キャラ紹介・蠣崎一族編

うちの看板一族である蠣崎一族の紹介です。

蠣崎香澄(かきざき かすみ)
職業:高校2年生兼巫女
誕生日:4月5日
血液型:AB型
身長:171cm
体重:56kg
名称:(変人)かすみん
一人称:わたし
二人称:先輩・同級生・後輩問わず苗字+さん
「人を見かけだけで判断するとえらい目に遭うことになります。」
女の子として育てられている男の子。
実家はそこそこ大規模な神社で、魔物退治なども行っている(彼自身も「巫女」として働くことあり)。建っている場所が「魔物を封印するために必要な場所」だそうで、そのせいか代々生まれる男子の生命運が極端に悪い傾向にある。ゆえに後継者候補の男子は成人するまで(昔は元服まで、今は高校卒業まで)女子として育てる風習があり、彼もまたその例に漏れない。自身の境遇や実家の事情には中2の頃に気付いた。現在の彼は自分のことを「本当は男だけど色々得だから女の格好をしている」と規定しており、今なお女子として生活している(胸はAカップのブラジャー+パッド)。魔物と戦うたくましさを身に付けるため敢えて地域一番の不良校に通っている。
可愛らしいが地味な風貌に加えて制服も真面目に着ており、加えてそれなりに(校内ではぶっちぎりに)頭が良く神職の資格を取れる大学への進学を狙っているため真面目に勉強もしており、校内では特異な地位を占めている。他の学生からは「変人かすみん」と遠巻きに見守られている。「女子にしては」長身ですらりとしており(「美脚の持ち主」と評価されている模様)、姿形も良いため女子からの人気が高い。
自分の神社の神など、まわりに濃いキャラの友人や家族が多いことからすっかりツッコミキャラになってしまっている。ゲームが趣味であるものの自分の神社の神がゲームをやり過ぎる様には呆れ果てている。やや苦労性で、ためていた怒りが爆発すると怖い。魔物退治の際は正々堂々とした正統派の戦法を好む。
前述のように校内での学業成績は良い。身体能力はそこそこ高いが校内では劣等生。ちなみに水泳にもスクール水着を着てちゃんと出て来る(それに伴う種々の問題のごまかし方は「企業秘密」だとか)。


蠣崎丸恵(かきざき まるえ)
活動時期:1980年代前半
職業:高校2年生兼巫女
誕生日:9月2日
血液型:B型
身長:180cm
体重:65kg
呼称:まるちゃん
一人称:わたし
二人称:先輩・同級生・後輩問わず苗字+さん
「わたしは何てことのない「女の子」ですからぁ、バレーなんて無理ですよぉ。」
女の子として育てられている男の子。
実家はそこそこ大規模な神社で、魔物退治なども行っている(彼自身も「巫女」として働くことあり)。建っている場所が「魔物を封印するために必要な場所」だそうで、そのせいか代々生まれる男子の生命運が極端に悪い傾向にある。ゆえに後継者候補の男子は成人するまで(昔は元服まで、今は高校卒業まで)女子として育てる風習があり、彼もまたその例に漏れない。自身の境遇や実家の事情には中2の頃に気付いた。現在の彼は自身のことを「本当は男の子」だとしっかり分かっているが、細かいことを気にしない性格からそれでもなお女の子として生活している(胸はAカップのブラジャー+パッド、スリップを着用することも多い)。地域の普通の高校に通っている。
性格はおっとりしており、細かいことを気にしない。天然ボケの気もある。常日頃からのんびりした雰囲気を漂わせている。しゃべり方も語尾が座らない感じである。他の学生からは「まるちゃんは何かいつもぽわぽわしている」と見なされている模様。またその性格とは裏腹にかなりの(女子として見るなら圧倒的な)長身であり、そういう意味でも目立っている。周りの環境に影響されやすい面があり、魔物退治の際はすぐトランス状態になり「何を倒しているか、自分でも分からない」状態になってしまう。
趣味はファミコン。元々は神社の神様のおねだりで入手した物だったが付き合ってプレイしているうちに自身でも好きになった。「スーパーじゃないマリオブラザーズ」などがお気に入り。
神職の資格を取れる大学への進学を目指しており、頭はそこそこいい。「女子にしては」圧倒的な長身を持つことや「女子にしては」身体能力が高いことからバレー部やバスケ部から常に狙われているが、適当な対応で断り続けている。なお、体育の授業にはブルマーやスクール水着を着てちゃんと出てくる(それに伴う種々の問題のごまかし方は「代々の秘密」だとか)。


