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私には目標があります。

このnoteは書き終える前ですが公開します。
書き足すごとにトークnote・Twitter(@nematteodeanse)でお知らせします。





今年の、暖かい時期に思いました。

ウエディングドレスを着たい。

今みたいな暖かい時期に、野田村の海や、やまぶどう畑や、玉川夜営場で。
自然の中で撮りたい。

私が結婚したのは6年前の12月。
夫が被災して9ヶ月後です。

結婚式は挙げず(不本意ながら食事会をしましたが)、ウエディングドレスも、夫には着ようよと言われましたが着ませんでした。
夫は当時38歳。すぐにでも子供が欲しかったのです。
漠然と子供にはお金がかかることだけはわかっていたので、着なくても死なないウエディングドレスなんて自分には必要ないと思いました。
そしてそれは正解だと思いました。
子供に着せるもの、飲ませるもの、
緩やかに螺旋階段を上がるように循環していく。
循環にはやはりお金が必要でした。
学資保険も、医療保険も。
喜んでくれるプレゼントも。
あれも、これも。
たくさん、たくさん、たくさん。


結婚前から夫は、私には家にいてほしいと言っていました。
そして私はそんなことを言われるまでもなく働きたくないと思っていました。
ふたりめが産まれたら間違いなくお金が足りなくなるのはわかっていたけど、働くのがイヤすぎて「お尻に火が付いたら働こう」くらいに思っていました。というかお尻がチリチリいってる今でも思っています。
夫の収入だけで生きていくことはできますが、それでは私も夫も、子供達にも我慢を強いることになります。それでは生きることが楽しくないのです。

お金がない。それはとてもみじめです。
上を見てはきりがない?
よそはよそでうちはうち?どちらも正しいです。
人と比べる必要はないでしょう。
だけど私は、人と比べずにいられないのです。
時間つぶしに入っただけのお洋服屋さんでぽっかりと浮いている自分は、一体なにで私は浮いているのか。

(続く)


ここから先は暗い話・かっこ悪い話を隠す意味で有料とさせていただきます。
内容も量も充実したものではありません。

無料ゾーンもまた書き足していきますが、有料ゾーンも同じように書き足していきます。

有料ゾーン予告。
おもいきり本題からズレています。

義弟の死について。

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