睡眠の質が向上したがドクロマークがついている
娘が心身の調子を崩した。
長きに渡り少しづつ悪化していき、とうとう動けなくなり、9月から休職。
これを機に1人で半年以上通っていたメンタルクリニックをやめて、私同行で違う心療内科へ。
そこから別の病院を紹介されて通いだしたのが10月。
なかなか波乱万丈な2か月であった。
知ってるようで知らない単語と出会う。
メンタルクリニック、心療内科、精神科。どう違うの?
うつ状態、うつ病、躁うつ病。双極性障害。どう違うの?
PMS、PMDD、オーバードーズ、希死念慮。
10月上旬にお医者様から「お母さんがお薬の管理をしてください」と言われた。
実は。ここ数年。毎晩、酩酊するほど酒を飲んでたワタクシ。
9月の私は、酔ってお風呂や洗面所で居眠りをする常習犯。
ふと気づいたら午前3時なんてこともあったし、前夜の記憶がないこともあった。
各種事件も、わたしが酔って爆睡してて、なかなか気づかずだったりもしまして。面目ない。
こんな調子だと、娘の薬の管理どころじゃない。
というわけで、酒を減らすことにした。
そもそも、私が酒を飲みすぎることを嫌そうに見ていた娘。
だって、酔わなきゃ寝れないんだもーーーんと笑顔ではぐらかしてた、私。
今ならわかる。大事な家族が自らの身体を粗末に扱うのは、なかなかに辛いものだ。
そこで、ほんのり酔ってきたかなぁ…ぐらいしか飲まない事にした。
しっかり酔わなきゃ寝付けないけど、もともと娘の状況的に寝付けなくて当然なのだから仕方ない。夜中に何度も寝顔をのぞきにいく。ウトウトしても小さな物音で起きて、また娘の部屋をのぞきに行く。
せっかくなので、スマホに飲酒量を記録するアプリを入れて、飲んだ量を可視化することにした。するとどうだろう。こんなに減らしているのに、ダメ!と書かれたドクロマークが並ぶのである。もっと褒めて欲しい。こんなに減らしているのに。半分以下に減らしているのにぃぃぃ(←大声)
たまに、ものすごく頑張った(あるいは緊迫した)時はドクロマークではなく、飲みすぎマークがつく。釈然としないが、少し嬉しい。いや嬉しくない。ふくざつ。
今週は娘の状態が比較的安定していた。安心して寝れる日々が帰ってきていた。(油断しちゃダメだけど!)
すると不思議なことに、ほんのりしか酔ってないのに、ちゃんと寝付けるようになっていた。
すごいぞ。えらいぞ。進化してるぞ。
昨日は別件でひどく疲れた日だったので、「今夜だけは飲ませて」とお願いして、たくさん飲んで良い日にした。けど、いままでの半分くらいで、もういいかなという気分になった。たいしたもんだ。(ドクロマークだけど 汗;)
まだ夜中に起きてしまう日が多いけど、そこから、また眠れるときもある。
睡眠の質の向上がもてはやされる昨今ではありますが、思いがけない経緯で、それを手に入れつつある今日この頃である。