円空について考えながら、びんずるさんを待っている。
「円空工房Z」の三秀さんにびんずるさんを注文をしてから円空についての本を読もうとKindleで読み始めたものの、実は今もまだ読了できていない。
しかし、その頃文庫化された「見仏記 道草篇」を読んでいたら円空についての素晴らしい言葉でいっぱいだった。
円空は修行や説法をしながらお寺を点々としていた遊行僧だったので、そのお寺に滞在していた時間が円空の彫った仏をみたらわかるって話。
いきすぎた、でき過ぎた慶派の後、どんなものを作って行ったらいいか?それの答えが円空だとみうらじゅんは言っている。そこに神仏習合の流れが円空にじわじわ入ってきたと。
読み終えていない素晴らしい円空本にも同じような言葉があった。
こんな言葉を噛み締めながらびんずるさんを待っていた。
top写真は飛鳥の橘寺のびんずるさん
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