オリジナルの神・精霊たち
人々を見守る?神や精霊たちです。結構生臭い性格しているのも多いです(笑)。
「ノエルの七福神」
〇厄払いの神・イヨ
蠣崎香澄の実家の祭神。年齢は4桁行っている?祀られている神社は「蠣乃神社(かきのじんじゃ)」。岐阜に所在。
日本神話に出てくる神っぽい複雑な名前があるが大体において通称の「イヨ」で通している。
普段は年代物の銅鏡(持っていると魔除けになるホーリーアイテムでもある)の姿をしている。
見た目はローティーンの中性的な男の子という感じ。普段は巫女装束で過ごしているが男神で、女の子として育てられている後継者の男の子の遊び相手&相談相手も兼ねる。
「今生きている時代に適応する」がモットーで物欲も旺盛。現在はコンピューターゲームに目が無くしばし香澄を困らせている。
喋り方は「~じゃ」「~のう」といった語尾を多用する偉そうな物で、一人称は「イヨさま」。
神仲間にミオやナチがいる。なお三柱は同じ母から生まれたきょうだいだが、三柱ともその事実を知らない。
おでこのマークは「銅鏡」。
本名は「平厄依世彦命(びょうやくのいよひこのみこと)」
※新しき女神カツキヒメ(女神カツキ)
性別:肉体は女、精神はハイブリッド
身長:170cm
体重:55kg
3サイズ:88(D)-62-88
一人称:わたし
香澄・沙月の蠣崎兄妹は「マスクドメイデン・カスミ」と「退魔の巫女・蠣崎沙月」として共闘を重ねた結果、祭神イヨを介して二人と一柱で合体変身する能力を身に付けた。そうして誕生した新たな変身ヒロインで、自ら「新しき女神カツキヒメ」と名乗る。周囲からは「(女神)カツキ」と呼ばれることが多い。本名は「平厄香月姫命(びょうやくのかつきひめのみこと)」。
肉体のベースは沙月なので女性。そこに香澄の要素が加わっているので長身ですらりとした割に出るところが出ている見た目になっている。髪は銀色の長髪で、瞳の色は赤。表情は香澄っぽい。声は香澄と沙月のユニゾン(ドラゴンボールのベジット方式)。
性格のベースは香澄なので真面目でツッコミ寄り。ただ沙月やイヨの要素も加わっているので香澄よりは若干自信家で落ち着いた部分あり。なお変身解除後は全員変身中にあったことをはっきりと覚えている。
香澄・沙月・イヨが三位一体となったことから霊力・身体能力とも大幅にブーストされているが(本人曰く「これが神の領域ですよ。」とのことだが…)、一方で心身への負担も激烈で全力だとおよそ10分、抑えてもおよそ30分で合体変身が解けてしまい、解除後は香澄・沙月とも全裸になってしまうので一転大ピンチに陥ってしまう。そのため「本当に危険な相手に一発逆転を狙う」といったシチュエーション限定でしか使われないまさに最後の切り札と言える形態なのである。
服装は若干裾の短い緋袴の巫女装束+大型の平額、といった感じ。武器はロングサイズの大幣で、それを振り回して浄化作用のある風を起こして戦う。必殺技は大幣のフルスイングで放つ「聖嵐振」。
※未来世界では香澄・沙月の死後の魂が融合してイヨの娘である女神として改めて顕現している。性格のベースは香澄なのでイヨのおねだりに対し強力なストッパーとなっている(香澄がイヨのことを心配するがあまり顕現したのではないか?とする説も)。
〇防火の神・ミオ
岩谷真奈美の実家の祭神。年齢は4桁行っている?祀られている神社は「岩樽神社(いわたるじんじゃ)」。岐阜に所在。
イヨやナチの仲間だったりライバルだったりする神。なお三柱は同じ母から生まれたきょうだいだが、三柱ともその事実を知らない。
日本神話に出てくる神っぽい複雑な名前があるが大体において通称の「ミオ」で通している。
普段は年代物の硬玉ヒスイ製の勾玉の姿をしている。
見た目は10歳くらいの女の子という感じで、見た目の通り女神。田舎の少女のような素朴な性格。
おはじきやお手玉のような電気を使わない遊びを好む。
「~じゃ」口調。一人称は「妾(わらわ)」。
おでこのマークは「勾玉」。
本名は「火伏澪姫命(ひぶせりのみおひめのみこと)」
〇武芸の神・ナチ
門奈小百合の実家の祭神。年齢は4桁行っている?祀られている神社は「門ノ上神社(かどのかみじんじゃ)」。岐阜に所在。
イヨやミオの仲間だったりライバルだったりする神。なお三柱は同じ母から生まれたきょうだいだが、三柱ともその事実を知らない。
日本神話に出てくる神っぽい複雑な名前があるが大体において通称の「ナチ」で通している。
普段は年代物の剣(つるぎ)の姿をしている。
見た目はミドルティーンの女の子という感じですらりとしていて胸は小さい。女神だが男装しており「男前」でストイックで自分にも他人にも厳しい性格。心身の鍛練を殊の外好み特になぎなたの訓練が好き。
「~じゃ」口調。一人称は「儂(わし)」。
おでこのマークは「鏃」。
本名は「尚武那智姫命(しょうぶのなちひめのみこと)」
〇水の神・キク
通称は元来の在住地(後述)より「キク」(本名は別にあり)。
年齢は3~400歳くらい(みき(@Aoi☆はるえさん)よりは上、イヨ、ミオ、ナチよりは下)。
六甲山の旧菊水山駅から入った川沿いに自分の社(名前は「菊陵社(きくがおかしゃ)」)があったのだが、最寄り駅の休止(実質廃止→後に本当に廃止)に加えて社がダム工事で沈んでしまったことから市街地に出てきた。その際にやはり社を失って和菓子屋に居留するようになった後輩の女神であるみきと仲良くなった。
本来は六甲山の水の女神で、特に水泳が大得意。ヌードリングで魚を取るのもお手の物。ちなみに水泳の時の格好は現在はスクール水着。
