![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/145044907/rectangle_large_type_2_29db82953e546f1f1d73a8b37a39c4d2.png?width=800)
2024年6月24日月曜日分 1570 日経レバ 日証金 貸借取引残高
こんばんは!& おはようございます! 6月24日月曜日分 1570 日経レバ 日証金 貸借取引残高速報 & センチメント指数 の読み解き です。
21日金曜日の振り返り
日経平均でいうと38750手前が意識のポイントと書きましたが、ちょうどそのあたりまで一旦上昇し、少し下げたあと、上昇しました。寄り付きからほぼ予想通りの推移だったと思いました。
トレードとしては、
1570 日経レバ 回転
192A インテグループ 回転
6920 レーザーテック 回転 …久しぶりにタイミングがあったので入りました。
…などなど。
今日は中長期銘柄の探索し、オプションを触っていました。
自画自賛ですが、昔より日経の予測が確からしくなったかな?(笑)
個別株の発見やその売買タイミング予測も”多少は”向上したような気がしてます。
さて。日証金の読み解きをしていきましょう。
日証金 貸借取引残高速報
![](https://assets.st-note.com/img/1719145231004-wRZQHORmOk.png)
読み解き
買い方良化する以上に、売り方悪化のため、需給悪化です。
売り方・買い方の新規が少なめです。
ここで日経平均を見てみます。
日経平均
![](https://assets.st-note.com/img/1719145347055-yDT5r4bXhR.png?width=800)
このところ日経平均は38600円前後にありますね。日足チャートをみると、これまで1ヶ月以上価格が37500〜39750のレンジに収まっています。
一方、日経225オプションでみると、近傍ではコール39000、39500、プット38000のあたりが多いです。
さらに、38600円前後を中心に、それより1000円以上離れた価格帯まで広げてみると、確かにコール41000…、36000…、などなども多いのですが、
この離れた価格帯については、(一部)機関投資家が売ってるかもしれませんね。
つまり、機関投資家は今後もある程度レンジが続くと考えているかもしれません。
PTS
…ところがです。
個人投資家は、機関投資家と比較するとやや上目線かもしれません。1570 日経レバのPTSをみてみると、時間外にたまに上昇しているように見えるときがあります。
![](https://assets.st-note.com/img/1719145638920-RoT0onanLG.png?width=800)
…このあたりの対比が興味深いですね。
投資主体別・投資部門別売買動向
他にも少し気になる点はあります。
先ほどオプションのところで機関投資家がオプションを売っているかもしれない、そしてレンジを想定しているかもしれないと書きましたが…。投資主体別・投資部門別売買動向をもう一度見てみると。
海外投資家が、5週連続日本株を売っています。
以前の海外投資家は、日経平均が上昇するときは大きく買っていました。
その彼らが少しづつ売っています。これについてはすでに木曜日に書きましたね。
![](https://assets.st-note.com/img/1719145812660-Os7M2CQ0Qi.png?width=800)
オプションで”レンジの上限付近・下限付近に到達しない”権利のトレードは、株のトレードにしてみれば、おそらくパッシブな動きです。なぜなら、株を売りまたは買うことによって、オプションで想定している到達しない筈の価格レンジを突破して欲しくはないからです。
…と、言いますか、そもそも何らかの理由(欧州関連とか)で海外投資家はアクティブに日本株を動かす意図がないかもしれません。つまり状況はオプションが牽引しているわけではなさそうです。
日経平均先物
…そして日経先物を見てみると。2連陰線 下伺いの陰線です。
![](https://assets.st-note.com/img/1719147079995-6VbWjg0Yk2.png?width=800)
月曜朝はPTSが下がり、日経先物と足並みが揃う可能性があります。
追記
予想通り、PTSは下げていますね。
![](https://assets.st-note.com/img/1719185979838-OX4j32UQa6.png?width=800)
ドル円
![](https://assets.st-note.com/img/1719147463549-fp3JxTvZb1.png?width=800)
PostPrimeセンチメント指数
![](https://assets.st-note.com/img/1719147538709-39HpHKAvJT.png?width=800)
読み解き
投票率チャート日足は 39%です。
中央値チャートは
中央値チャート(1週間後の予測) = 中央値チャート(1ヶ月後の予測)
予想価格差は0です。実は木曜日の夜も、投票率チャートは39%で、中央値チャートの予想価格差は0でした。動きがありません。
24日月曜日はどうするか…
日経平均で38500前後で寄り付き、変わらずレンジ相場となりそうです。
下がって寄り付くでしょう。しかし、そこから下へは限定的になると思われます。もちろん上も同様です。
日経225に対して海外からの影響がある一方、日本の個人投資家はやや上目線を持っているとすれば、おそらくは中小型株の方に個人投資家の注目が集まるのかもしれませんね。私個人も今この瞬間に面白そうなのは、もしかしたら一部の中小型株かもしれないな…とも思います。
同時に私個人はオプション取引などに着目する形となりそうです。
また、個人の株式投資家は常にトレードする必要はないので、状況によっては静観してもいいかもしれません。
月足→年足→週足→日足
![](https://assets.st-note.com/img/1719150536150-6C72lXnmUv.png?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1719151159545-iLiESHZXBo.png?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1719150565601-kcB3sP4uJt.png?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1719150611430-u5DkVrMd8H.png?width=800)
以上です。
Have a nice trading day!