平川未来(ひらかわ みらい)
活動時期:1980年代前半
職業:高校2年生
誕生日:9月8日
血液型:A型
身長:153cm
体重:43kg
3サイズ:78-57-81
呼称:みらい
一人称:私
二人称:先輩→苗字+先輩、同級生・後輩→苗字+さん
「あの娘と一緒にバレーしたいよお…。」
一般サラリーマン家庭に生まれ育っている女の子。
真面目な性格で物事に対する努力を惜しまない。社交性もそこそこあるが、その一方で体育会系の風習にはなじめない物を感じている側面もある。ただしテレビゲームは不健康な趣味だと思っている。
学校ではバレー部に所属。ポジションはセッター。バレーは小学校時代からやっており、それ以来ずっと好きで練習もちゃんとしているが、体格に恵まれていないなど自らの才能に限界があることも自覚している。1年次からのクラスメートである蠣崎丸恵の長身と体育授業時のド迫力に憧憬に似た念を抱いており、入学時からずっとバレー部に誘い続けている(断られ続けているが)。最近は彼に対し単なる勧誘のターゲット以上の存在、という感情を抱き始めているが、彼の「正体」を知らないことや前述の真面目な性格から「自分は同性愛者なのか?」という悩みも抱くようになっている。
努力の成果か学業成績はまずまず良好。体格は無いが運動神経自体はいい方。


蠣崎征美(かきざき まさみ)
活動時期:1960年代初頭
職業:高校2年生兼巫女
誕生日:9月9日
血液型:B型
身長:168cm
体重:56kg
呼称:まーちゃん
一人称:わたくし
二人称:先輩・同級生・後輩問わず苗字+さん
「本当に…わたくしのことを愛してくださいますの?(ニヤリ)」
女の子として育てられている男の子。
実家はそこそこ大規模な神社で、魔物退治なども行っている(彼自身も「巫女」として働くことあり)。建っている場所が「魔物を封印するために必要な場所」だそうで、そのせいか代々生まれる男子の生命運が極端に悪い傾向にある。ゆえに後継者候補の男子は成人するまで(昔は元服まで、今は高校卒業まで)女子として育てる風習があり、彼もまたその例に漏れない。自身の境遇や実家の事情には小6の頃に気付いた。現在の彼は自身のことを「本当は男の子」だとしっかり分かっているが、むしろ女装を楽しんでいる(胸の上げ底は特に行わない、下はズロース。スリップを着用することも多い)。地域の普通の高校に通っている。
今で言う「小悪魔」的な性格をしており、自らの可愛さを自覚して近くの男の子達を惑わせては喜んでいる。いたずらも好きで、よくあっかんべーをするのがチャームポイント。女の子達とはボロが出ない程度に上手に付き合っている。話し方はいわゆるお嬢様口調で、柔らかい。切れ者の側面もあり、魔物退治の際は知略で魔物を追い詰める。
学校では部活には所属していない。切れ者であり頭は良い。神職の資格を取れる大学への進学を目指している。身体能力は高いが体育では手を抜いている。なお、体育の授業にはブルマーやスクール水着を着てちゃんと出てくる(それに伴う種々の問題のごまかし方は「教えられませんわ」とか)。

原口姫子(はらぐち ひめこ)
活動時期:1980年代前半
職業:高校2年生
誕生日:11月16日
血液型:O型
身長:160cm
体重:48kg
3サイズ:77-60-81
呼称:はらぐっちゃん
一人称:私
二人称:先輩→苗字+先輩、同級生・後輩:苗字+さん
一般サラリーマン家庭に生まれ育っている女の子。
運動部に所属する高校生にしてはやや気弱で優しい性格。
学校ではバレー部に所属。ポジションはウイングスパイカー。運動能力それ自体は悪くないもののポジションを考慮するとやや身長が低く、強豪と当たると見劣りしてしまうのは否めない(ただ同学年の部員も全体として背が低い)。
クラスメートかつ部活仲間でセッターの平川未来とは仲が良く、来年はこの2人が部の中心選手となっていくであろうと自他共に認めている。ただ未来がこれまた同じクラスの蠣崎丸恵に執着していることについては理解を超え始めている。
「そんなに蠣崎さんのことが気になるの?」