見た目年齢は14~5歳くらい。身長は見た目年齢の平均レベル。胸は少し貧乳寄りの普乳。髪の色は鉄紺。
基本的には穏やかで優しい性格だが、みきがパチンコ屋に入り浸ろうとするなど堕落した行動を取ろうとしたらしっかり窘める。
一人称は「わたくし」。ですわ口調。
現代文明への適応力はそれなりに高く、ゲームも何回かやったらやり方を覚えるがそれにのめり込み過ぎることはない。
水の女神ということで魚は獲るのも食べるのも好きだが、あまりに魚が好き過ぎて魚(特に高級魚)に関する話題を耳にすると性格が豹変してしまうのが難点。
母親が信州にいるがキク自身はそのことを認識していない。
本名は「菊水清流姫命(きくすいのせいりゅうひめのみこと)」
〇農事と養蚕の神・マユ
(「エレクトロニックプリキュア」指南役)
年齢は4桁行っている?大体イヨ、ミオ、ナチと同じくらい。
日本神話に出てくる神っぽい複雑な名前があるが大体において通称の「マユ」で通している。
松本平の某所にある神社「繭栄神社(けんえいじんじゃ、ちなみに無住の神社である)」の祭神(女神)。現在地域では養蚕はほぼ廃れているがそれでも「農事と養蚕の神」のままではある。
150~160年ほど前に当地の天才少年の手により奉納された算額に魂が宿ったことにより誕生した精霊・ジュリが現代の少女戦士「プリキュア」の支援活動を始めたことから何となくジュリと繋がりがありプリキュアに変身する少女(はるの、あずみ、かよ、雅)や精霊(マイキー、ツキ(こちらはプリキュアへの変身能力あり)、かぐや(「本当に危ない時」にはプリキュアへ変身可))たちの指南役と言うか司令官と言うか姉貴分的な立ち位置に納まっている(その前からジュリやツキにとっては姉貴分だったが)。
また「光堕ち」後のかよを自分の社に住まわせている。
趣味は境内で野菜を育てて漬物にすることと山で木の実(柴栗など)を拾うこと。得意料理は漬物を具にしたおやきと木の実を使った菓子類。
基本的に面倒見が良いが若干浮世離れしている面も。ただはるのとの出会いを機にPCの勉強を始めている。
見た目年齢は16~7歳くらい。身長は見た目年齢の平均レベル。胸は大きめ。
一人称は「わし」。のじゃ口調。
おでこのマークは「繭玉」。
母親が同じ信州にいるがマユ自身はそのことを認識していない(関わりが無いわけではないが…)。
本名は「八坂繭姫命(やさかのまゆひめのみこと)」
〇星の神・ゴウ
年齢は250歳前後(イヨ、ミオ、ナチ、マユ、キクより下)。
元々は某星(長谷川裕一先生のすごかが理論でいうところの「デンジ星系文化圏」の辺りかと想定)の大学生でツーリング的に星めぐりをしていた(ちょっと前の日本でいうところの「カニ族」や「ミツバチ族」に相当)のだが、その途中宇宙船に大きな故障が発生し約250年前当時の地球の日本の美濃国の田地に不時着、一命は取り留めたものの宇宙船が修復不能になり地球からの脱出が不可能になってしまった。その後周辺住民からは「天女」として大事にされ地元の神であるイヨ・ミオ・ナチからも援助を受けていたのだが結局負傷が癒えなかったことと地球の環境になじめなかったことから早くに死亡してしまう。その後その死を惜しんだ住民の手により小さな社が建立されイヨ・ミオ・ナチから神通力を分け与えられたこともあって神として復活した。
神としては「星の女神」で、御神体は「宇宙船のメインコンピューターのCPUだったパーツ」(当時の住民がカッコいいからと保管していた)。社(後述の理由から「天罡社(てんこうしゃ)」と名付けられている)は現在住宅地の中にある。
名前の「ゴウ」は漢字では「罡(四+正)」と書く。水滸伝の主要登場人物である「百八星」の中でも上位の星である「天罡星三十六星」に因んでミオが名づけた。ちなみに天罡星とは中国では「北斗七星の柄の部分」という意味もある。元々の名前は「リリー」。
死亡時の年齢が地球人換算で20代前半だったので現在の見た目年齢もそのまま。やや背が高く「ボンキュッボン」。髪の色は浅紫。眼はいわゆるオッドアイ。
見た目年齢こそ高いものの誕生の経緯からイヨ・ミオ・ナチの妹分的な立場に収まっている。性格も真面目で先輩の頼みは断りづらい。
一人称は「私」。ですます口調が基本。
パーソナルな宇宙旅行が出来る程度に発展した星の出身のため地球文明の発展の進行については「歴史の授業で学んだことを実体験として見直す」感覚で触れており、そのためイヨからは新しい遊びの指南役として頼られることも多い。
地球でいうところのツーリング趣味者だったことから現在も旅が好きだがお賽銭の収入が少ないのでなかなかできないでいる。そのため神無月の出雲遠征を非常に楽しみにしている。なお旅では珍しい景色や施設を見るのが一番好きだが名物料理も食べられればそれに越したことはないと思っている。
神になってからの本名は「洪宙天罡姫命(こうちゅうてんこうひめのみこと)」
〇(参考)宇宙人・ドナ
某星(長谷川裕一先生のすごかが理論でいうところの「デンジ星系文化圏」の辺りかと想定)の宇宙人。某星の宇宙人としては色々と平均的。元気者でリリーという姉がおりずっと可愛がられてきた。
姉が宇宙旅行中に消息を絶ってからずっと心配して捜索を重ねてきたが、苦心の末事故により地球に墜落していたことを突き止め、迎えに行く。
しかし、姉は既に死亡しており「ゴウ」と改名し当地の神となっていたことを知り、連れ戻すことを断念。
