多いのですが、
この映画はどんな目的で作られたかを考えると、違う面が見えて面白さも変わってくるような気がします。

ジブリがヒットするのも
ジブリファンに対して、その世界観と求められているクオリティっていう
わかりやすく単純な目的だと考えると納得できますし
アニメの劇場版なんかも
アニメのファンに対して、クオリティの高い映像で見せるっていう
わかりやすさがありますよね。

音楽もそうですが、
作る側が聞く側に対しての目的を見失う、もしくはズレると、
色々とおかしい部分が出てくるのかな、と思い始めた今日このごろです。
そこら辺の話はまた次の機会にでもまとめたいと思っていたり…


というわけで、例のごとく同じ文章を書きますが
自分のことを知っていてくれて、ここまで読んだよ~という人は、
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…とりとめのない話を最後に…
最近映画を見て、良いモチベになっている気がするのですが、
これがどこまで続くのかな、とも思ってます。
ドハマリすると抜け出せないオタク気質なのではありますが、
腰が重くなっているのも事実…
一人で映画館に足を運び、2つぐらいまとめて見る…
まぁ、自分としては映画の醍醐味って、見終わったあとに映画について一緒に見た友人と語り合うところかな、と思っているので、そういう友人が増えないと続かないような思いがありつつ、
ネットで絡むことが全くないのにフォローやフォロワー、チャンネル数等々の数に意味はあるのか、なんて飛躍も考えてしまったり…
僕の考えは自分の努力不足だと内にこもってる方が逆に楽というか、そうせざるをえないという現状のために何かを変えたいところであります。

次は話題をもっと軽くしようか、重くしようか考えてるんですが、
とりあえず月イチでまったり考えてることを書ければなぁ、と思ってます。
では、また次のnoteで

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