参考:SP500・Dow・Nasdaq・Russell、ほか
![](https://assets.st-note.com/img/1719151375314-MpmIa5RIJh.png?width=800)
…SP500はピーク付近、DOWは下がって少し上昇してきています。半導体株が、それも一部の銘柄が牽引しているのは周知の通りです。
参考:Fear & Greed Index
![](https://assets.st-note.com/img/1719151518558-DrXifkd8wJ.png?width=800)
…Fearです。以前に少し詳しく解説した時とあまり変化はないようです。
参考:BitCoin
![](https://assets.st-note.com/img/1719152127803-Nw6K28iXqh.png?width=800)
…ある程度Nvidiaと関連があるかどうか観察しています。
参考:フィラデルフィア半導体株指数
![](https://assets.st-note.com/img/1719151196614-HDfq0BV1V4.png?width=800)
…下げていますね。
参考:200A 日経半導体指数
![](https://assets.st-note.com/img/1719151233525-DDnwGCqjt1.png)
…需給悪化です。
![](https://assets.st-note.com/img/1719151262276-TklyrBbkc9.png?width=800)
日経平均との比較で見ておくと良いと思っています。
蛇足
週末、銀座、渋谷、六本木、恵比寿に行きましたが…
もう人が多いこと、多いこと。
気持ちが疲れてしまいました(笑)。コロナ前を凌駕しているんじゃないでしょうか。
渋谷駅なんて、日々構内の通路が変化していて、脱出ゲームの迷路のようです。リアル8番出口の雑踏版です
このまま夏に突入すると、さらに人が増えるのでしょう?
東京都の都心に集中するこの状況は、到底心地良いとはいえそうにありません。
駅で人の表情をみているとわかりますよ。
みなさん、笑顔が少ないのです。無表情、もしくはムスッとした顔。知り合い同士で話をしている姿を見ていても、晴れたような顔は全く見られませんでした。
これはよく考えると恐ろしい状況です。
歩いていると、経済の消費面ではだいぶ復活している感覚があります。経済復活の萌芽は感じられますが…、メンタル面ではどうでしょうか?
もう一つ。
ちょうど友人と食事をする機会があり、話を聞いていたら、
「都心に家を買いたいでも、高くて手がでない」と言っていました。
その方は、ご夫婦で会社を経営していて、幼稚園と小学校低学年のお子様が二人いらっしゃいます。そして、物質的にかなり豊かな生活をされている方です。
しかし、
”子育てと会社経営を両立する”という、その鬼気迫るお話をきいていて、豊かさは何か?をもう一度考えてしまいました。
この方は、週に数度、お手伝いさんに来てもらって、家事の一部をしていただき助かってはいるものの、それにも限界が来ている様子が分かります。戦場のようです。
仕事柄、感性を研ぎ澄まし、トレンドを追う立場であり、田舎ぐらしはできない。でも、お部屋はすでに狭く、このままではもう立ち行かないと。
でも、マンションで探してみると、十分な広さの物件がない。
そして、この凄腕の社長さまをして、手に入りやすい価格がほとんど無いと話をしていました。
この方が手に入れられないのなら、一体誰が手に入れられるんだ、という感じでした。
実需の不動産に関しては、すでに限界が近づいているどころか、もう限界を突破しているのだと思います。
都市に人が集中し過ぎると、逆に業務効率は落ちます。なぜなら、対象の業務そのものの効率は一見良く見えても、業務の前後にある人的・時間的犠牲が大きく、逆にトータルで費用が嵩む状況すら出てくるからです。
当然なるべくして起こった少子化かもしれないと改めて感じました。
しかし図らずも、コロナ収束直後に、本来あるべき姿に近い、過ごしやすい東京を擬似体験していたのには何か感じざるをえません。
コロナ収束直後は、全てのファシリティが整っていながらも、人流の解消に余裕のあった頃の東京でした。
数年前に誰しもが体験したことですから、今の状況と意識して比較すると、より鮮明に感じることがあるのではと思います。
(蛇足終わり)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?