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武装ドラゴンの書(Evolve10弾発売前)

ノブナガである!

新カード公開から調整している武装ドラについて、他の方とアプローチが違うようなので、現時点での儂なりの考え方をまとめつつ他の方の参考になればと。
確定枠のカードはデュアルレイジを除いて割愛している。
(例:流麗なる竜人、ハンマードラゴニュートなど)

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デュアルレイジ

デッキの軸、切り札

武装ドラの切り札、試合中2枚引かないとやや苦しい。
1枚は盤面を返す(α or β)のに使い、もう1枚は疾走用(γ)に使えないと試合に勝てない。
勿論展開によってはγだけで勝つことも考えられるが、足回りの強いデッキでない為、秘術や吸血鬼といった現環境トップクラスのデッキと対戦しても非常に苦戦を強いられる。
切り返しのために1枚使用してしまうため、2枚触れることをゲームを通しての目標とする。
2枚触れようと思った時、ハンマードラゴニュートだけでは到底足りないことが多いので竜の伝令は枚数こそ人に寄れど準確定枠であろう。

デュアルモードα

相手の横盤面に刺さる一枚

先6で投げる可能性のある形態。
相手の面が寝ていれば強力に盤面を荒らしながら自分の盤面を作ることが出来る。
ラストワードでレーヴァテインが生きて帰ってくることを期待してはいけない。
実質除去耐性を持ったカードくらいの認識で。

デュアルモードβ

相手の縦盤面や小粒の横並びへは此方

横展開に対するカウンターカード。
ライフゲインとAOEがシナジーしており、更には起動効果でドローに踏み倒しとやりたい放題。
アーマーパージでEXに戻して相手とリソース差をつけるプレイをすることも。

デュアルモードγ

フィニッシャー形態

このデッキのフィニッシュカード。
10PPの最大打点は、14点というところを覚えておくと逆算しやすい。

6PPデュアルレイジ(レーヴァテイン)
進化してウェポン生成で2PP回復、ウェポン生成で4面ウェポンになったところがスタート。
デュアルレイジ起動(現在ウェポン2枚)
ドラゴニックアーマー(残り4PP、ウェポン4枚)
4回効果起動で+8/+8

EPが絡んでもこれ以上に出力は出ないため、後手9PPのターンで走れるようになるだけである。

このカードをアーマーパージで使い回すのが一番強い説。
その際、相手の場のフォロワーの的が必要な為、AOE効果で一掃しないように要調整。


竜の伝令

上記に述べた通り、枚数に個人差はあれど準確定枠。
ヒットするカードはレーヴァテインドラゴン、デュアルレイジのみとなる為、追加で何か当たるカードを入れることを検討した。
下記のカードから何か採用するならば枚数を増やすことが現実的となるだろう。

候補壱:絆の竜剣士・アイラ

絆の竜剣士・アイラ

利点:暇な先行6PPをスキップ出来る。
欠点:2PPしか回復しない為、ブーストしながらドラグニルで面除去といったことが出来ず、そのターン相手の面に干渉することが出来ない。

覚醒後絆の覇竜を出してウェポンをつけまくるプランも試してみたが、結局現代エボルヴでは比較的容易に取れてしまう為、絆の覇竜を出すだけではなんともならなかった。
後手の弱さ、先手でも面を作られてる時には出せない為、現在は否定的な一枚。


候補弐:<<正義>>・イランツァ

<<正義>>・イランツァ

利点:欲しい回復効果やγ以外の疾走打点。
欠点:PPが重い、回復を行いたいターンに5以上のカードが捲れてしまった場合の動きが弱い。

ゲーム再現ではあるが、効果の発動が不確定の為あまり好みではないカード。回復効果が離れた時であるため、エンシェントアルケミストのリーサルから逃れることが出来ないのも評価を下げる一因。
個人的に進んで採用したいカードではないが、上手く決まった時の恩恵も確かにあるので人によって評価が分かれそうな一枚。


候補参:灼熱の嵐

灼熱の嵐

利点:5、6ターン目に場をリセットすることが可能。
欠点:基本的にそのターンのアクションはそれで終わってしまう為、相手に隙を与えてしまう。
コントロール対面では腐る。