岩谷真奈美(いわや まなみ)
職業:大学1年生たまに巫女
誕生日:12月10日
身長:159cm
体重:46kg
一人称:わたくし
そこそこ大規模な神社(天狗が創設したという伝説があるが信用できない)を所有する富裕な家庭に生まれ育った女性。現在は家を出て市外の大学に通っているが、高校までは彼女自身も実家の神社で巫女を務めていた。現在も帰郷時は巫女をする。貧乳。
非常におっとりとしていてマイペースな性格。実家の神社の神(女神)とも楽しく遊んでいる。服装の流行を気にしないこともあり大学には着物+袴で通っている。電化製品を扱うのも苦手で特にコンピュータは触ると壊してしまうレベルである(レポートは手で書いている)。その一方で霊感は非常に強い。ただし感じ取ったことを自ら漏らすことはない(聞かれれば答える)。また占いにも詳しく的中精度も高いがこれまた頼まれないとやらない。
興味のある分野は日本古典文学。神道研究系の大学院に進学する必要もあるかと思っている。
運動部に所属した経験はないくせに実は身体能力が非常に高く(本人は「天狗さんの血が流れているからですわー。」と言っているが信用できない)、特にボールを投げるとレーザービーム。
「ここまで来られたのは神様のお力ですわー。」

門奈小百合(もんな さゆり)
職業:中学2年生兼巫女
誕生日:5月25日
身長:152cm
体重:43.5kg
一人称:わたし
あまり大きくない神社で生まれ育っている女の子。彼女自身も実家で巫女をしたりもしている。
きつめの顔立ちに似合わない甘えん坊で依存心が強い性格。それに加えてMっ気もある。自分の神社の神(男装の女神)のことは小さいころは「カッコいいお兄さん」くらいに考えており、女だと知った時は寝込んでしまったほど。しかし現在は「お姉さま」とよく甘えている。実家の神様は厳しい性格でなぎなた術などを厳しく仕込まれたりもするのだがMっ気のある彼女にはむしろそれくらいでちょうどいいようだ。
新体操のジムに通っており、身体能力はそこそこ高く動きも器用。しかし新体操の技量や才能はソコソコで大会での上位や世界を目指す感じではない。
よく動いていることから体型はすらりとしている。
「ナチお姉さま、今日も厳しく鍛えて下さいませ。」

名前:馬場佳奈絵(ばば かなえ)
活動時期:1980年代前半
職業:高校3年生
誕生日:8月14日
血液型:A型
身長:171cm
体重:60.5kg
3サイズ:84-64-88
呼称:かな様、キャプテン
一人称:私
二人称:部員→名前、あまり親しくない人→苗字+さん
公務員の家庭に生まれ育っている女の子。
基本的には若干人見知りの気があり人を寄せ付けない雰囲気があるが長身と部活での活躍(後述)と中性的な風貌も相まってかえって女子たち(特に下級生の)の人気を集めてしまっているきらいあり。ただ、一旦気を許した相手にはフレンドリーになる(部員を名前で呼ぶのもその表れ)。
学校ではバレー部に所属し、主将を務める。ポジションはウイングスパイカー。体格・体力に恵まれていることもありチームにとっても最重要の得点源。一応バレー特待での大学進学がほぼ決まっている。
自身の部活引退後は2年生でセッターの平川未来にチームを任せる気でいるが、彼女がクラスメートにまつわることで悩んでいる様子なのは心残り。
「未来は真面目で練習熱心なんだけど…。」

