今更LINEスタンプを作って一発逆転を狙う話
多くの人が利用しているアプリ『LINE』で使用できる「スタンプ」をユーザーが作って販売できるようになって5年くらい経つだろうか。「うさまる」や「ボンレス犬とボンレス猫」「ねこぺん日和」など、様々な人気キャラクターが生まれてきました。更にはLOFTなんかでは専用コーナーが設けられてグッズが作られたり、アニメ化したりなど、勢いは凄まじい。
LINE クリエイターズキャラクター紹介より抜粋
また、一般のユーザーだけではなく大手企業や芸能人なんかもクリエイターズスタンプを販売していることもあり、LINEスタンプ界隈は戦場と化している。そんな中、オンラインゲームの初期アバターのような丸腰状態で参戦しようとしている者がいた。
私だ。
とりあえず描き始めてみる
スタンプにするキャラクターは決まっている。自分自身を表すために数年描いていたぶたさんのキャラクター。ぶたキャラ界隈ではぶたたという強敵がいるが、とりあえず自分が描きなれていることもあるのでこのまま突き進む。
使うツールは『アイビスペイント』。無料で使用でき、スマホだけで作業が完結できるのが魅力だ。
このアプリがLINEスタンプを作るのに適切な理由がもう1つある。それは最初からLINEスタンプ用に設定されたキャンバスが用意されているからだ。これのおかげで、いちいちサイズを調べる必要もなくなるので非常に助かる。
せっかく描くなら40パターン
クリエイターズスタンプは最低8個から登録することが可能となる。逆に最大は40個だ。買う側からしたら、できるだけ多い方がお得感があって嬉しいだろう。じゃあ、40パターンを用意しよう。
簡単に言ったが、40パターンのスタンプは地味に大変だ。挨拶系や簡単な反応系など、ある程度はすぐに思いついて描いてみるが全然足りない。しかも使いやすそうなデザインや視認性を考えるとなかなか難しい。他のスタンプも参考にしつつ、なんとか描き進める。
ついに申請!
描き終わったらアプリで画像を登録して申請。初めて申請する際には「LINE Creators Market」への登録が必要みたい。あとはクリエイターの登録とかも必要っぽい。海外での名前とか、なんかいろいろ登録した。
で、改めて販売申請。
「売上分配」とか「公開範囲」とか、いろいろ設定して申請。審査待ちとなったらあとは待つのみ。リジェクトされませんように。
2021/10/17の23時頃に申請
申請した次の日に、LINEの通知が来た!
リジェクト!
「リジェクト」は、簡単に言うと「不合格」という感じ。申請内容や申請したスタンプ自体に何かしら問題があるから、見直ししてくださいということだ。LINEの通知から詳細を確認すると、何が悪いのかが書いてあるので、それを対応して、再度申請を出さないといけない。
今回の場合はLINEスタンプの販売地域をとりあえず選択できる地域全部にしてみたら、一部地域では適さないから変更しろってことだった。詳しく25カ国を挙げられていたので、そのとおりに設定して再申請!
再申請する際には、リジェクトの状態が残っていると「同じ名前のスタンプがあるから名前変更して」ってなってしまうので、申請済みリストでリジェクトになっているのを削除してから申請を出そう。
再申請後、2時間位経ったら「審査中」になってた
無事、リリース!
翌日、そわそわしながら午前中を過ごしていると、LINEの通知が。
きた!!!!!
「詳細を確認する」から自分の管理ページへ行く。細かい設定があるが、とりあえず右上の「リリース」ボタンを押す。これをしないと「承認された」というだけの状態なので、一生ストアに並ぶことはない。たぶん。
リリース後、30分ほどでスタンプの購入ページが見ることができるようになった。やったね。
2021/10/19 13:00頃から販売開始
申請から1〜2日程度で簡単にリリースができる!
スタンプ用の絵を描くのが一番の山場だが、その後は簡単に販売までこぎつけることができた。審査は早く、今回の場合はリジェクトされた理由や直し方も明確でわかりやすかった。また機会があれば第2段も出してみたい。幸いにも、TwitterでRTしてくれる方も多く、直接購入したと伝えてくれる方もいて感謝しかない。ついでに、周りの人にもプレゼントしてください。
と、いうことでLINEスタンプのリリースについての体験談でした。
それでは。
おわり。
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