以上のことは「天女伝説」として当時の蠣乃神社の「巫女(もちろん男の娘)」によって絵入りで記録されており現在でもその書簡は蠣乃神社にて保存されている。
ちなみに彼女自身は母星で天寿を全うした模様。
「そっか…。お姉ちゃんはこの星で神様になったんだね…。」
〇(参考)宇宙人・ラーク
リリーとドナの父親で、高校の理系教諭。元ネタ(うる星やつらの諸星あたる)と異なり浮気性ではない。
〇(参考)宇宙人・ユイ
リリーとドナの母親で、自宅の近くの工場の事務員。元ネタ(うる星やつらの三宅しのぶ)と異なり身体能力は低い。
〇水路の神・カイ
1901年生まれ(2010年代後半現在120歳弱)。
湊川の流路変更によって誕生した湊川隧道の守り神。特に社は持たない。
通称の「カイ」は「新開地」から採られた。
先輩の神であり、元々は湊川の上流をホームとしていたキクのことは当初から非常に慕っており、「キク様」と呼んでよく一緒に行動している。
性格はキクより厳しく、仲間の堕落した行動に対してもあまり快く思っていない。仲間のギャンブルの上がりを強制的にお賽銭にしてしまうのもキクより容赦なく行う。身体能力も妙に高く武闘派。
見た目年齢は20歳前後。身長はキクとどっこいどっこい。胸の大きさは下の上。髪の色は海老茶。
一人称は「私」。ですます口調が基本だがバッサリと切って捨てるような言い方をしてしまうことが多い。
ホームから一番近い繁華街が新開地であることから映画が大好き。しかし映画の見過ぎで目が悪くなってしまったので現在は眼鏡を常用している。
本名は「会下湊姫命(えげみなとひめのみこと)」
〇「七福神」の教え
イヨ:悪を祓い日々を楽しく過ごす
ミヨ:火災や天災から身を守る
ナチ:心身を鍛え物事に真面目に取り組む
ゴウ:旅先での病気や怪我に気を付ける
マユ:衣食あることに感謝する
キク:水をきれいに保つ
カイ:施設や物品を大切にする
「ノエルの三邪神」
〇怠惰と睡眠の邪神・ネム
1700年ごろ生まれ。
怠惰と睡眠を司る邪神(疫病神)で、しばしば人間をそそのかしてはサボり・居眠りに導いている。一応女神である。
最近の大きな仕事としては「1990年代後半に当時関西の人気野球チームにいた某大物外国人選手に対し枕元で『野球を辞めろというお告げ』をささやいた」というものがある。
その一方で過労でボロボロになった人間の自殺を思いとどまらせるなど完全な悪とは言い切れない面もある。
かつては米の取引で知られた大阪は堂島に自分の小さな社「朝寝社(あさいしゃ)」がある。祀ることによって家や店に入らないようにして商売繁盛を願う、というような方向の信仰がなされている模様。
見た目年齢は20代前中盤。背は平均的だが胸の大きさは下の中でまな板。髪はボサボサで衣もつぎはぎが多い。袴は紅梅色。
一人称は「あたし」で間の抜けた喋り方。
当然の如く怠け者で飲酒と睡眠が大好き。ただ小銭が入ると安酒を買って呑んで寝てしまうのであまり豪遊はしない。出入りする飲食店も安い店が多い。ギャンブルも嫌いではないが買い目が適当なので的中率は低い。
他の一般の神々とは、勤勉なタイプ(ナチなど)やおかんタイプ(キクなど)とは反りが合わないものの、享楽的なタイプ(イヨなど)とはノリが合わなくもない。
ワク・クイと共に「三邪神」「食う寝る遊ぶの三邪神」としてよくつるんでいる。ちなみに「三邪神」は同じ母親から生まれたきょうだいだがお互いそのことは知らない。
本名は「曙睡姫命(あけぼののねぶるひめのみこと)」
「折ったんでしょぉ?野球辞めちゃいなよぅ。もう十分頑張ったよぉ。」
〇恋と誘惑の邪神・ワク
1200年ごろ生まれ。
恋と誘惑を司る邪神(疫病神)で、しばしば面白半分に女性を誘惑している。男装してはいるが女神で、本人にも一応女神としての自覚はある。
その一方で飲酒・ギャンブル・暴力などの問題行動が目に余る恋人を持つ女性を「本気で落とし」たりすることもあるなど完全な悪とは言い切れない部分もある。
ちなみに男の娘も好きだがそちらはからかいの対象に過ぎない。岐阜の蠣乃神社の代々の「巫女」たちのことは「上玉揃い」と認識し、気に入っている模様。
松本平の南東の山中の山道(自動車通行可能な舗装道路)の近くに朽ち果てた自分の社「麗花社(れいかしゃ)」があるが、「カップルで行くと別れるスポット」として悪名が高く地元民から恐れられている。ホームは松本だが「狩り」のためにしばしば三大都市圏に行っている。
見た目年齢は20前後。やや長身で相当な巨乳。ただし胸は普段からさらしを巻いている。袴は浅葱色だが、スーツなどおしゃれな格好をすることも多い。いずれにせよ男装が通常モード。ショートカット。
一人称は「僕」または「自分」。カッコつけた喋り方を好む。
おしゃれなカフェ・レストラン・バーなどの研究には普段から余念がないものの、普段はラーメン・牛丼・ハンバーガーなどの気楽な食べ物を好む。昔はカッコつける用アイテムとして喫煙もしていたが今は受けないと考えているので止めている。
ネム・クイと共に「三邪神」「食う寝る遊ぶの三邪神」としてよくつるんでいる。ちなみに「三邪神」は同じ母親から生まれたきょうだいだがお互いそのことは知らない。
本名は「花心非彦姫命(はなごころのひこならずのひめのみこと)」
「おっ香澄ちゃん、今日も可愛いパンツ穿いてるね!」
〇美食と大食の邪神・クイ
1650年ごろ生まれ。
美食と大食を司る邪神(疫病神)なのだが、厄介なことに本人は全く悪気が無く「美味い物を好きなだけ食べて何が悪いか?」程度にしか考えていない。女装しているが男神で、本人にも一応男神としての自覚はある。
