INKWAVEシーズン4 Non Believeの軌跡


1.はじめに

のちと申します。
チーム「NonBelieve」としてINK WAVEシーズン4に出場したのでその軌跡と感想を書いていきます。

2.チーム結成の経緯

NonBelieveは元々「のんびりスプラトゥーン3」というDiscordサーバーで知り合った友達5人が集まって出来たチームです。私にとっては最も関わりの長いスプラトゥーン仲間と言えます。
(以降、チームメンバーを「のんびりメンバー」と呼びます)

チーム結成に至ったのはINKWAVEシーズン3が終わって少しした頃でした。
私はINKWAVEシーズン3に「Lyceen Quintet」という全く別のチームで出ており、シーズンが終わったタイミングで解散が決定して次のシーズンはどうしようかと悩んでいました。一方でのんびりメンバーは私がINKWAVEに出ていたのを見てか、INKWAVEに出たいという話をよくしており、私もそれを何度か聞いていました。全く知らない誰かと組んでみるというのも考えました。が、大会・対抗戦や固定チーム文化に一切触れたことのなかった私をチームに誘ってくれたLyceen Quintetのメンバーに対する感謝の気持ちもあったので次は私が誰かを固定チーム文化に引きずりこむ番だろうという思いもあり、のんびりメンバーでのINKWAVEシーズン4出場を決めました。

3.メンバー紹介

3-1.のち(MIDDLE×バランサー)

これを書いている私、のちです。
最も使っている武器はジムワイパーとジムワイパーヒューで、INKWAVEでは一部のルルステでイグザミナーも持ちました。
これはINKWAVEをやっている最中に気づいたことですが、私が得意としているのは「状況に応じてチームに足りない役割を補完する戦い方」です。
ジムワイパーの本来の役割であるキルはもちろん、塗り合えばエリアを維持できる場面では塗ったり、後で出てくる味方のエスブラに必要な塗りを確保したり…という状況に応じて動きを変える、まさにバランサーの役割を担っていました。
INKWAVEの最終盤ではヤグラの試合で塗りが弱い編成の時に

このようなギアでヤグラ乗りや塗り、カニタンク回しに徹底するという戦い方もしました。
ジムワイパー1本でも多様な戦い方を出来るというのが私の強みだと自負しています。

3ー2.あずき(SHORT×サポーター)

あずきさん
スパッタリーをメインで使っていて、スパッタリー2種と一部ルルステでシャープマーカーネオ、ラクトを持っていました。
赤スパはこのチームのホコヤグラの軸と言えます。赤スパの強みはなんといってもそのサブスペ、ビーコンドリンクです。ビーコンドリンクによる前線復帰でホコヤグラの攻めのターンの時間を長くし、高い位置でラインをキープしながら一気にカウントを稼げるチャンスを待つ戦い方を出来ます。決して華やかではなく、連続でキルするいわゆる映えるような戦い方は出来ませんが間違いなくチームの軸でした。
シマネとラクトはチームを組み始めて以降に持ち始め、シマネはエリアの塗り枠、ラクトはナワバリのラクト枠として持ってくれました。

3-3.こけこ(SHORT×アタッカー)

こけこ
S −BLAST91をメインで使っていて一部ルルステで.96ガロンデコ、スプラシューターを持っていました。
エスブラは環境武器だとかエスブラはジムの完全上位互換だとかあれこれ言いながら、それを証明するかのように最前線でキルしていくのが彼の強みです。
エスブラ以外の武器をほとんど持たないので編成にはかなり悩まされましたがいざ試合になればルールステージ問わず必ず最前線でキルを通してくれました。
ホコで他のメンバーがラピエリを持つ時は96デコを持って、前線でキルを取りながらテイオウで道を切り開いてくれました。

3ー4.たお(MIDDLE×バランサー)

たおくん
シャープマーカーをメインで使っていますがINKWAVEではR−PEN/5H、デンタルワイパーミント、ロングブラスターカスタムをメインで使っていました。
シーズン4が始まる前の練習の段階と始まってすぐの頃まではシャプマをメインで使っていましたが、中盤以降、エリア以外のルールではロンタムやデンタルで連続キルをして勝ち筋を作り出す動きをしてくれました。「勝ち筋を作り出した試合数」に関しては一番かもしれません。
エリアではペンを使っていて、他のペン使いと遜色ない強さでチームを支えてくれました。

3ー5.clock(SHORT×アタッカー)