蠣崎真琴(かきざき まこと)
年齢:39歳
誕生日:10月27日
血液型:B型
身長:191cm
体重:77kg
一人称:私
「自分自身を輝かせるために、ファッションはあるのよ。」
フランスを拠点に活動する日本出身のファッションデザイナー。現在は既にフランスに帰化済。長身で中性的な美男子で一見するとクールな「男装の麗人」に見える。デザイナーとしては自前のブランド「macomaru」を立ち上げており、日本でも若手女性芸能人のようなファッションへの感度が高い層を中心に知る人ぞ知る存在として認識されている。
実家はそこそこ大規模な神社で、魔物退治なども行っている。建っている場所が「魔物を封印するために必要な場所」だそうで、そのせいか代々生まれる男子の生命運が極端に悪い傾向にある。ゆえに後継者候補の男子は成人するまで(昔は元服まで、今は高校卒業まで)女子として育てる風習があり、実際6歳上の兄が女の子として育てられていた。ただ彼自身は次男であることから男の子として育てられている。
その一方で幼少期から容姿に恵まれていたこともあり父親によくイタズラ(寝ているうちに裸に剥かれて下着ごと女装させられるなど)されており、また服装の趣味が父親と著しく乖離していた(父親はコスプレなどのネタ系の服や過剰にエロい服を好んでいた)ことや兄と異なり魔物退治に関する才能が全く無かったことなどから父親との折り合いが悪くなり、自活への意思や父親のアレな趣味趣向に対する反発心もあって高校卒業と同時に家を出てファッションデザイナーへの道を志すようになる。その過程でフランスに移住している。
ただ兄(現在は神社を継いでいる)とは現在も仲が良い。幼少期には女の子として育てられていた兄のことを「自慢の美人のお姉様」と慕っており、ブランド名も自身と兄の名前の一部を組み合わせたものである。またデザインのアイディアを考える時も「女子中高生」時代の兄を思い浮かべながら、ということが多い。兄の息子も現在風習で女の子として育てられているが、よく自分でデザインした服(オリジナルデザインや試作品など)をプレゼントしている。
妻はフランスで釣り上げており4歳になる息子がいる。息子もまた中性的な可愛い少年だが父(つまり祖父)の玩具にされるのが嫌なのでまだ日本には連れて行ったことがない。
生育環境のせいか口調はいわゆる「おネエ口調」。

小田原朝陽(おだわら あさひ)
活動時期:1960年代初頭
職業:高校2年生
誕生日:2月7日
血液型:O型
身長:172cm
体重:61kg
3サイズ:86-65-90
呼称:アサちゃん、鉄塔ちゃん
一人称:私
二人称:先輩・同級生・後輩問わず苗字+さん
実家は割合に富裕な農家。
親の知り合いに「後継者候補の男子を成人するまで女子として育てる」という変わった風習を持つ神社があり、そのつながりでそこの跡取り息子(当然に女の子として育てられている)とは幼少期から秘密を知った上で一緒に育っている幼馴染であり、現在将来を誓い合った仲。
…なのだが、その気安さからか時折暴走する傾向のある「彼」に対し当時の少女にしては珍しく暴力的に突っ込むことも多く、また当時の少女にしては非常に体格が良い(「彼」よりも大きい)ことや「彼」の外面の良さといった条件からよく比べられては「女らしさが足りない」と言われまくっておりその度に「彼」に対して複雑な感情を抱いている。
部活でなぎなたをしている。なぎなたは「彼」の神社とは別の神社の神の手ほどきを受けていたこともあり、技量もなかなか優秀でかっこいい。
「まーちゃんは男の子を嘗め過ぎだわよ…。」

リュカ・カキザキ(Lucas Kakizaki)
年齢:4歳
誕生日:9月13日
日本出身のファッションデザイナーを父に、フランス出身のファッションモデルを母に持つ日系フランス人2世の幼児。母語はフランス語で日本語は全くと言っていいほど分からない。
現在は父親の意向もあって伸び伸びと腕白に育てられている。今好きなのはサッカー。
父親が日本の実家と複雑な事情を抱えている(父は父方の祖父(すなわち自分の父)と会わせたくないらしい)こともあり彼本人は来日経験なし。

