コンテナ荷物積み込みアルバイト

　5時間以上のアルバイトは、いくら体力的に楽でも、時間が長すぎて飽きてしまいます。バイトですので、同じような作業を続けることになります。さすがにきつい。それに比べて、今回選んだバイトは2時間のもので、体力的にはきついけど成果が目に見えてわかるし、短時間で気持ちがいい。
　基本的に、コンテナに段ボールの製品を積み込むというもの。以前TVで見たように、コンテナには、どれだけ積んでも輸送費は同じなので、きっちり積むことが大事です。3人で、指示されたように積んでいきます。1時間半ほどで積み込み完了。トラックが出ていきます。余った時間は、予備的な作業に充てられました。
　この仕事、短時間で集中してできるので、何回か請け負いました。ただそのたびに同じ作業ということはなく、一緒に作業する人も毎回違いました。（まあ当たり前か）
　コンテに積み込むんではなく、積み下ろしだったり（こっちの方がきつい。パレットに積みなおしてビニールでぐるぐるにするのは結構大変です）、単にパレットに積まれているのを、別の規格のパレットに積みなおすというのもありました。
　トラック運転手がこうした作業をやらされるというのは、言語道断ですが、もう少し機械化できないものかとつくづく思います。倉庫ではフォークリフトが活躍していますが、それでも操作にはフォークリフト1台につき一人必要です。僕らが担った積み替えや積み下ろし作業は、単純な力仕事ですがやはり人力頼りです。
　最近ほとんど人の力が必要のない物流倉庫が話題になったり、トラック配送の効率化が喧伝されていますが、現場はまだまだだなと感じましたし、こうしたところを自動化・ロボット化していかないと、つまらない仕事に人間が投入されることになるんだな、と思った次第です。