INKWAVEの登録名はclock 元々の名前はわんすけさん
クアッドホッパーブラックをメインで使っていて、一部ルルステでバケットスロッシャー、N−ZAP85、R−PEN/5Hを使っていました。
使っている武器から分かる通り、クアッドで前線を張ってキルを取る役割がメインでありながら黒ザップやペンでサポートも出来るという器用な人です。
ホコでは黒ザップを持つことが多く、ドリンク回しや塗りをやりながらメインでキルを取ったりホコを持ったりもしてくれました。
クアッド使い特有のサメネガが多いです。アサリの試合で6回サメ吐いて5回は前隙狩られて死んだ時は全員で大爆笑してました。

4.チーム名の意味

チーム名についてはかなり悩みました。はじめは「のんびり〇〇」系の案が多く、私もその方向性で考えていましたがなにかもう少し捻りたいなと思い、このチーム名に至りました。
「自分の実力を過信しない」という意味を込めています。響き重視なので少々後付けではありますが私が普段から思っていることです。
チームロゴについては「NonBelieve」と「のんびり」の両方を入れてあずきさんに作ってもらいました。

5.INKWAVE開始までの練習

INKWAVE開始までの練習はチーム結成直後から1ヶ月ほど行いました。
シーズン4の指定ルール・ステージが発表されるまでは一般的なエリアの5先対抗戦をとにかくやり続けていました。
指定ルール・ステージ発表後はINKWAVE公式サーバーでの対抗戦募集と非公式のINKWAVE出場者が集まるサーバーでのシーズン4ルルステ対応練習大会でさらに練習しました。

いずれの場合でも欠かさずやったのは大会、対抗戦後の反省会です。
画面共有でみんなでメモリープレイヤーを見て各々の考えを言語化しながら話し合いました。特にホコについては私とあずきさんの考えが食い違い、編成含めかなり話し合いましたが、結果的に5セットしかやらなかったアサリを除いてホコが勝率最高の64.6%となり、悩んだ甲斐があったと思っています。

6.二度の配信卓

ありがたいことにシーズン4の間に二度も配信卓に選んでいただきました。
48WAVEフルで出た分チャンスが多いとは言え、とても幸運なことでシーズン4の大きな思い出です。

1回目はDAY2第2WAVEでした。シーズン3に出場していた私も含めてチームメンバー全員が配信卓は初めて、配信卓に選ばれたことを知ってチーム全員、大舞台でのプレイに期待と緊張を募らせていました。(私は嬉しすぎたあまり試合前にトイレの中で頭を抱えてテンパっていました)
試合前の興奮から一転、結果は0−3で惨敗でした。
単純に相手の方が強かったというのが真実です。が…
チームとしてというよりは私だけかもしれませんが一番大きな敗因はただひとつ、初めての配信卓で緊張しすぎて普段のプレイを出来なかったなと感じます。
もしもう一度配信卓に選ばれたら必ずリベンジしようと誓いました。

そして迎えた二度目の配信卓、DAY5第1WAVEでした。
一度目と違い、「自分はすでに配信卓を経験している」と思うと自信が湧いてきて、不思議と緊張感はありませんでした。
結果は3−0で快勝でした。
3−0と言っても試合内容自体は特に2試合目、3試合目が接戦でした。
1戦目のガチホコタラポートに関してはまさにのんびりが得意とする赤スパのビーコン×ドリンクによる盤面の維持が刺さり、安定感のある勝利だったと思います。
2戦目のガチエリアザトウはカウント1の差の超接戦でした。すごく個人的な話ですが、相手のハンコを正面から倒したところを映していただいて嬉しかったです。
3戦目のガチヤグラ海女美は互いにカウントが大きく動くことがなく気の抜けない勝負でした。互いに赤スパがいたのでこちらの方が中央を維持する時間が長かったのが勝因だったかなと思います。
総じてNonBelieveらしさで勝てたとても良い試合だったと思います。

7.最終結果

全48WAVEに出場し、結果は
WP2606.51、シャーク級66位 全体121位(8月18日時点)
となりました。
チーム結成当初の私の中での目標はシャーク級のひとつ下のモレイ級残留だったので予想以上の結果に驚いています。
バンカラマッチやXマッチで育ってきたメンバーですが、チームの連携力を磨き続け、それが結果に表れてくれたのだと思います。

8.おわりに

長々と書いて来ましたがとにかく言えることは「楽しかった」これに尽きます。
チームメンバーは、私が今より1000近くXPが低かった頃からの友達。最高のメンバーと最高の結果を勝ち取れて本当に良かったです。
NonBelieveのメンバー、一緒に練習してくれたチーム、INKWAVEで戦ったチーム、そしてなによりINKWAVE運営のRE:PRODUCTIONS、関わった全ての方に感謝申し上げます。
ありがとうございました!!!!!



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