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2024.2.21 AIに画像生成させると、日本らしさについて再定義したくなる


生成AI花ざかり。仕事に若干関連して「Adobe firefly」にあれこれプロンプト撃ち込んで遊んでみた。

浴衣姿の若い日本人女性2人、というプロンプトを試しに入れてみると、いくつか画像が生成されてくる。
人物の表情や姿は結構それっぽい。
だけど、浴衣がちょっと変。浴衣というより着物?いや着物でもない、中国・韓国・はたまたモンゴル?みたいな、日本以外のアジア諸国の服装のような感じで出てくる。
何回修正指示しても通じない。「帯が違う」「合わせが違う」「柄をもっと地味に浴衣っぽく」って言っても出力されるどこかチャイナ服めいた「浴衣」。エーアイ先生は、日本を、アジアをざっくり捉えてるんだなぁ。映画「ベイマックス」に出てくる街「サンフランソウキョウ」みたいな、東京とアジアを混ぜたような感覚。
背景に表示される建物も、瓦が日本というよりも中国とか韓国のようで。何が違うって普段言語化しないけれど、ちゃんとプロンプトで説明するためには、日本と、他のアジアの国で、似ているけれど違う部分をちゃんと言葉にできるようにしないといけない。

日本っぽさ、沖縄っぽさ、台湾っぽさ、中国っぽさ、韓国っぽさ、それ以外にもそれぞれの「○○っぽさ」の違いをちゃんと言葉にできるとき、よりよいクリエイティブがAIで生成できるようになるんだろうな。

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