おそらく筆頭候補。
一度展開をリセットすることが出来るカードで、武装ドラの手薄いターンをサポートしてくれるカード。

デュアルレイジでの切り返し分を一度担当出来るため、レーヴァテインドラゴンを強く使いやすくなる。


候補肆:ドラゴニックメイル・ギルヴァ

ドラゴニックメイル・ギルヴァ

利点:灼熱の嵐より盤面圧を強力にかけることが出来る。
欠点:手札を全て捨ててしまう。

現在調整中の枠。
次のターンからのプランが崩壊するのと引き換えに強烈な効果をしている。

伝令の他、ドラゴンの卵などを積むことでなんとか使えるか...?
アーマーパージでEXに置いたカードがリソースとして生きるので、もしかしたらもしかするかもしれない。
採用するならば進化枠2は使うことになるであろうためエボルヴ枠はカツカツを極める。
イランツァとセットで採用してみたいがもう本当にエボルヴ枠がない。


銀氷のドラゴニュート・フィルレイン


武装ドラでも活躍を期待

世間の武装ドラの構築に入っておらず、儂の構築には最初に入れたカード。
当然メインデッキの枠を圧迫するが入ってる理由が二つある。

  1. 武装ドラは中盤から盤面を取り返すデッキの為、序盤に押し込まれすぎないように

  2. 神秘の遺物・スピネ&ルチルの存在

レーヴァテインドラゴンの天敵、次環境候補カード

神秘の遺物・スピネ&ルチルへの対策

盤面やリーダーへの6点も当然痛いが、此方が場にフォロワーを出した時に即座に6点飛ばしてくる能力が厄介。ドラゴウェポンを付ける前に焼かれてしまう為デュアルレイジも役に立たない…。
ので、此方から相手をアクトして吐息で除去してしまおう。
幸い、ルチルエルフは序盤から面を強く作ってこない想定のため、フィルレインは温存することが出来る。


エボルヴデッキのスロット問題

確定枠8枚

・ハンマードラゴニュート 1枚

2+1コストの進化で3/3

雑殴りに対するカウンターカードとしてほぼ必須と判断。
1/2/2に何回も殴られていると案外ライフは持たないので、カードを探しに行きながら上踏みする価値は大きい。
また、地味ながら相手のライフを削るのは及第点。

・ナックルドラゴン・ドラグニル 2枚

元祖4点焼き

当初一枚で試していたが、重ねて引いた試合が弱くなってしまう問題と、かといって引けないとしんどい為枚数も減らしづらく実質的に2枠奪ってしまったカード。
ケリドウェンが凄すぎるだけでこのカードも十分に強い。

・レーヴァテインドラゴン 2枚

指定攻撃もウェポンもPP回復も、何もかもが強い

デュアルレイジを2回使うのが目標のデッキの為、少なくとも2回は進化切るだろうということで2枚。

・レーヴァテインドラゴン・デュアルモード各種1枚
対応力を捨てるならαを入れない、などの選択もあり得るかもしれないが、状況に応じたカードを使用できるのがウリのデッキでその選択は勿体無いだろう。

残りの枠は?

・レーヴァテインドラゴン・ブラストモード

意表をついたら強烈に刺さる

主にゼルガネイアケアなどで此方の盤面にフォロワーが残った時の裏択。
AOE6点などは平気で出すので有用性はかなり高い。

・レーヴァテインドラゴン・ディフェンスモード

ディフェンスモード(超攻撃形態)

此方の使い方は超攻撃的カード。
ディフェンスモードは縦置き(スタンドのまま守護にはしない)で使い、ドラゴウェポンを耐えられるくらいに振っておく。
次のターン、リーダーへ5点攻撃した後墓場からデュアルレイジを起動し、γへモードチェンジするととんでもない打点が入るようになる。一撃必殺のコンボ。
縦置きエンドの為相手の盤面を触れない。次のターンで死なない時に投げる必殺の攻撃体制。
守護で使うのはちょっと弱いか…。でも入ってたら使うこともありそう。

・ドラゴニックメイル・ギルヴァ

スタッツ上がらない問題も此のデッキならウェポン使って解決

ギルヴァを採用した場合は2枠ギルヴァでフィニッシュ。
(瞬刃のドラゴニュート不採用の可能性が出てきている。
もしくはドラグニルと3-1,2-1のラインで採用)

・瞬刃のドラゴニュート

書いてあることはかなり強いが面処理が出来ないカード

2-1ラインもしくは3-2ラインで採用になりそう。このカードも強力な追加カードであるが、強く使えるターンが意外とないことが発覚しつつある。
また、伝令を多く採用する場合、このカードで山札をシャッフルしてしまうのが玉に瑕。

・大いなる<<世界>>・ゼルガネイア

10PP払って出てきて如何なものか

ゼルガネイア採用時に候補に上がってくる1枚。
必ずしも採用する必要はないが、明確なエンドカードとなる。
特にコントロール対面にあると強烈に刺さる未来が見える。
10PPで4点オールで相手の盤面を返せるなら強いんだろうが実際どうなんだ…という枠。

