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ノンノチカプレラチュプ~キムンカムイとアイヌ展~

日曜日。お昼ごはんを食べた後 何か美術展やワンコインコンサ-ト などないかな…って探していたら
県立博物館で『キムンカムイとアイヌ』展が開かれていることをたまたま知り 行ってきました…!

アイヌ民族博物館に行ってみたいのですが
今は建て替えのため2年休館中なのと
なかなか北海道に行けないので そんなわたしには 朗報でした(*´ `*)

最近 知床半島に行ってみたいという気持ちや
秋田にいる マタギとアイヌのイヨマンテ等
クマに対する信仰に 共通点があるような気がして 興味を持っていたので
今回のテ-マが『キムンカムイとアイヌ』だったことで タイムリ-すぎて嬉しくなりました(*´ `*)

展示品は アイヌ民族博物館所蔵のものも多くて ほんとに貴重な体験ができました٩(๑>◡<๑)۶

展示品は撮影できないのでお見せできませんが
アイヌの人達の暮らしやヒグマの生態 『キムンカムイ(山の神)』とクマを呼んでいた アイヌの人達と野生のクマとの関わりかたが とても詳しく分かりました。

アイヌの人達が 実際に使っていた道具や 着ていた衣服など沢山の実物の展示品があり 『百聞は一見にしかず』の如く心に響きました。
約80年ほど前の アイヌの人達の暮らしを撮影した映画が放映されていて その暮らしぶりに言葉を失いました…(*´ `*)

人間の知恵ってすごいな…大自然の中 野生と人間界を行き来しながら 巧みに生活していた時代が 人間にあったんだ…
きっと 縄文時代の人達もこんな風にたくましく生きてたんだろうな…
そんな思いが込み上げてきました。

アイヌの人達は母熊を射止めると その子熊を連れて帰ってきて 大きくなるまで育てるのだそうです。
熊の霊送りという儀式もあって 生き物に対する尊厳と感謝を忘れないのですね…

でもそういう心は私達にも受け継がれているんですよね…だから皆 惹かれるのだと思います。

自分が看護師をしているからか クマの胆嚢の効能にも驚きました。
アイヌの人達はクマの胆嚢を干して乾かして薬として使っていたみたいです。

それは秋田にいるマタギもおなじで 胆嚢や血を乾燥させ胃腸薬や解熱剤として使い 行商のように売り歩いたともありました。

マタギとアイヌの関連についてはこれから研究されていくのだそうです。

自然にある木の実や草なども どんなものがどう役に立つのかを知り 生活に役立てていた…

これこそ野生を生き抜くための先人が培ってきた知恵なんだと思いました。

忘れたらいけない…失ってはいけない…そんな大切な大切なもののように思えるんです。

この続きはパ-ト2に続きますね(*´ `*)

読んでくださりありがとうございました(๑´ڡ`๑)♡

作詞したり作曲したりした曲を 初音ミクに歌ってもらっています ニコニコ動画やYouTubeに投稿しています☕