見出し画像

M&Aについて考える

1987年に帝人の技術者から三井銀行(現三井住友銀行)のM&Aチームに転職して以降34年、M&Aのアドバイザー、そして投資ファンドの世界で生きてきた。日本にはまったくM&Aの本も何もない時代から、企業評価や買収契約、投資ファンドなどについて先輩や弁護士・会計士などと一緒に考えてきた。今や、M&Aに関する本は書店にあふれているが、そのほとんどが、現在のM&Aがどのように行われいるか調べて書籍にしたもので、なぜそうするのか、そのやり方ではおかしいのではないかなどと深く考察したものはほとんどない。M&Aについてユニゾン・キャピタル時代から20年以上書き溜めてきたものをまとめてみたいと思う。(現在の構成は下記のようになっているが、今後修正する可能性もある。また、余暇に進めるのでどのくらい時間がかかるか分からないし、完遂できるかも分からない。あしからず。)

序 章:M&A(企業買収・合併)とは 
第1章  企業価値とその評価 
 1. 企業価値とは
 2. 企業評価の方法 
第2章  通常のM&Aのすすめ方
 1. 企業買収・売却のすすめ方
 2. アドバイザーの選任 
 3. 買収・売却の準備とその対象企業の選定 
 4. 守秘義務契約書による情報入手・提供
 5. 初期的評価
 6. 基本合意書
 7. 精査(Due Diligence:DD)
 8. 買収契約書 
 9. 付属契約書とクロージング 
 10. 買収後の経営統合・経営システム改善
第3章 特殊なM&Aのすすめ方 
 1. 入札(Auction)によるM&A
 2. TOB(公開買付)によるM&A
 3. 破綻企業のM&Aの種類と特徴
 4. ベンチャー企業のM&A 
 5. ファンドによるM&A
 6. 債権のバルクセール
 7. 海外のM&A 259
第4章 M&Aに関するその他の諸問題 ・・・・・・




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?