蠣崎沙月(かきざき さつき)
職業:中学2年生兼巫女
誕生日:10月15日
血液型:A型
身長:157cm
体重:41kg
3サイズ:83(C)-55-85
名称:さっちゃん、さっちん、さっきー他
一人称:わたし
二人称:先輩・同級生・後輩問わず苗字+さん
「わたしもお姉さまの役に立ちたいの!」
神社の娘で中学2年生。3歳年上の兄がいる。
実家はそこそこ大規模な神社で、魔物退治なども行っている。建っている場所が「魔物を封印するために必要な場所」だそうで、そのせいか代々生まれる男子の生命運が極端に悪い傾向にある。ゆえに後継者候補の男子は成人するまで(昔は元服まで、今は高校卒業まで)女子として育てる風習がある。
以上の事情から兄は高2になった現在も女の子として育てられているが、彼女自身は正真正銘の女の子で風習の対象外であり、また兄と違って魔物退治に関する才能を幼少期から見せていたわけでもなかった(兄はむしろ天才の部類)ことから普通の少女として育てられている。
兄よりは全体的に父親に似ており、若干恥ずかしがり屋なものの明るくほわっとした性格・雰囲気であるが生育環境が特殊なせいか年齢の割にはしっかり者で、父の過去や兄の現状、蠣崎一族の呪いなどについては彼女なりに受け止め切っている様子。その一方で祭神や祖父の自らの欲望に忠実な行動に対しては厳しく対処する。巻き込まれ体質。
いわゆる女子力の高いタイプで、事務作業などが得意な兄とは対照的に家事関連に高い適性を発揮している。服装の趣味は叔父のそれに近く(叔父からのプレゼント品も好む)、(コスプレ系や過剰にエロい服を好む)祖父とはその話題でよく衝突している。
兄妹仲はかなり良好。兄が一族の掟で女として振舞わなければならない事も知っているがそれに対して嫌悪感を示すことはない。むしろそこらの女子より女らしい振る舞いに憧れている。現在でも兄と一緒に着替えたり入浴したりといったことにも特段抵抗はない。兄のことは「お姉さま」と呼称。
兄と異なり魔物退治の才能を見せていたわけでも、また異世界の錬金術師に魅入られたりしたわけでもないことからそのまま平凡に育っていくかに思われていたが…?

スルヤ・カキザキ(Surya Kakizaki)
年齢:26歳
誕生日:3月25日
フランス出身のファッションモデル。旧名はスルヤ・クペ(Surya Coupet)。
ファッションモデルとしては大成しなかったが、そこで出会った日本出身の13歳年上のファッションデザイナーと年の差婚&国際結婚をし一旦モデル業を退き一児をもうける(4歳の男児)。なお結婚を機に夫がフランスに帰化している。
現在もモデル業は半引退状態でたまに夫のデザインした服の宣材写真の撮影に協力する程度。ただ20代後半&一児の母となった現在も若々しい風貌は保っている。
夫が自らの方針から家庭では極力フランス語を使っていることもあり日本語はあまり分からず、息子もフランス語を母語として育てている。

蠣崎弥(かきざき わたる)
活動時期:1920年代末期
職業:高等女学校2年生兼巫女
誕生日:8月10日
身長:169cm
体重:55kg
呼称:弥さん、弥さま
一人称:わたくし
二人称:先輩・同級生・後輩問わず名前+さん
女の子として育てられている男の子。
実家はそこそこ大規模な神社で、魔物退治なども行っている(彼自身も「巫女」として働くことあり)。建っている場所が「魔物を封印するために必要な場所」だそうで、そのせいか代々生まれる男子の生命運が極端に悪い傾向にある。ゆえに後継者候補の男子は成人するまで女子として育てる風習があり、彼もまたその例に漏れない。実家が金銭的に余裕があることや彼自身学業成績が優秀であることから自分が本当は男の子であると知っている現在も女の子として高等女学校に通っている。
ただ「退魔の巫女」としての才能には乏しく、それ故に努力を重んじており、明るく享楽的な性格の祭神とは反りが合わない面がある。しかしながら自らの未熟さから祭神に危機を救ってもらうことも少なくないためそれには後ろめたさを感じている。
また才能の乏しさや未熟さから魔物から屈辱的な辱めを受けさせられることもそこそこあり、そのせいで他人に対して心を開けないでいる。
「女の子にしては」相当な長身であり、また整った顔立ちから校内では「お姉さま」的扱いを受けることも多いがそれについても後ろめたさを感じている。
「修行を怠けるわけにはまいりません、イヨ様!」