最近は主にダイエット中の若い女性を誘惑しダイエットを失敗に追い込む被害を多発させている。見た目が可愛い女の子っぽく警戒心を抱かせづらいことも被害を大きくすることにつながっている模様。
食い倒れの街として知られる大阪は道頓堀に自分の小さな社「美糧社(びりょうしゃ)」がある。一応祀ることで料理の腕前が向上する御利益もあるがそれ以上に食に対する欲望がコントロールできなくなる弊害が大きい。
見た目はローティーンの少女といった雰囲気。やや小柄かつやせ型。なお口が大きい。質の悪いことに彼自身はいくら食べても太らない。ぱっつん。衣も袴も白で全身白ずくめ。
一人称は「わらわ」。のじゃ口調。
当然食べることが大好きで、食べ物は何でも大好き。その場にある料理は全て食べ尽くさないと気が済まず、「メニュー全制覇」に挑んでしまうケースも多い。おまけに自らの料理の腕前も優れており、場合によっては「ターゲット」に振る舞うことも…。
ネム・ワクと共に「三邪神」「食う寝る遊ぶの三邪神」としてよくつるんでいる。ちなみに「三邪神」は同じ母親から生まれたきょうだいだがお互いそのことは知らない。
本名は「大食美糧彦命(たいしょくのうまきかてひこのみこと)」
「さあこれを食べるのじゃ!美味いぞ!」
「神々の母」(ヨウ・ヨキ・ナナで「三主神」を形成)
〇火山と黒曜石の神・ヨウ
少なくとも2000年近く生きているのではないか、とささやかれている大ベテランの女神。本人は「カグツチ、ひいてはイザナミの末裔」と自称しているが信用できない。ナナという妹がおり、近くに住んでいる。
火山は温泉など様々な恩恵をもたらす傍ら噴火により大きな被害をもたらすこともある。また火山岩の一種である黒曜石は刃物の材料として生活向上に重要な役割を果たす一方鏃などとして戦争に利用されたりもしてきた。そういった背景を持つことから善の心と悪の心を行き来している。
また、人々の思いと自分の心身のリズムがシンクロした時に他の神と契りを結び、新たな神を身籠ることがある。
これまで産んできた神々は以下の九柱。(イヨ・ミオ・ナチの義姉妹的な立場であるゴウとキクの妹分であるカイは実子ではない)
・イヨ(初子・長男)(善悪均衡状態)(父:ヨキ(オリジナル))
・マユ(二番子・長女)(善)(父:コト(オリジナル))
・ミオ(三番子・次女)(善)(父:飯縄天狗(実在信仰))
・ナチ(四番子・三女)(善)(父:羅刹天(実在信仰))
・ワク(五番子・四女)(悪)(父:トマ(オリジナル))
・キク(六番子・五女)(善)(父:ミシャグジさま(実在信仰+女神転生))
・クイ(七番子・次男)(悪)(父:ナシ(オリジナル))
・ネム(八番子・六女)(悪)(父:信濃中将(実在信仰))
・スズ(九番子・七女)(善)(父:ダイダラボッチ(実在信仰))
なお子供たちの「父親」は全て違う。善の心が勝っている時に産んだ子供は善神となり、悪の心が勝っている時に産んだ子供は邪神(疫病神)となっているが、初めての子であるイヨの時だけは善悪均衡状態で産んでおり、それがイヨがあのような俗っぽい性格になった原因なのではないかとささやかれている。
子供たちは例外なく産んですぐに遠方(神の存在を必要としている場所)に里子に出すような形で修行に出し、行き先で土着させている。そのため子供たちは母の顔も名も知らず、お互いがきょうだいであることも知らないが、やはり同じ母から生まれたきょうだいとして惹かれ合うものがあるのか善神(イヨ含む)は「七福神(ゴウ・カイも。スズはまだ正式にユニット入りできていない形)」として、邪神(疫病神)は「三邪神」として、それぞれよくつるんでいる。
神としてかなり強い力を持っていることを自覚しているため普段はホームである信州和田峠の奥にある洞窟に籠っているが、たまに山を下りて流行りの食べ物(2019年現在で言うところのタピオカミルクティーのような)に舌鼓を打つのが楽しみ。また子供たちが本当に困っている時は身分を隠して助け舟を出し、普段も親子の名乗りはしないが交流が無いではない。
見た目は老けたティーンエイジャーの少女といった雰囲気で、長身でなかなかの巨乳。髪がやや長く鋭い雰囲気。善悪の行き来を象徴しているためか左右の目の色が違う。
基本的に善モードでも悪モードでもクールで我慢強い性格で、あまり前に出たがらない。
一人称は「わし」。「~だぞ」「~だな」といった語尾を多用。
神々の母となったことで「格」が割と高いことから深紫の袴を着用している。
丹後熊野神社の龍神姫・ミラ(byAoi☆はるえさん)とは古い顔なじみで彼女の養女・ミルとはたまに遊んであげて歌を教えたりしていた。
本名は「和火之山黒玉比売命(やわらのひのやまのくろたまひめのみこと)」
〇火山と温泉の神・ナナ
推定1800年前後生きているのではないか、とささやかれている大ベテランの女神で、和田峠の火山と黒曜石の神・ヨウの実妹(「父親」は違う)。本人は「カグツチ、ひいてはイザナミの末裔」と自称しているが信用できない。
善の心と悪の心を行き来している姉と違いこちらは純然たる善神。
非常に古い歴史を誇り「信州最古の温泉」とも言われる別所温泉をホームとする温泉の神として同地を守りつつ姉であるヨウをサポートする。ヨウが「善モード」の時はお使いなど色々手伝いをするが「悪モード」の時はストッパー役になる。
