下の階に住んでいるヤクザが怒鳴り込んできたけど仲良くなった
ラノベみたいなタイトルになっちゃったけどほんとうです。
そもそもこの建物は違法建築物件でオーナーがヤクザなのですが、どうやら下の階に住んでいる人はそのオーナーのペーパーカンパニーに在籍している従業員だったようです。
で、昨日の夕方ごろに村上春樹の小説の主人公みたいにスパゲッティを茹でていたら部屋の扉をドンドンする音が聞こえてきました。
あきらかに配達員ではないんですよ。マジで扉をぶち破る勢いでドンドンしてくる。しかもかすかに扉の向こう側から「オラー!!出てこいテメー!!」みたいな声もする。
いや、ヤクザやんと思いました。これマジですからね。
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私もそんな聖人君子ではないので扉の向こう側にむかって「いきなり人んちになんの用だよ!」と怒鳴り返してやりました。
「下の階に住んでる者だけどよー!テメーいつもいつもバタバタうるせーんだよ!」と。
私も私でそんなにバタバタしてるつもりはなかったので「バタバタしてねーよ!ただ歩いてるだけだろ!」と言ったら「知らねーよ!とにかくうるせーんだよ!」と、こう言うわけです。
「ただ歩いてるだけなんだからどうしろって言えばいいんだよ!」と言ったら、「引っ越ししろ!」と言うわけです。それで私も「テメーが引っ越ししろよ!」と言ったら「誰に向かってテメーって言ってるんだよ!」と言われたので「顔も名前も知らないテメーのことだよ!」と言いました。
こんな感じの攻防が扉越しに5分くらいあって、いよいよしんどくなってきたので「いやでもマジで普通に生活してるだけだからさ、とりあえず一緒に酒でも飲もうよ」と言いました。
私が酒というワードを出したら「実はもう飲んでるんだよね」と、いきなり相手の怒りモードが消えまして、そこからは普通に仲のいいご近所さんの感じで会話をすることができました。
それで私も「バタバタしてるつもりはなかったけどうるさかったんだったらごめん」と言いました。そしたら向こうも「いや俺も酒飲んでる勢いで怒鳴り込んで悪かった」と謝ってきました。
ちなみに相手の年齢は51歳です。私が31歳なのでちょうど20歳違いですね。
それで私が「でもたまに女連れ込んでてうるさくしちゃうかもしれないけど勘弁してよ」と言ったら「女がいるの? だったら紹介してよ」と言ってきたので「おっさん結婚してないの?」と聞いたらどうやら結婚してないようで、51歳でも女に飢えてるんだなーとなんとも言えない気持ちになりました。
なんとなく面白そうだったので「いくらでも紹介してやるよ」と言ったら私のことを兄貴と呼び出してきて、あーたぶんこれは境界知能的な感じのヤクザだなーと思いました。
最終的にLINEを交換して仲良くなりましけど、今度一緒に飲みに行ってヤクザ世界の話しを聞いてこようと思います。ちなみに名前は岡田らしいです。本名です。
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1Q84、1巻が読み終わりそうです。