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デザイン深堀り〜タージマハル編〜

タージマハルはなぜこんなにもみんなに愛されるだろう。デザイン的な観点から深堀して考えてみた。

1つ目は、
なんと言っても白の綺麗な大理石で統一されていること。このおかげでとても神聖な雰囲気を醸しだす。

2つ目は、どこから見ても対照的なデザイン(シンメトリー)
シンメトリー(対照)は、人に安心感を与えるようだ。
参考資料:

タージマハルはお墓だから、安心感安定感は必要であろう。
そういう意味も、シンメトリーを採用したのかもしれない。

最後に、タージマハルの魅力を作り出す、ランドスケープデザイン。

「ランドスケープは英語で「風景」や「景観」といった意味があり、せまい意味では景観をデザインすることをランドスケープデザインといいます。:引用 https://media.thisisgallery.com/art_term/landscape-design

背景に何も建物がないため、青空に白い霊廟が美しく映える。
建物の神秘性を高め、まるで天国にいるような気持ちになります。周りの植物もタージマハルを邪魔しないどころか、
タージマハルへ導くようなデザイン、剪定がされている。

周りの景観も含めて、タージマハルといいほど、
全体的に「霊廟:愛するお妃様のお墓」の世界観が作りだされています。

タージマハルを作った王様は、建築士に2度と同じ設計の建築物を作らないように約束させ、建築士、作業者たちに、十分な褒美と暮らしを提供したようだ。そこのまた、タージマハルの特異性と高めている。


タージマハルは、霊廟らしいシンメトリーの安定したデザインと、
考え尽くされたランドスケープデザインで、
多くの人たちを魅了しているのだろう。


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