見た目はやや大人っぽいかなくらいのティーンエイジャーの少女と言った雰囲気。胸は少し貧乳寄りの普乳。髪は片縛りにしている。姉と違いオッドアイではない。
基本的には気が強くやや自信過剰な部分もあるのだがそれは悪気があってのことではなく、何だかんだで「甥姪」や年下の神々に対しては面倒見が良い。また「善モード」の姉に対しては素直。
一人称は「わたくし」。普段は「~ですぞ」「~ぞよ」といった語尾を多用し、よく「あはは」などと豪快に笑っている。ちなみにヨウのことは「姉上」と呼び、ヨウに対してのみは敬語。
好物は蒸した米・野菜・まんじゅうなど蒸し物系。また当然入浴も好きなので「脱ぎ」もこなせる。姉のお使いをする機会が多いせいか健脚でスタミナ豊富。
「神々の母」であるヨウの妹で自身もかなりの長寿なので「格」が結構高いことから浅紫の袴を着用している。
本名は「和七久里比売命(やわらのななくりひめのみこと)」。
〇水の神・ヨキ
1400~1500歳位と見られているベテランの男神で、諏訪大社に源流を持つ水の神。ホームは諏訪地域某所にある「晴珠神社(せいしゅうじんじゃ)」。
岐阜の厄払いの神・イヨの「父親」であり、和田峠の火山と黒曜石の神・ヨウにとっては「最初に愛した男」にして「最も愛した男」である。現在でもヨウとは結構交流があり、また(「実子」ではなかったが)ヨウの娘である六甲山の水の女神・キクに泳ぎや魚取りを教えたりもしたらしい。
ただイヨと全く異なり絵に描いたように真面目で温厚な性格であり、仲間内での信頼も篤い。ゆえに関係者からは「何で(イヨが)あんなんなっちゃったんだ?」と常に不思議がられている。見た目も性格通りの好青年風といった感じ。
一人称は「僕」で穏やかなしゃべり方。
好物は川魚全般。特技はアイススケートでフィギュアもスピードもこなす。
神の父となったことで「格」が割と高いことから深紫の袴を着用している。
本名は「珠唾斧比古命(しゅだよきひこのみこと)」。
〇米と酒の神・コト
推定年齢1300~1400歳位の男神。諏訪地域某所にある「晴珠神社(せいしゅうじんじゃ)」の摂末社である「雲珠社(うんしゅうしゃ)」の祭神で、晴珠神社の祭神であるヨキの実弟。
「美味しい酒を造るためには美味しい米が必要で、そのためには水も…」というアプローチ。
もじゃもじゃの髪にオーラに欠ける風貌、かつ照れ屋な性格もあって普段は全く目立たないが、実は結構頭が良い。皆が詰まっている時に「あまり冴えておらずベターくらいだが実行しやすいアイディア」を出して皆を助ける。
兄同様和田峠の火山と黒曜石の神・ヨウとの間に子がある。兄の子と違って自身の子は面倒見の良い性格の娘で交流もまあそれなりにある。
一人称は「僕」。「だな」口調。
特技はアイススケートと歌。スケートはフィギュアに特化しているが競技フィギュアでは違反な技も結構使う。
一応神の父なので深紫の袴を着用している。
本名は「珠唾琴比古命(しゅだことひこのみこと)」。
(七福神に憧れている若手)
〇別荘と開拓の神・スズ
1920年代前半頃の生まれ。
1920年代後半から当時の兵庫県武庫郡山田村で始まった避暑地(鈴蘭台)の開発の神として送り出され、土着した女神。祀ってある社の名は「甲鈴社(こうりんしゃ)」。
当初は別荘地の神様らしくおしとやかな性格&雰囲気だったが時代が進み開発が進むにつれて性格が変化。1970年代に鈴蘭台がニュータウンとして大発展し大幅な人口増加を成し遂げた頃にはかなり元気で俗っぽい性格&雰囲気になっており、そのまま現在に至っている。
最寄り駅の沿線をホームとしている(いた)先輩の神々であるキクやカイのことは「キク様」「カイ様」と慕っている。キクやカイがイヨたちと何となく組んでいるユニット「七福神」に憧れており経験を積んだらいつか自分も入って「八部衆」とか「ラッキーエイト」みたいになれたら、と思っている模様。
またいかなる理由によるものか大阪は齋源京をホームとしている神のヒワコ(byminsionさん)とは妙に馬が合うところがあるらしくよく一緒に遊んでいる模様。
見た目年齢は10歳前後。髪の色はスズランを思わせる白。服装は戦前と戦後でかなり異なっている。
一人称は一貫して「あたし」だった。口調は現在は「~だね」「~だよ」系。
好物はアイスクリーム全般。
ちなみに元々の出身地は長野県東信地方で軽井沢にも近く、鈴蘭台の当初の触れ込みが「関西の軽井沢」だったこととも関係している可能性も指摘されている。実はキクとは母親が同じ姉妹に当たるのだが(カイはそうではない)、双方それには気づいていない。
本名は「小部鈴蘭姫命(おうぶのすずらんひめのみこと)」。
(他の神)
〇動物と山の神・コマ
室町時代頃に木曽で生まれる。
木曽馬の精霊を父に、土着の女神(「十二大権現の祭神たるコノハナサクヤヒメの系譜を受け継ぐ」と自称しているが信用できるかどうか)を母に持つ女神で、見た目や能力は馬と人の双方を受け継いでおり、並行世界に存在するとされている獣人族「ウマ娘」と類似しているのではないかとも言われている(成り立ちは異なるが)。サラブレッドの特徴が反映されているとされている「ウマ娘」と比較すると木曽馬の特徴を受け継いでいるためかトップスピードに劣る代わりに地形の起伏や使い詰めに強い模様。
御嶽山中の某所に自身の社「駿駒社(はやこましゃ)」を持ち、主に動物や山の自然の健やかな生育を司る。また自身が妹分として可愛がってきた馬の精霊のハクリュウとコクホウ(なおそちらは「人の姿になれる馬」である)が地元の少女である中橋えみのことを変身ヒロインとしてサポートし始めたのを機にえみの後ろ盾にもなっている。在住地や得意分野の近さからマユとの交流もあるようだ。
