奈良 五條への旅〜④花の寺金剛寺
友達五人との五條旅の2日目の朝、リバーサイドホテルで朝食をいただく。
今日は二つのお寺を回る。一つ目は、花の寺、金剛寺。
本堂は茅葺でとてもかっこいい。
まず本堂を見せていただく。中にはたくさんの仏さんがおられ、とてもにぎやか。楽しい気分にさせてくれる。
この奥の観音堂の鴟尾には「唐招提寺金堂之模造」と印がしてあるとのこと。唐招提寺の長老によって建てられたとのことで、そう言われば似てるかな、、、?
サイズ感が違いすぎてちょっとわかりにくいw でも、奈良から離れた五條で長老が懐かしく思いながらあの鴟尾を眺めていたのだろうと思うと、それもまた感慨深いな。
本堂を出たところで、和尚さんが、牡丹園があるので行って見てくださいと言われる。その時、私たちは、このお寺に牡丹園があり、ちょうどその時が開園している時期だったということを知らなかった。
花のお寺と呼ばれるお寺はたくさんあるけど、この金剛寺は植物園のあるお寺、といってもいいぐらいのお寺だ。
お茶花の最高峰と言われている「大山蓮華」。これなんか最初入り口のあたりにある木を頑張って写真を撮っていたけど、中に入るとたくさんたくさん咲いていて、貴重な花だというのを忘れるぐらい。
みんな花に夢中になって、写真を撮り続けた。
この牡丹園は毎年、4月の中頃から5月の中頃まで開園されているそうで、その時期に来れてとても幸せでした。お寺の花情報はきめ細やかにお寺のHPの「お花情報」にupされているので、行かれる時はこちらを参考にされてはいかがでしょうか?そして、行かなくてもこのページを見ているだけで、とても優しい気持ちになります。あの和尚さんのにこやかな笑顔とお話を思い出すのです。
奈良、五條の金剛寺、お花と笑顔が満開になるお寺でした。
23.5.15~奈良 五條への旅④
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