見出し画像

初主催記念インタビュー「伊坂」

 2023年2月「大喜利たろう」にてネット大喜利の世界に足を踏み入れた後、同年4月「東北大喜利最強トーナメントT-OST6枚目」に出場し、生大喜利デビューを果たす。その後、「きっかけの一歩」を皮切りに、大喜利界隈にその名を轟かせるプレイヤー・伊坂さん。
 全国のプレイヤーが集結する大会「冠到杯5人目」では決勝進出を果たすなど、躍進を続ける伊坂さんが次に挑戦するのは“主催大喜利会”。
 3月24日(日)に仙台で開催される主催大喜利会「アンノウン」を間近に控え、意気込みと心境を伺った。

熱が冷める前に動かなければ、結局何もしないで終わってしまう気がしたので

―――早速ですが、主催大喜利会の開催を決めたきっかけは何ですか?
伊坂:「東北大喜利最強トーナメントT-OST7枚目(以下、T−OST)」の際に、水猫ラテさんとジョンソンともゆきさんにお会いして、「東北でも大喜利会開いてください!開く時はぜひ呼んでください!」と声をかけてもらったのが主催をするきっかけです。

 熱が冷める前に動かなければ、結局何もしないで終わってしまう気がしたので、T-OSTの前日に開催された大喜利会「笑う警報」で会った際に、「仙台でも大喜利会やれたらいいですね〜」と話をしていたエビサワさん・幅ねらさんに「一緒にやりませんか?」とお声がけし、三人で協力して開催することになりました。東北で開催ということで、東北→みちのく→みち→未知という流れで「アンノウン」と、名づけました。

 それと、主催ってなんかかっこいいなと思ったことも、原動力だと思います。

この会は「自分のために」開いています

―――どうして「東北」で開くことにこだわっているんですか?
伊坂:いや、東北には別にこだわっていません。たまたま自分が東北に生まれてたってだけです。東京に生まれてたら、(いっぱい大喜利会がやっているので)主催はしていなかったと思います。

 ただ、東北で大喜利をやってる人と喋ることが多くて、「東北で大喜利やれたらいいな~」という話はよくするのですが、なかなかみんなタイミングが合わなくて開かれないなとは思っていました。

 今回は私が開きますが、正直、私の代わりはたくさんいると思っています。でも「動きたい」という気持ちがある時に動かないと、何も起こらないなと思っていた中で、背中を押してもらえたので、開催につなげられました。

―――なるほど……。生まれた場所やその時の気持ち、いろいろな偶然が重なって開かれることになったのですね。
伊坂:この会は「自分のために」開いています。東北に大喜利会がないから関東に行かなきゃいけないけど、それだとお金がかかる。仙台だったら自分にとって行きやすいから、仙台でやろうってだけです。
 
 まずは一番に自分のためっていうのがあるんですけど、自分のためばっかりだったら、みんな来てくれなくなる。だからといって、みんなのためだけにやったら、やることが多すぎて絶対にできない。
 
 「自分のためにやっていたことが、周りの人のためにもなってたんだな」と感じられる状態にしたいと思っています。だって、大喜利は一人じゃできないので。

自分が開いた会で楽しんでもらえたら嬉しい

―――開催を決意してからのお気持ちを教えてください。
伊坂:開催を決めた時点で、自分は生大喜利の経験が4回しかありませんでした。なので、一人で主催するのは心細いという思いもあり、エビサワさんと幅ねらさんに声をかけました。

 まだ何も決まってない状態だったにも関わらず、お二人とも二つ返事で引き受けてくれたおかげで、なんとかなりそうだなと思いました。

―――幸先の良いスタートだったのですね。
伊坂:実際に準備を始めてからは、上手くできるかずっと不安でした。

 普段、大喜利をやっていても、「自分の大喜利なんて……」とネガティブな気持ちになることがあります。ですが、自分の大喜利を褒めてもらえることが増えてきた中で「自分の大喜利を否定することは、自分を認めてくれる人のことも否定することになるな」と気づいてからは、その気持ちも控えめになってきました。

 なので今は、「自分が開いた会で楽しんでもらえたら嬉しいので、そうなるようにしたい」という気持ちです。

大喜利に少しでも興味があれば来てください

―――今回の主催大喜利会では、どんなことをされるんですか?
伊坂:今回は初めての開催なので、車座→加点→チーム戦という流れで、自分にできることから始めていこうと思っています。
 
 お題については、自分の会なので、最初と最後を自分の考えたお題にすることで「自分で始まり、自分で終わる会」にする予定です。
 
 他は事前に募集したお題を使いますが、もらった大喜利のお題が良すぎて、自分でもやりたくなっちゃっています!この気持ちを発散するために、先日「栃木県水城大喜利会3」に参加して、生大喜利をしてきました!

―――始まる前から、もうワクワクですね!
伊坂:自分が観覧側になるのは初めてなので、みんなの大喜利をじっくり見たいですね。自分の大喜利会で、みんながどう答えてくれるかが楽しみです!
 
 それと、今回は基本的な内容ですが、何回かやっていくうちに、新しい企画を試験的にやったりして、他の生大喜利会との違いを生み出していきたいと思っています。

―――特に楽しみにしてほしい企画は何ですか?
伊坂:ルールを明記していないのですが、加点は普段あまり見ないようなルールだと思うので、楽しみにしてほしいかもしれないです。

―――どんな方に来てほしいですか?
伊坂:東北で生大喜利したい方に来てほしいです。自分自身も歴が浅いので初心者の方にも来てほしいですし、東北には歴の長い方もたくさんいらっしゃるので、お互いに刺激になるような場になればいいと思っています。大喜利に少しでも興味があれば来てください!

―――開催に向けて、感謝の気持ちを伝えたい方はいらっしゃいますか?
伊坂:まずは、水猫ラテさんとジョンソンともゆきさんです。お二人にきっかけを与えてもらえたからできた会だと思うので、感謝しています。
 
 エビサワさんと幅ねらさんにも、いろいろ相談に乗ってもらったり、たくさん協力してもらったので、感謝しています。

 そして何より、羊狩りさんがT- OSTを開いてくれたおかげで、水猫ラテさんとジョンソンともゆきさん、たくさんの大喜利が好きな方々に会えたので、感謝しています。

 他にも企画について相談に乗っていただいたり、お題提供にご協力いただいたり、拡散していただいたり、関わってくださったみなさんに感謝しています!

―――最後に、このインタビューを読んでいる方に一言!
伊坂:(^^)/~~

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?