その他採用候補カード

原初の竜使い

有効に働けば強い

デッキの大半のフォロワーが3コスト以下の為、効果は発揮しやすい。
特に瞬刃のドラゴニュートは相性のいいカード。
しかし先3はともかく後3に置いていても相手のアグロムーブは止められない為、試しているうちに評価が落ちたカード。

<<世界>>・ゼルガネイア

新弾屈指のパワーカード

それぞれ条件を満たせば中々のパワーカードである。
伝令で持って来れないのが本当に惜しい。
このカードを採用していても、していなくても存在が圧力になるためブラストモードが強力になっているのも味がする。

ブレイジングブレス・ドラゴンスマッシュ

クイックスペル

これらのカードは確定枠ではない。
流麗なる竜人の効果でPP回復することが多く、クイックを構えられる点が有用。
ドラゴンスマッシュは殆どの人が入れている印象だが、2コス3点が間に合っているかはギリギリな線である。
ウェポン生成だから結局強いという話はある。


立ち回り

デュアルレイジの起動コストでドラゴウェポンを2枚破壊する性質上、最低でも1枚は盤面にドラゴウェポンを用意しておく必要があり、また先6起動というアクションを取らざるを得ないことがあることを考えると2枚は盤面に置いておきたい。
基本的には7PP(6PP+EP)で投げてレーヴァテインドラゴン進化と組み合わせて盤面に強烈なアクションをかけたいが、そこに至るまでに負けてしまう可能性がある吸血鬼は苦手な印象を受けた。
(主に3ターン目5/5のヴァンピィが取れず大苦戦し、ドラゴンスマッシュなど序盤相手のバットを処理する手段が必要と感じた。)

ライフを回復する手段は多くない為、相手のバーストラインに入らないように面処理は行いつつ、適度に顔を詰めておく必要がある。
先述の通りγが14点疾走を叩き出すことが出来るので、それまでに6点以上詰めるか、γにアーマーパージを使用し2回疾走プランを通すかの選択になる。

秘術対面は序盤のアクションにも寄るが基本的にボードが強くない為、此方のデュアルレイジのターンと相手のビッグアクションしたいターンが被る。
今の体感では五分狙えそうな気はするが、本当に有利がついた場合メドゥーサからサーチするカードに白霜の風を追加されるだけで全く勝てなくなってしまうだろう。


まとめ

現状武装ドラゴンがTier1になるかと言えばそうではないように感じる。
トリオのサードデッキにはなるかもしれないが…。

どこまでいってもデュアルレイジを何回使えるかがゲームの軸となる為、1枚のカードに頼るデッキかつ複数枚引きたいデッキは厳しいと感じざるを得ない。

デュアルレイジを1枚しか引けなくても勝てる構築にするのか、デュアルレイジの再現性を上げる構築にするかのアプローチから組んでいくことになると考えている。

デッキの性質上、白霜の風を構えてくるタイプのウィッチには逆立ちしても勝てない。むつらの刻印もしんどい印象があるが、此方にはギルヴァのバーンだけで押し込むルートで可能性はあるのかもしれない。
(やっぱりギルヴァ意外と合ってるのかも…?)


調整中のリスト(ギルヴァ入り)

もはや拡散目的であることを明言しておく。
これが完成系とは全く思っておらず、ギルヴァ入りのアプローチが正しいかも不明であるが、気になる方向けにリストを提示しておく。

リストに限らず意見はXの@nobunaga_tcgまでよろしゅうお頼み申す。(急なキャラ付け)

現在調整中のギルヴァ入り武装ドラ

地区予選武装ドラで出たいが、秘術はともかく吸血鬼が既に現状重い為ギルヴァ採用へ。裏面はドラゴンの卵である。

ドラゴンスマッシュかゼルガネイアかは調整中の為甲乙つけ難いが、瞬刃のドラゴニュートを採用出来なくなった関係上、ウェポン生成カードに枠を回す方が良いかと思い一旦この形へ。

手札消費の激しいデッキにすることでギルヴァの欠点を補い、豊富な手札で戦うというよりは引いたカードを使ってバーストを狙っていくデッキ。

デュアルレイジを捨ててしまう方は問題ない。レーヴァテインドラゴンを2枚捨ててしまうとゲームオーバーになりかねない為、取扱注意である。
時として、伝令でレーヴァテインドラゴンのみが当たっても加えないプレイングが存在する程度の難しさである。


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