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韓国でアイスクライミングしたい人への話2

韓国でアイスクライミングをしたい人への話の続きです
大きい人工氷瀑がアプローチ至近であるのが韓国のアイスクライミングの特徴です。1では人工氷瀑の話をしました。

では、自然の氷瀑はどうなんでしょうか?

韓国の国立公園は入山の申請が必要な場合が多いようで、現地ガイドを雇ったり、現地の知り合いがいない場合は申請が難しいです。

とはいえ、ずっとトップロープの管理された状況で登っていては物足りなくなってくると思い、翻訳アプリで頑張って申請を試みてみましたが恐らく失敗に終わってしました。
恐らくというのは、今回韓国では有名な自然の超巨大滝・トワンソンポッポ(350mくらいとも言われている)へ行く日に早朝から大雪で警報が出てしまい入口のところでまさしく”門前払い”されてしまったのです。

 そして、申請の段階でも国立公園とのやりとりでは行けそうな雰囲気でしたが、前日にメールかショートメールあたりで来るはずの許可証が届きませんでした。大雪の予報が出ていたから来なかったのか、申請の不備がありダメだったのか。その事実確認も含めてダメ元で国立公園の受付に行ってみましたが、受付のスタッフは韓国語しか話せない様子でした。そのスタッフのジェスチャーなどから「大雪だから帰れ」というのが伝わってきましたが、肝心な申請の確認が出来ずに敗退してきました。

有名で日本で探せる記録が多いところはいいですが、記録が少ないところはアプローチや滝の所在地も含めて難易度があがりそうです。
以上のようなことから韓国語ができる知り合いや知ガイドを頼まずに自分達だけで申請を行う難しさを感じました。

【韓国国内での移動について】
ソウル市内でアイスクライミングが出来るところはないので、ソウルから移動することになるが一番便利なのはやはりレンタカーです。重いアイスギア&ロープの入った荷物を担いで移動しなくて済むので身体が楽であり、現地に直接行けるのは大きなメリット。また人数が多くなれば割り勘で費用も安くて済む
デメリットとしては、慣れない海外で運転をするということ
韓国は左ハンドルの右側通行であり、信号が赤でも右折OKという交通ルールもある。そして、ソウル市内はめちゃめちゃ混むし、車間距離は詰め詰めで、どんどん割り込んでくる。日本で日常的に車を運転する人でも非常に神経を使うはず。
あとは、運転中に見る地名などの看板がハングル表記が多く分かりづらい。ただ、これは地図&ナビアプリを使えばおおよそ解決した。


地図アプリで調べると電車やバス、タクシーなどでもいくつかの場所は行けそうです。公共交通機関利用のメリットとしては、1人(あまりないかも知れないが)で移動するならレンタカーよりも安くなり、2人くらいでも若干安くなるかもしれない。そして、慣れない異国で運転をしなくて済む点もメリットです
ただ、時刻表やタクシーの配車アプリなどをよく調べていかないと変な場所で動けなくなるかもしれないので注意が必要。

【韓国で使えるアプリ】
〇NAVER MAP(ネイバーマップ)
韓国で使える地図&ナビアプリです。
これが無かったら今回のレンタカーは運転出来ませんでした。道路のナビに関してはかなり優秀です。そして借りたレンタカーのカーナビがスマホ画面を同期する機能もあったので、見やすかった。ナビという面では非常に使い勝手が良かった。バスや地下鉄の経路や時間も表示してくれるので最高!さらにタクシー料金の目安まで表示してくれます。

ただし、欠点があり日本語検索が絶望的に弱い。なので有名な場所でないとほぼ出てこないと思っていい。有名な場所でも若干名前が間違っていることも。
そのため後述するgoogleマップや他の地図アプリで検索して場所を特定したら、ナビのためにNAVERマップに落とし込むという手間が必要でこれが結構大変だった。なので次の有料記事にはNAVERマップにすぐに落とし込めるように氷瀑の場所や駐車スペースなどを記録しています。

最初は韓国語表示ですが、日本語表示に変更できます。ネットを調べると変更方法は分かるので、ここでは説明を省きます。
アカウント登録しログインすると、行きたい場所リストなどを作れるので使い勝手が良かったです。

〇googleマップ
韓国内ではナビが全く機能しない。ただ場所・店の検索したり、口コミなどは表示されるので情報収集や歩いて近場へ行くときなどには使える。

〇google翻訳
聞いて!ハングルってね、英語よりワケわからんよw
我々日本人は義務教育で英語習ってるけど、ハングルは習ってないからね
気持ち良いくらいにぜんっぜん分からないw
ソウルや大きい街の飲食店ならメニューに英語と日本語も併記されてるけど、田舎の飲食店行くとまじで何を注文していいのか分からない。英語も通じないからほぼジェスチャーでの会話しなくちゃいけない。
でも、そんなときはgoogle翻訳 
会話も翻訳してくれるし、写真を撮れば文字も翻訳してくれます。
だいぶ役に立ちました。

続く 次からは実際の氷瀑情報になります。

 


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