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【JRで車いすは乗車拒否されました】事象を整理。《もめ事論》分断編

ホイル

このトピックも3回目となります。
前々回、前回の記事へのリンクを置いておきますね。

礼儀編では【事実】として〔来宮駅で車いすを運んでくれた熱海駅駅員さん達には「ありがとうございます」と告げていた〕事が明らかになりましたが4/9現在一向に『礼儀が足りない』の大合唱は続いております。
前回の記事を読んですらソノ事に気づかない人がいた事にやや驚きました。

さて本稿では【障がい当事者間の分断】に目を向けていきます。

【健常者様】曰く、
『この様な”身勝手な主張”は【他の障がい者達】も迷惑してる。』論。

疑問。【健常者】が語る【常識ある障がい者】とは？

ゴンゾー氏『多くの車椅子利用の方々とこの人の意見は全く違うと私は考えます』
勝部氏『名誉現象はどんな差別問題でも現れるんですね』
黒瀬氏『同じ障害者の方からも「一緒にしないで」という声がほとんど』

多分、【健常者】であるであろう3名の方々が【障がい当事者】の代弁をして共感を集めておりますがソノ〔いいね〕をしている何割が【障がい者当事者】なのでしょうか？
この3名に限らず【健常者】でありながら『この様な”身勝手な主張/行動”は【他の障がい者達】も迷惑してる。』と【伊是名夏子氏】と【他の障がい者】を分断する論調が多くみられました。

では実際に『「一緒にしないで」という声がほとんど』『多くの車椅子利用の方々』が【正しい】と仮定して何が起こるか推測してみましょう。

【ほとんど】【多くの】が隠す
『伊是名支持の障がい者達』

自明ですが『ほとんど/多く』は【全部】を意味しません。
その【存在】は意識外におかれてしまいがちです。

【健常者】が【障がい当事者】を盾に『伊是名支持の障がい者達』を透明化している。

コレが何を意味するのか考えてみましょう。
そもそも絶対数が少ない障がい者達を【非常識人】と【常識人】に分けて『非常識だと”社会”から叩かれる』という”社会ルール”を強化してるのです。
その結果、『伊是名支持の障がい者達』は更に少数派となる。

【社会ルールは守りましょう】という”一般常識”は大切ですよね。
今件でも【社会ルールを守れ】には『健常者も障がい者も関係ない』という理由で”一般常識”的に【非常識】な主張/行動をした人物を批判している【常識人】な方々が殆どでしょう。

常識的な批判をしているのだから
【差別】であるはずがない。

当然”一般常識”に反してると感じる事への批判なので【悪意】すらないと《僕は》信じますよ。
前々回の記事に記した事をいくつか引用します。

残念な事に”健常者社会”は当然【健常者向けにデザインされている】
その中で『生活し辛い』（障がい者が生き易くなるようデザインを変えて欲しい）と要求すると《もめ事》を起こす事になるのだ。
そして《もめ事》を起こすと一部の障がい者周りからも『《もめ事》を起こすと【障がい者への偏見】が増える』と不安が上がる。
　実に【不条理】ではないだろうか？
『健常者に理解して欲しいなら《もめ事》ではなく【丁寧に説明】するべき』という”一般常識的”なご意見を賜った。
『強い言葉では嫌がられる』
『他にも穏当な手段が』
『社会コストを考えれば』
お有り難いアイデアの数々。

”一般常識的”なご意見はコレまで【何度も何度も行われてきた】という”障がい者の常識”を”一般常識人”の方々は意識されているのでしょうか？

丁寧に根気強く穏当に社会コストに阻まれ繰り返してきた。
コレは”障がい者の常識”です。

それでも【健常者向けにデザインされている】社会は強固であり続けるので少しづつしか進展しない。
その現実を作っているのは”一般常識”の壁ではないでしょうか？

当然”障がい者の常識”等という視点を”一般常識的”な方々は持ち合わせていないでしょう。
ソレは《もめ事》でも無ければ【無関心】にならざるを得ない”健常者社会”に住まう事で忘れがちな視点です。

本当の意味で【障がい者の視点】を考えるなら『そもそも少数である障がい者達を【非常識人】と【常識人】に分けるようなマネは止めよう』

僕達が【非常識】と感じる事が【”障がい者の常識”であった場合】僕らが一方的に正しいとする健常者社会での”一般常識”ダケで判断する事は、更なる少数派を生み分断を強化してしまいます。

『非常識だ』という点で批判するのではなく『非常識』と感じる《自分達の常識》は果たして《相手の常識》を理解した上なのだろうか？と一旦考えてみてください。

【一般常識に健常者も障がい者もない】

この強固な前提を少しダケ疑ってみて欲しい。
確かに【一般常識に健常者も障がい者もない】のだと思います。
そこに”障がい者の常識”もプラスして欲しい。

あまりにも批判が過熱し伊是名夏子氏の過去の発言や著作物等からの【切り取り】による本来議論されるべき問題とはかけ離れた話題がTwitter等で独り歩きを始め【ネット上の伊是名夏子像】は【異形の怪物】かの様な取り沙汰され方をしてると感じます。
【プロ障がい者】【モンスタークレーマー】【社民党】【礼儀知らず】
【活動家】【テロリスト】【当り屋】

『《自分》はそんな事言ってない』
ええ、そうでしょう。
貴方は言っていない、しかしソレらを目にすると【バイアス】が生じ伊是名夏子氏の主張はソノ【バイアス】を通して貴方に届きます。

【ネット上の伊是名夏子像】は果たして真実なのか？

過激な言葉を連ねて批判してみせ、反応を集めたがる人達は無数に存在しますよね。
その人達に作られた【ネット上の伊是名夏子像】が独り歩きしてると僕には思えます。
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今回も2000字超えたので終了とします。
お付き合いありがとうございました。
『障がい者なのだから批判をするな』という気は全くありません。
【障がい者への偏見】の加速や分断に強く反対する意味で作成しております。
未だ錯誤（お礼を言ってない）や事実誤認、誤読による批判も後を絶たず一連の記事で明確になった点だけでも各自訂正、否定して頂けると幸いです。
気分よく今日一日を過ごす為に。


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