性格はおっとり…を通り越してかなりの天然であり、また甘やかし傾向もそこそこありハクリュウやコクホウの癖のある言動も結構あっさり見逃してしまっている。一人称は「わたし」。「あらあら」「うふふ」などといった単語でつなぎつつ「ですよー」などと語尾を伸ばすことが多い。また擬音の使用頻度も高い。
見た目年齢は15歳前後。身長150cm台後半で普乳。髪の色は茶色だが左側に白くなっている部分が大きく存在している。しっぽの色は黒。また右耳にミニ烏帽子を引っ掛けている。以上の特徴は父親の特徴(鹿毛で左鼻にまでかかる大流星を持つ)を反映したものであるとされている。
好物は生の青果物全般とニンニク味噌とすんき。
馬の精霊の血を引いているだけあって馬見が非常に巧みで、馬券はほぼ百発百中と言えるレベルで上手いが田舎住まいで馬券を買える施設から遠いことと馬で儲けることをあまり良しとしないことが影響しているのか自分ではほとんど馬券を買わない(買い目を聞かれれば答えるが)。また競走馬のことは「~君」「~ちゃん」呼ばわりしている。
本名は「御嶽駿駒姫命(おんたけのはやこまひめのみこと)」。
「天使」
〇大天使・イトエル(Archangelus Itoel)
約2000年前に現在の九州に降り立った天使。名前は上陸地にあった国の名前に因んでいる。肩書の「大天使」は「神意を体現する偉大な天使」ではなく「天使九位階の八番目(アークエンジェル)」を意味し、「天界の神と人間を結び神の意志を人間に伝える役目を持ち、最終戦争の時は天使軍の兵となる」役回り。なので字面と違ってあまり偉くは無かったりする。
なお自身の本来の具体的な役割は日本の状況を確認報告し最終戦争に備えること。
天使なので性別は無い。ただし見た目は少女的(ミドルティーンくらい)でデフォルトの服装も女装。体型は「貧乳の女性」に近いが生殖器は無い。なお翼は必要に応じて体内に収納できる。翼の色はリッチ・カーマイン。
地上に降り立ってからは九州から徐々に西上していき、江戸時代前期くらいに名古屋に到達し、以後は東海地方をホームとしている。それまでは京都にいた時代もそこそこ長かった。
元々自身の役割に対してあまりやる気が無く、そのため(天界的には辺境地である)日本に飛ばされたところがあったのだが、名古屋到達の頃に「美濃のイヨ」から色々遊びなどを教わってしまったことが決定打となり、今では特に最終戦争に対するやる気を完全に失っている。もはや天界へは最低限の報告を行うだけであとはほぼサボっている状態。
しかしキリスト教禁教時代はイヨや仲間であるミオ・ナチに名目的に「神の使い」として使われることで追及の目を逃れられるようはからってもらっていたことがありそういう意味ではイヨ達に対して恩がある。
禁教解除後は名古屋近辺で職を転々として暮らしている。また情報収集の目的もあってイヨ達以外の各地の「現地の多神教の神々」とも交流あり。
また一応天界の兵でもあるので武術の心得がある。専門は槍でナチの稽古相手を務めたりもする。ちなみに愛槍の名は「美槍糸丸」。
一人称は「私」だが冷静さを失うと「イト」になる。「~だもん」「~かな」「~なの?」といった語尾をよく使う子供っぽい喋り方。一応天界出身のプライドが捨てきれていないのか「現地の多神教の神々」を呼び捨てにしている。
好物は柿(柿の学名「Diospyros kaki」の「Diospyros」は「聖なる果実」程度の意味があり天界的には貴重な果物らしい)。
※美槍糸丸
大天使イトエルの愛槍。穂の長さは約90cm、全長は約3m。なお「美槍糸丸」の名は江戸時代にイヨ・ミオ・ナチと知り合ってから三柱のアドバイスを容れつつ付けたもの。
穂はイトエルが天界から地上に降り立った際天界から持ち込んだ特殊金属で作られたもので、黄金色に輝いているのが特徴。手入れは怠っていないこともあり現在も新品同様の切れ味と輝きを誇る。
現在の柄はイトエルが自ら輪島に赴いて黒漆塗りにしたお手製のもの。
ただしイトエルの職務怠慢もあって実戦での使用歴は皆無で、専らナチとの稽古で使われている程度。
本人曰く「『天下三名槍』とやらにも負けないよ!」とのことだが…。
「鬼」
〇赤鬼・トマ
平安時代生まれ。
信州安曇野をホームとする男性の鬼で、鬼としてはごくありふれた赤鬼。漢字表記は「苫」。
赤銅色の肌、身長2m近い長身、とたくましそうな見た目に反して顔立ちは中性的(+中途半端なロン毛)で身体能力もさほどでもないが、指揮能力がまずまず高く古来から不良少年をそそのかして盗賊団などを結成してはせこい犯罪を繰り返している。
その一方で計画的行動を非常に嫌っている。口癖は「アテとふんどしは向こうから外れるもんだぜ!」
動きやすい服装を好み、現在はスウェットの上下であることが多い。
和田峠の女神(ヨウ)との間に娘がいるが(ワク)、あまり交流はない。
酒には比較的強い方でスーパーで「鬼ころし」を見ても「そんなもんでオレは死なねえぞ」と思う程度。
一人称は「オレ」。だぜ口調。
〇餓鬼・ナシ
鎌倉時代生まれと推定。男性の餓鬼。
餓鬼のランクとしては「多財餓鬼」。普段は天界と地獄を行ったり来たりしていることが多い。漢字表記は「梨」。
元々は国司を歴任してきた下級貴族で私腹を肥やす行動ばかりが目立ったせいかこうなってしまった、とささやかれている。俗名は「梅咲元梨(うめさき の もとなし)」。(傍系の子孫:昔「ぴくゆり」に出していた「梅咲英美」)
