綺麗な文字は好きですか?手書き文化の行方
うっすらどこかのSNSかなんかで言った(ような)気はするんですが、この春に転職をし、また学校教育に携わることになりまして…出戻り転職ってやつですかね?異動すれば、学年変われば、校務分掌変われば仕事内容もまあまあ変わるのが学校なんですが、数年で何だこの変わり様!!!
色々ハイテクになってて付いていけん😵GIGAスクール、ICT、キャリアパスポート…。横文字多いよね。デジタル使いこなしたいアナログ人間はやや動揺🌀😱
職務のひとつとして、不定期ですが土曜日に小学生の勉強をみています。国語と算数を中心に。完全週休二日制になってから久しいですが、学習時間の確保と学力の定着、さらに発展的な学習をしたい、それぞれいろんな目的を持って来ています。
ここでは超アナログ。漢字練習、計算ドリル、プリント…。1人1台端末?何それおいしいの??? という世界。
語彙力なくてごめんね、でも伝わるよね?(汗) 伝わって🙏
昭和世代(と平成世代も?)が慣れ親しんできた学習方法です。
私自身の経験として、大人になってからも他人から褒められることの一つに
“字が綺麗”
というのがあります。
なので、小学生たちにも文字を丁寧に書くように言うのですがふと思った。
(はたしてこの子たちが社会人になる頃に、手書き文化はどれくらい残っているのだろうか)
ここ数年、特にこの一年で世の中だいぶ変わりましたよね?リモート会議、オンライン授業、電子マネー、ネット通販…家からでなくても、誰とも話さなくても、生活が完結できてしまううんです。だからふと思った。
字が汚なくても、算数ができなくてもいいんじゃない?特に困らないよね?スマートスピーカーに言えば動かしてくれるし、パソコンで調べればいいじゃん。
もしかしたら、彼らが大人になる頃には字を上手に書くことや速く正確に計算することは、全部機械がやってくれる時代になっているかもしれない。多くの情報から正しく必要なものを厳選し、活用して答えを見つける、そんな時代になっているのではないかと思う。
そんな矛盾を抱えながら今日の仕事を終えたのでした。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?