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奈良ではないところ

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もちろん、奈良以外にも良いところはたくさんあり、奈良から学んで行きたくなったり、そこへ行ったことからまた奈良に行きたくなったりすることもあります。 奈良について書こうと勝手に自分… もっと読む
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2021年8月の記事一覧

中之島香雪美術館と「最後の社主 朝日新聞が秘封した「御影の令嬢」へのレクイエム」

朝日新聞の創業者の村山龍平の孫で近所に住まれていて去年亡くなった美知子さんの本を読んだのでどうしても中之島香雪美術館へ行きたくなった。 その本は、樋田 毅著「最後の社主 朝日新聞が秘封した「御影の令嬢」へのレクイエム。」 著者は朝日新聞の記者で、赤報隊の朝日新聞襲撃事件取材班キャップを務めた後、大阪局より村山家の秘書として美知子さんの晩年、亡くなるまでの5年間勤めた人。この本を出版する時に朝日新聞を辞めた。 本の内容は、朝日新聞社主の村山龍平氏がどのように地方のしがない新聞

「東山魁夷の唐招提寺障壁画展」神戸市立美術館

神戸市立博物館の唐招提寺の東山魁夷の障壁画展へ。この前、唐招提寺に行った時にこの展覧会のポスターを見て、近くなので必ず行かなくてはいけないと思っていた。 いやー。ベタやけど良かったわ〜。最近行った美術館博物館の中で一番観客が多かった。流石、東山魁夷はみんなの東山魁夷や!わかりやすく感動できる上に障壁画は大きいからほんまに素直に良い。かなり前にもどこかの美術館で見たことあるような気がするけど違うんかな。。。(友達と話していたら20年ぐらい前に同じ市立博物館でやっていたよねと彼

白鶴美術館の八角灯籠と香雪美術館(どちらの美術館も春秋の期間のみ開館)、弓弦羽神社、徳本寺、龍王山大瀧

近所の阪急御影駅近くをお散歩。朝日新聞、社主の本宅のある香雪美術館でやっている「ほとけ 祈りの形」を観る。 久しぶりに行って忘れてたけど、朝日新聞の村山さんの娘さん、去年亡くなったんやった。それで、村山家の美術品が香雪美術館へ何千点も寄贈されたんやね。それで最近村山家のものばかり展示してるのか。。。友達に勧めた村山家の洋画の展示は近所なのに見に行かれへんかった。行きたかったのにな。。。てことは、今あちらは誰も住まれてないってこと。。。? ほとけ、の展示はお軸と絵巻物で、仏

神呪寺(かんのうじ)

雨の天気予報だと思って行くか迷っていたけど、日本三大如意輪観音の一つ、阪急甲陽園駅の神呪寺へと出かけた。こちらの秘仏、如意輪観音は一年に1日だけの特別拝観なのだ。 夙川で乗り換える時に成城石井で泡の缶を買い(成城石井の泡の缶はわりといける)甲陽線で飲みながからGoogleマップと共に神呪寺へ。 前に友達が小学生の頃の遠足で行ったとは聞いていたけど、確かに甲山を登っているかのような急な坂道と階段ですごい汗かきかき登ったわ。 神呪寺は甲山大師(かぶとやまたいし)とも呼ばれてい