一応貴族だったと言われているせいか餓鬼としては理性的な方だが満たされない欲求はずっと抱え続けており、特に食に対しては極めて意地汚い。
深緑の直衣っぽい格好がデフォルト。
和田峠の女神(ヨウ)との間に息子がいるが(クイ)、あまり交流はない。
一人称は「僕」。丁寧な口調だがそれがかえって人を馬鹿にした印象を与えてしまう。
(その他精霊系)
〇「こっくりさん」の精霊・ウイ
1800年頃、フランスに生まれる。
通称の「ウイ」はフランス語の「はい(Oui)」という意味で「ウイジャボード(こっくりさんの時に使う文字が書いてある紙に相当するグッズ)」から採られている。
「テーブル・ターニング」即ちいわゆる「こっくりさん」の精霊。キリスト教文化圏で生まれ育ったため「神」ではない。アメリカでの修行生活を経て1880年代中盤に来日、その後土着化して現在に至る。
ホームは上陸地である静岡県伊豆地方だが頼まれれば全国どこへも伺います、というスタイル。
占いの精霊であるが未来予知能力があるわけではなく、相手の願望や潜在意識を読み取ってそれを言語化するのが得意。また他人の噂話に対する感度が高いことから神々の情報収集役を買って出たりもしている。特にいわゆる「恋バナ」関連が接する機会が多い分得意分野のようだ。
ただ性格は意外と義理堅く(いわゆる自分の仕事はきちんとするタイプ)、必要な時以外は得た情報を漏らさなかったりする。
見た目年齢は10代後半。金髪碧眼でそばかすが特徴的。胸の大きさは中の上。
一人称は対人間時は「ワラワ」、普段は「ワタシ」。人間相手では演出効果狙いで偉そうな喋り方をするがそれ以外(特に神々相手)には敬語で喋る。
好物はケーキとハムソーセージなどの加工肉。
ギャンブルも割と好きだが能力の関係で麻雀やポーカーといった駆け引きが重要な種目は大の得意である一方公営競技のような予測が必要な種目、宝くじのような運に依存する種目、パチンコのように技術が肝要な種目はむしろ苦手。
〇あじさい(陸上で活動する際は「阿曇あじさい(あずみ あじさい)」)
年齢:18歳
誕生日:4月第3火曜日
瀬戸内海を守護する人魚の一族の姫(人魚姫、マーメイドプリンセス)。真珠の色は「蘇芳色」。居城は笠岡諸島と塩飽諸島の間くらいにある海底にある。
立場としては七つの海を守護するマーメイドプリンセスから地域の守護を任されている、といったものなので(幕藩体制や冊封体制に近いイメージ)、正確に言うと「人魚女公」「マーメイドダッチェス」といったものなのだろうが普段は大体「人魚姫」「マーメイドプリンセス」「美人魚公主」と呼ばれることが多くその辺りは結構曖昧。
水陸問わず活動することができることに加えて真珠の力を開放することで「スーパーアイドル形態」とも呼ばれる姿に変身(プリキュアなどと違いコードネームは持たない)して攻撃・浄化などの作用を持つ歌を歌うことができるようになる。変身時の掛け声は「サパン・パール・ボイス!」。ただし歌のパワーは七つの海を守護するマーメイドプリンセスと比較するとかなり落ち、歌唱力自体も平凡な水準。
現在は一族で漁業(沿岸、養殖)や製塩(「こだわりの天然塩」として売りさばいている)などを中心に平和的に活動しているが、祖先たちは水軍を結成して海賊行為を働いたりもしていたらしい。なお歌は養殖魚の生育向上にも役立ている模様。
言動はやや乱暴だがその一方で一族や友とのつながりを重要視しており、「姫というより番長」と評される向きもある。みんなで麻雀するのが好き。
一人称は「あたし」で通常時は雑な言葉遣いだが目上に対しては敬語。
10代後半女子としてはまずまず長身。胸は巨乳の部類に入る。陸上では髪は肩にかかるかくらいだが海中(普段)や歌唱時は腰くらいまで伸びる。服装は蘇芳色と紅梅色の組み合わせ。
人魚だが魚は食べるしむしろ好物の部類。
海域の無人の寺社を保全する活動も行っており、その関係でよく見知った地域の神々も多い。最近の懸念材料は青島の猫神・タオ(byAoi☆はるえさん)のことで、彼女が青島を逃げ出した挙句悪事を働いていることについて苦々しく思っており何とか連れ戻そうとしている。
「よし、今日も養殖場は絶好調だな!」
「タオ様、やっと見つけましたよ。」
〇ダリア(陸上で活動する際は「ダリア・トイノビッチ(Dahlia Toinović)」)
年齢:20歳
誕生日:1月第2金曜日
アドリア海を守護する人魚の一族の姫(人魚姫、マーメイドプリンセス)。真珠の色は「ミントグリーン(88,206,145)」。居城はペスカーラとザダルの間くらいにある海底にある。地上での姓は北大西洋のマーメイドプリンセスのそれに因んでいる。
立場としては七つの海を守護するマーメイドプリンセスから地域の守護を任されている、といったものなので(幕藩体制や冊封体制に近いイメージ)、正確に言うと「人魚女公」「マーメイドダッチェス」といったものなのだろうが普段は大体「人魚姫」「マーメイドプリンセス」「美人魚公主」と呼ばれることが多くその辺りは結構曖昧。
水陸問わず活動することができることに加えて真珠の力を開放することで「スーパーアイドル形態」とも呼ばれる姿に変身(プリキュアなどと違いコードネームは持たない)して攻撃・浄化などの作用を持つ歌を歌うことができるようになる。変身時の掛け声は「ミント・パール・ボイス!」。活発な歌声で歌唱力は結構高いが歌のパワーは七つの海を守護するマーメイドプリンセスと比較するとかなり落ちる。