江洲鞆絵(えす ともえ)
活動時期:1920年代末期
職業:高等女学校1年生
誕生日:4月25日
身長:149cm
体重:46.5kg
呼称:鞆絵さん、鞆絵さま
一人称:あたし
二人称:基本的に名前+さま
結構富裕な商家の娘である高等女学校1年生。思い込みと裏表の差が激しい性格。
高等女学校入学の時に偶然出会った1学年先輩の神社の「娘」である蠣崎弥に一目ぼれしてしまい、以降その「娘」によく付きまとうようになった。実は「娘」が魔物に敗北しひん剥かれて辱めを受けている場面を目撃してしまったことからその正体を知っているのだが、そのことは本人含め誰にも言っておらず、むしろ「弥お姉さまのお嫁さんになるのはあたししかいない」という思いを強くしている。
「将を射んと欲すれば先ず馬を射よ」という考えから「娘」の実家である神社の祭神の好きそうな俗っぽいお供え物をよく持ち込んでいる。
「弥お姉さまー!今日もお綺麗ですわー!」
(あたしだけ…弥お姉さまのあんな姿やこんな姿を…うふふ…。)
「イヨ様、今日はキャラメルをお持ちいたしましたわ。」

蠣崎真織(かきざき まおり)
活動時期:20数年後
職業:中学1年生兼巫女
身長:164cm
体重:51kg
名称:まお、まおちゃん
一人称:あたし
二人称:先輩は苗字+さん、同級生・後輩は名前+さん
「お父様みたいに美しくなりたいです。」
「イヨ様、今日は何をして遊びましょうか?」
女の子として育てられている男の子。
実家はそこそこ大規模な神社で、魔物退治なども行っている(彼自身も「巫女」として働くことあり)。建っている場所が「魔物を封印するために必要な場所」だそうで、そのせいか代々生まれる男子の生命運が極端に悪い傾向にある。ゆえに後継者候補の男子は成人するまで(昔は元服まで、今は高校卒業まで)女子として育てる風習があり、彼もまたその例に漏れない。
母親が元近くの神社の巫女で、嫌なことがあってもすぐに忘れてしまう性格であり、それも受け継いだためか最近自身の境遇や実家の事情に気付いた際も割とすぐに立ち直り、現在ではかつての父親のように立派な「巫女」になりたいと思っている(ただし「巫女」としての才能は平均的)。そういうこともあり基本的に言動は明るい。また祭神にはかなり懐いておりよく一緒に遊んでいる。
学業成績は中の上くらい。身体能力は例によって「女子にしては」高い方。

蠣崎紗織(かきざき さおり)
活動時期:20数年後
職業:小学5年生
身長:154cm
体重:46kg
名称:さーちゃん
一人称:わたし
二人称:基本的に苗字+さん
「姉上はイヨ様に甘すぎるのではありませんか?」
神社の娘で小学5年生。2歳年上の兄がいる。
実家はそこそこ大規模な神社で、魔物退治なども行っている。建っている場所が「魔物を封印するために必要な場所」だそうで、そのせいか代々生まれる男子の生命運が極端に悪い傾向にある。ゆえに後継者候補の男子は成人するまで(昔は元服まで、今は高校卒業まで)女子として育てる風習がある。
以上の事情から兄は中1になった現在も女の子として育てられているが、彼女自身は正真正銘の女の子で風習の対象外であることから普通の少女として育てられている。
小5女子にしては身体の発育が良好なことに加えて身体能力が小5女子にしてはなかなか優秀で日頃から地元の少年チームでサッカーに取り組んでいることに加えて剣道や相撲(これらは近くの神社の女神に教わっている)も嗜んでいるスポーツ少女。
スポーツをやっているせいか自分にも他人にも厳しい傾向があり、性格的には兄より父親寄り。遊び好きな祭神やその祭神に懐いてよく一緒に遊んでいる兄のことは「厳しさが足りない」と思うこともそこそこある。
ただそれでも兄妹仲はかなり良好。兄が一族の掟で女として振舞わなければならない事も知っているが真面目な性格ゆえそれに対して嫌悪感を示すことはない。現在でも兄と一緒に着替えたり入浴したりといったことにも特段抵抗はない。兄のことは「姉上」と呼称。

