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向井映画のススメ

向井映画とは…
みんな大好きパンサー向井氏がラジオで紹介した映画のこと。

もう最近わたしの生活の軸は向井さんです。
向井さんまじ最高。
天才通り越して神。
向井さんのご先祖さまの墓石の前にひれ伏したい。

向井さんの好きなとこや素敵なとこは挙げ出したらキリがないのですが、その中でも上位に来るのがやっぱ「プレゼン力の高さ」だと思うのですね。

向井さんの読んでる漫画、観た映画、ドラマ、バラエティ、ドキュメンタリー…
それらをプレゼンする能力の高さたるや。
向井さんが紹介するだけでめちゃくちゃ面白そうに聞こえるし、自分も見たい!!って思っちゃう。

だがしかし、実際これまでは「見たい!!」と思っても見てこなかったのです。
なぜならスーパー出不精のめんどくさがりの生ける屍女だから。

しかし私も東京に引っ越してきて、新しい仕事も職場もあんまりしっくり来てなくて、悩みを吐き出す相手もいなくて、休日に家で寝てても心の疲れがとれてなくて、どんよりもんやりぐずぐずしてたところでした。

そんな中、『#むかいの喋り方』で向井さんが『SNS 少女たちの10日間』という映画を紹介されました。
それがまーやっぱプレゼンがうまくてね。
せっかくだしまだ公開してるなら観に行ってみようかなーなんて思って検索したら、そもそも緊急事態宣言で映画館がしまっている。

ほんと、コロナめ。
どんだけ私たちを苦しめれば気が済むのよ。

と思って諦めながら探していると、なんと池袋の『シネマロサ』という映画館で上映されているのを発見。

イオンシネマやTOHOシネマといったおっきい映画館しか普段利用しないので、こういうちっちゃい映画館(単館と呼ぶらしい)に行くのは小学生ぶり。
(地元にあった小さい映画館に昔は行ったことがあったのだけど、小学生の頃に潰れてしまった。)

前売りもネット予約もないような映画館、ちょっと怖いけど行ってみることにしたのだった。

発券は1つしかない窓口に、バイトっぽいお姉さんが1人いて、そこで映画のタイトルを言って券をもらう。
漫画の中の世界みたいだった。

そんなこんなで『SNS 少女たちの10日間』を観てきました。

めちゃくちゃ胸糞。
夜に1人で観て、鬱屈した気持ちで帰宅しました。

帰宅して監督のインタビューを見ると、
「どうか笑うことを恐れないで」
と言っていたのが印象的だった。

12歳の少女(実際は12歳に見える大人の女優さん)が性被害者になってしまうドキュメンタリーを観て、笑うとは??

と思いましたが、
「犯罪者は笑い者にしてやるのが良い」
と監督は続ける。

なるほど、そういう考えもあるのね。
だからああいう顔のモザイクのかけ方にしたのかな。
言われてみればマヌケなモンスターに見える。

胸糞悪いし女の人は結構見るに耐えない映像も出てくるけど、面白かったので興味がある方は是非。

そして映画館に入る前に見つけた公開映画情報。

!!!
14歳の栞まだ上映してる!!!

『14歳の栞』も以前に向井さんが紹介していて、気になっていた作品。
観たいけど多分もう上映してないだろうなぁと思って諦めていたのだ。

というわけで、2週続けてシネマロサへ。
チケットを買って、近くのエクセシオールでお昼ご飯を食べて、いざ観に行ってきました。

結論、めちゃくちゃ良い映画だった。
ほんとに良かった。
私が14歳の頃、「この子は何が楽しくて学校来てんだろう」と思ってた大して仲良くなかったクラスメイトたちは、それぞれがそれぞれの14歳を生きていたんだろうと思った。

35人のクラスの中には、イケメンや可愛い女の子もいるのですが、イケメンだからどう、とか、可愛いからどう、とか全くないんですね。
顔が良い人は顔が良い人の人生を歩んでるもんだと思ってた。
顔が良い人も超普通の人生。
顔が良いならではの悩みとかもない。

いじめとか、学級崩壊とか、壮絶な事件とかなんもない。
超リアルで面白い。

明日は同館にて監督とプロデューサーの方がトークイベントをするみたい。
ほんとはそっちに行きたかったんだけど、なんせチケットが当日しかとれないので怖くて今日見てきました。
実際の14歳の子たちのドキュメンタリーなので、多分配信やDVD化はないと思うし、このチャンス逃したらほんと一生観れないのでね。

まだ上映してるとこもあるだろうし、これから観るよ!って人もいると思うのであんまネタバレするようなことも言えないのですが、ほんとにほんとに良かった。
こうやってすぐにnote書きたくなって映画館からカフェに直行しちゃうくらいには。

ただこれから観に行く予定の人にこれだけは忠告。
クリアファイル持っていった方がいいよ。
じゃないと保護者へのプリントをカバンの中でぐちゃぐちゃにしちゃって親に怒られちゃう14歳みたいになっちゃうよ。

ほんと面白かったので、観に行ける地域の方は是非。


そんなこんなで向井映画を堪能した2週間でした。
やっぱ外出ってよいね。
映画に没頭するのってよいね。
その時間だけでも仕事のやなこと忘れられるね。
エンタメ最高!!!

追伸
note書くために池袋のお洒落なカフェに入ろうとしたら、カフェの前にお洒落な男女3人がたむろしていたので
「すいません、並んでますか?」
って聞いたら、変質者見る目で見られました。
めちゃくちゃ傷ついた。

向井さん、リスナーちゃんと育ってますよ。

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