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LIVE配信セミナーで講師をして気づいたこと

4月2日にbravesoft株式会社さん主催のLIVE配信セミナー
「IR(統合型リゾート)の現状と今後のイベント業界への効果」として
講演をさせていただきました。

完全な無観客ではなく、一部業界向けに配信の現場を見ていただくということで、若干のリアル参加の中でのLIVE配信でした。
もちろん例の対策は実施した上です。
私もいろいろ配信に参加させていただいたり裏方をしているのですが、
今回は講師の視点で気づいたことを整理しておこうと思います。

リアルでのセミナー講師としての注意点は
こちらで詳しく青田努氏が解説されていらっしゃいますのでご参考に。

今回は一部リアルもあったので、実際にそこで聞いている人と
配信を見る人の両方での成立を考えなければなりません。
そのためには下記のようなシステムを作りました。

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実際に講師をして気が付いたことを並べてみます。

■カメラへの視線を作りやすく
カメラの配置ですが、なかなかカメラに視線を送ることが難しいので
できれば観客(または関係者)の方向にカメラを設置する。
またはカメラの前に、うなづいてくれる人がいると視線を向けやすい

■PPT作成時の注意点
スマフォで見る人も多いようなので、リアル以上に文字の大きさには注意が必要です。箇条書きやシンプルな図表をお勧めします。
また今回も下記のような、PinP(ピクチャーインピクチャー:画面の一部に別の映像をはめ込む)を使う場合は、右上か右下に空白を作ることも必要になります。

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■著作権にも注意
ライブ配信上でBGMを流すような場合、著作の権利の問題で、これに引っかかると配信が強制的に止められる場合があります。
また画像や肖像権にもリアル以上に注意が必要です。

■アーカイブ・録画の有無
リアルのセミナーだと、いわゆる「ここだけの話」ができるのですが
LIVE配信の場合、録画をしたり、しばらくはアーカイブで見れることも。
主催者側も講演者に、これらの許諾を取る必要があり、その上で依頼することが必要です。

■音量・音質が重要
目に見えることもあるので画質は気にしているケースが多いのですが、「音」が後回しになっていませんか。
音量(音の大きさ)だけでなく音質も重要です。セミナーの場合は、聞き取りやすいかどうか確認が必要です。

■講師用の確認モニター
講師用にもスイッチャー後の映像を見えるようにすると話しやすいです。
今状態でライブ配信用に送られているのか、PPT画面が大きくなっているのか、自分の姿が大きくなっているのかがわかるだけでも安心です。

今回はイベントアプリも使用して、その中での配信をしています。
アプリ上では、アンケートや質問なども活用しながら進めることができます。詳しくはこちらのレポートで。

イベントアプリ「eventos」はこちらで。


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