見出し画像

医療・クリニック系のリスティング広告の注意点

①医療広告ガイドラインに準拠した広告文や遷移先のページが必要

 基本的に、医療業界で広告を出稿する場合、厚生労働省が出している「医療広告ガイドライン」に準拠した広告文や広告画像、遷移先のページが必要となります。

 また、所属している医療業界によってはさらに守られないといけない暗黙のルールも存在する場合があるので注意が必要です。

 医療広告の場合、広告を出稿する媒体(Google、Yahoo、Facebook/Instagram)の管理画面で広告を入稿・登録すると、機械による審査や人による審査が入ります。まずはここの審査を通過する必要があります。

 審査に通ったとしても、後日審査落ちし広告が出稿できないケースも多々あります。個人的には、Yahoo広告は医療広告の審査が厳しく、ほぼ完全に医療広告ガイドラインに準拠している広告や遷移先でなければ広告を配信することはできません

 Yahooと比較するとGoogleやFacebook/Instagramは比較的審査は緩いですが、こちらは審査落ちした際に審査落ちした具体的な理由や箇所は詳細に教えてくれません。チャットで聞くことは可能ですが、詳細な点まで教えてくれることは少ないです。

②地域系のキーワードのクリック単価が高い傾向になる

 医療系の広告の場合、実際に医院やクリニックを訪れる店舗型のビジネスのため、必然的に所在の地域や地名、最寄り駅の名称で検索するユーザーが多いです。

 具体的には、「東京 美容整形」「東京駅 内科」「東京駅の歯医者」などで検索される数が多く、一度はこのような検索をしたことがある方は多いと思います。

 また、自分の受けたい治療名だけを検索しているユーザーよりも、自分の住んでいる地域や最寄りの繁華街名と治療名で検索しているユーザーの方が、最終的な問い合わせに至る可能性が高い傾向にあります。

 以上の理由から、医療・クリニック系のリスティング広告は、地域系のキーワードでの入札は高くなる傾向にあります。特に、人口の多いエリアは入札単価が高騰するケースが多いので注意が必要です。

随時更新していきます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?