現在は一族で養殖漁業を営んでいる。メインはマグロとムール貝で、その品質は神戸の某水神(キク)も唸る水準にある。ただし祖先たちは危ない仕事も色々していた様子。
明るくへこたれない性格から一族の人魚たちからは慕われているものの、対外的にはセコい態度が目立ち、仕入れ時の値切りや卸売り時の値の吊り上げを平気でやるので取引相手からはあまり良く思われていない。またやたらと舌を出す癖がある。
普段や商売の時は明るくハスキーな声で、「お姫さまモード」の時はクールで落ち着いた声。日本語吹き替え時は一人称「私」で「わね、わよ」系。
長身でやや貧乳。髪の長さはどの形態でも変わらず腰くらいまであるロングヘアだが陸上時では苔色、それ以外ではミントグリーン。服装はミントグリーンとビリヤードグリーン(0,92,76)の組み合わせで、歌唱時は競泳水着様レオタードの上からロングドレスを纏う感じ。
人魚だが魚は食べるしむしろ好物の部類。人生観の影響もあり骨までバリバリと食べてしまう。
〇エミー(陸上で活動する際は「エミー・バルサラ(Amy Bulsara)」)
年齢:15歳
誕生日:6月第3日曜日
ザンジバル海峡とその周辺の海域を守護する人魚の一族の姫(人魚姫、マーメイドプリンセス)。真珠の色は「琥珀色(255,191,0)」。居城はストーン・タウンの西方沖の海底にある。
立場としては七つの海を守護するマーメイドプリンセスから地域の守護を任されている、といったものなので(幕藩体制や冊封体制に近いイメージ)、正確に言うと「人魚女公」「マーメイドダッチェス」といったものなのだろうが普段は大体「人魚姫」「マーメイドプリンセス」「美人魚公主」と呼ばれることが多くその辺りは結構曖昧。
水陸問わず活動することができることに加えて真珠の力を開放することで「スーパーアイドル形態」とも呼ばれる姿に変身(プリキュアなどと違いコードネームは持たない)して攻撃・浄化などの作用を持つ歌を歌うことができるようになる。変身時の掛け声は「アンバー・パール・ボイス!」。歌唱力自体が結構高いことに加えて声が明るく可愛らしいため事情を知らない人間は聞き惚れるのだが、歌のパワーそれ自体は七つの海を守護するマーメイドプリンセスと比較するとかなり落ちる。
現在の一族の主な仕事は漁業(キハダマグロやフエフキダイ、バショウカジキなどを豪快に狩る)や観光案内の補助など。
とかく元気で行動力が旺盛、「口より先に身体が動く」を地で行っているが、それが純真さの表れでもあることから憎めないと見なされており周囲からのウケは良い。
日本語吹き替え時は一人称「アタシ」で「デース!」口調。
年齢を考えるとかなりの短躯かつ貧乳。陸上では玉ねぎっぽいショートヘアの銀髪(216,216,216)だが海中(普段)や歌唱時は胸くらいまで伸び色も金髪(212,175,55)に変化する。肌の色は濃い褐色(182,127,94)で瞳の色は青。また八重歯が目立つ。服装は琥珀色とローアンバー(118,91,27)の組み合わせでヘソが出ている。歌唱時のインナーはシンプルなストラップレスビキニ。
人魚だが魚は食べる。しかしそこまで好物というほどではない。一番の好物はコーヒーとバニラアイス。
(コラボ系)
〇第二代龍神姫・ミル
丹後はかぶと山の熊野神社の龍神の二代目にして現在の祭神。
1960年頃龍の子として生を享けるが、当時熊野神社の祭神引退を考えていた龍神姫・ミラ(byAoi☆はるえさん)に養女としてもらい受けられ、後継者として育てられる。その後約20年という最低限度の見習い期間を経て1980年代に正式に熊野神社祭神の座を引き継ぎ(実態としては丸投げ)、第二代龍神姫となる。(ミラはその後都会に出て色々あって大阪天満宮で神様に復帰)
通称の「ミル」は漢字では「美流」と書く。
神としての格は高いものの神としてはまだ非常に若い上育てたのがミラということがありまだまだ神としての自覚が甘く、やる気や集中力にムラがある。恋愛系の願いや悩みに首を突っ込むのは好きで熱心に取り組むがそれ以外はちょっと…という感じ。ちなみに恋愛系の情報は伊豆のこっくりさんの精霊・ウイからよく仕入れる。
非常に心肺機能と泳力が高く、大洋を無呼吸無休憩で泳ぎ切った実績あり。
また歌うのが好きで、あまり上手くはないものの楽しそうに歌うので祭りの盛り上げ役としてよく喝采を浴びている。
ミラ同様水の女神・キクには頭が上がらず自覚の甘さを窘められることが多い。ただ心肺機能や泳力についてはキクからも一目置かれている。
またミラの古い顔なじみである火山と黒曜石の女神・ヨウには幼少期たまに遊んでもらっており「遊んでくれるお姉ちゃん(なお実年齢)」と認識している。歌を教えてくれたのもヨウ。
生まれたのが遅いこともありしゃべり方は普通で「~わね」「~わよ」系。一人称も「あたし」。ミラのことは「お母さん」と呼び他の神々のことは「~様」と呼ぶ。ただしウイに対しては(自分の方が年下であるにもかかわらず)「ウイちゃん」と呼ぶ。
見た目年齢は15歳前後。ミラほどではないが結構巨乳。衣のデザインはミラに似ている。髪飾りのモチーフは「泡」。
本名は「川上摩須良女(かわかみますらめ)」。養母と同じなので区別する際には「二代目」「娘の方」などと呼ばれることが多い。
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