蠣崎美晴(かきざき みはる)
想定年齢は12歳くらい。
1歳年上の姉がいる。
身長154cmくらい。
一人称は「オレ」で乱暴な口調。
スポーツ全般や野遊びを好む「おてんば娘」。
しかし「まさか」と思われているせいかかえって男の子とバレないでいる。
ただし精神はあくまで「女の子」なので魔物に服をズタズタにされるなどすると泣きじゃくる。
イヨのことは「イヨ公」と呼ぶ。イヨに「イヨ様と呼ぶのじゃ!」と言われても直さない。
「オレに任せとけって!魔物なんかコテンパンにしてやるよ!」
「全くじっちゃんはうるさいんだよなあ。」
「ようイヨ公元気か?」

蠣崎真煌(かきざき まあき)
想定年齢は13歳くらい(美晴の1歳上)。
身長160cmくらい。
一人称は「アタシ」で軽い口調。
いつもテンションが高く、カッコいいことが大好き。ただしカッコいいことを実行するためなら辛いことにも割と耐えられる。
胸はほぼ成長し切っており、大き過ぎず小さ過ぎず絶妙なサイズとなっている。
イヨのことはちゃんと「イヨ様」と呼ぶがあまり尊敬はしていない。
「妹」の美晴のことは「みーたん」と呼んで溺愛しているが結構セクハラもする。
「きゃははは!」
「お母様のそれカッコいい!アタシもやってみたい!」

蠣崎礼&信
活動時期:1900年前後
職業:尋常小学校3年生
誕生日:12月13日
一人称:あたし(どちらも)
魔物退治などを行っているそこそこ大きな神社である蠣乃神社に生まれた双生児。
「双生児の姉妹」ということになっているが実は「兄妹」である。
なおこの段階で既に法律上は「先に生まれた方が兄姉」になっているがこちらでは昔の慣習に則り「先に生まれた方が弟妹」としそのように届け出ている。
お互いは名前で呼び合っている。
蠣崎礼(かきざき れい)(左)
蠣乃神社の双生児の後に生まれた方で、「姉」。
「姉」となっているが本当は神社の風習に則り女の子として育てられている男の子である。
「女の子」としては活発。特に多弁なのが目立ち、喋り出したら止まらなくなる。
蠣崎信(かきざき しん)(右)
蠣乃神社の双生児の先に生まれた方で、「妹」。
こちらは正真正銘の女の子。
落ち着いた性格で「姉」の礼のストッパーになることも多い。

初野綾子(はつの あやこ)
年齢:26歳
職業:占い師兼スーパー店員
誕生日:9月17日
身長:161cm
体重:53kg
一人称:アタシ
珍しい20代の占い師。京阪神地区を根城に辻占で小銭を稼いだり依頼者の自宅に出向いて時間いくらの相談料を取ったりしている。
相手のプロフィールや言動から相手の求めていることを察知するのが上手い上、「かすかながら神様の声が聞こえる体質」であることから占いの精度はなかなか高い。しかし占いだけでは食べていけないのと人生経験を積み増す目的からスーパーの店員もしている。
相手の態度に動じない性格で、ハッタリをかますのも上手い。喋り方は物静かなのが基本。
本人は意識していないのだが、実は母方の高祖母が岐阜の魔物退治なども行っている神社の出身で、「かすかながら神様の声が聞こえる体質」はそれに由来する。
オフの日は家にこもってゲームばかりしているが、実はそれも「血の呪い(高祖母の実家の神の呪い)」だったりする。
結構グラマーであり、時にハッタリ目的で露出の大きな服で仕事することもある。
「キエエエッ!」(←ハッタリ)
「何故外で遊ぶ気がしないのかしら…?」

鹿取糸(かとり いと)
活動時期:1900年代
(画像はローティーン期)
誕生日:4月2日
一人称:私
魔物退治などを行っているそこそこ大きな神社である蠣乃神社の双生児である礼と信の幼馴染。二人とは同い年。
当時の女の子としては活発で気が強く、特に「姉」の礼とは手が合う。また当時の女の子としては身体(胸含む)が大きい。
後に「姉」の礼の正体を知った上で結婚しているが、それからは「肝っ玉母さん」化した。
実は蠣乃神社の祭神であるイヨと声が酷似しており、夫や息子でも判別に迷うほど。なおイヨにはかなり厳しい。

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