マガジンのカバー画像

自由律俳句

28
自由律俳句まとめ
運営しているクリエイター

2023年4月の記事一覧

こびりついたトマトを2度見する朝

のぼる
1年前
2

潰れた握り飯を見られた

のぼる
1年前
2

ドラクエ思い出す故郷の麓

のぼる
1年前
4

自由律俳句集~壱~

長年使っていた茶碗が欠けた。 気づいたときには、口縁の部分が小動物にかじられたみたいにな…

のぼる
1年前
3

声掛け空振って独り言

のぼる
1年前
3

隣の人が読んでいる本のほうが文字細かい

のぼる
1年前
2

褒められたから続けてあげる

桜の尾を引いて追い越していった軽

のぼる
1年前
4

全部が赤信号の瞬間気まずい

のぼる
1年前
2

雨雲が天井の傘立て

のぼる
1年前
2

あの山はまだ白いが暑い

のぼる
1年前
3

自由律俳句
睨まれても手の内の栗だけは放さない

のぼる
1年前
4

自由律俳句
水野のぼるです水野のぼる水野

のぼる
1年前
2

自由律俳句 風呂場のリサイタルは秘密のはず