クソニートじゃんwww

なぜか2週間ほど前から仕事がめちゃくちゃ忙しくなってしまいました。それまではのんびり働いていたのに、いまはのんびりしていたら仕事が終わりません。マジで勘弁してくれという感じです。

みんな「働きたくない」とは言いますが、じっさいに会社を辞めて何年もニートをする人はあまりいません。もちろん大抵の人はお金がないからニートができないだけだったりしますが、一方で将来の不安を払拭するために貯金があっても働きつづけることを選ぶ人のほうが圧倒多数です。

先日、私が職場で恋をしている村山さんと会話をしていたときですが、そのときに話しの流れで過去に3年くらいニートをしていたことがバレました(秘密にしていわけではないけど)。「ニートのときは家でなにしてたの?」と聞かれたので、「APEXですね」と答えたら大爆笑していました。

「クソニートじゃんwww」と言われて、「クソニートですよwww」と言って大盛り上がりしていたのですが、しばらくして落ち着いたころに村山さんは「まあでも私も独身でフリーターしてるけど、働いてるから偉いのかとか、正社員だから偉いのかとか、ニートだからダメなのかとか、そういうのはないと思うけどね」とポロッとこぼしていたのが印象的でした。

「3年もニートしてて不安とかなかったの?」と聞かれて、「まったくなかったです」と答えたらめちゃくちゃびっくりしていました。「不安がないってヤバいね―!」と言われました。そんな話しをしていて結局、私という人間はそこに尽きるような気がするなと思いました。

要するに、私には将来の不安なんか1ミリもありません。食えなくなったらどうしようなんて考えたこともないし、だったら生活保護を受給するか死ねばいいじゃんと思っています。長生きしたいなんて発想すらしたことがありません。

アンチエイジングとか健康法とか長生きの秘訣とか、私としてはどれもこれも「しょうもな」の一言で終わりです。もちろんそれらの文化をバカにしているわけではなく、私にとっては必要のないものだから「しょうもな」と思っているだけです。そういうことに熱心な人を否定している意図はありません。

だから私に見えている景色というのは、「みんな不安だから働いている」という世界です。私にはみんなが不安から逃れるために働いているようにしか見えません。バカにされるかもしれないという不安、食えなくなるかもしれないという不安、いまの生活が破綻するかもしれないという不安。

結局どれもこれも不安から逃れるために暗い部屋を抜け出して、職場という名の地獄に繰り出している。そんな世界を私は「しょうもな」と思って眺めているのでしょう。

1Q84、1巻が読み終わりそうです。