福岡ソフトバンクホークスの投手戦力紹介!早めの開幕一軍予想も
キャンプも開始から2週間が経過し、各球団練習試合など実戦を行い始めています。
今回は、ソフトバンク投手の2024年の戦力紹介をしていきます。最後では開幕一軍メンバー予想もしていますので、ぜひ最後までご覧ください。
※以下一部敬称略
昨季のソフトバンクの主な投手陣
先発
昨季のソフトバンク先発陣はかなり脆弱性が露呈していました。厳しい言い方にはなってしまいますが、年間を通してローテーションを守れた投手は石川柊太選手のみで、1年間先発をした投手で最も登板数が多かったのは最年長の和田毅選手。メジャーから日本球界に復帰し、ソフトバンクに入団した有原航平選手は10勝を挙げたものの、なかなかそこに続く選手が現れませんでした。先発転向を目指した藤井皓哉選手もシーズン途中からは中継ぎに戻るなど、なかなかローテーションを固定できずにシーズンが終わりました。
しかし終盤ではカーター・スチュワート・ジュニア選手がデビューするなど、今季につながるものはあったのかなと筆者は感じました。
中継ぎ
先発陣に対し、ブルペン陣はかなり安定していました。圧倒的存在だったリバン・モイネロ選手を早い段階で欠きながらも、他の選手たちが奮闘。特にルーキーの大津亮介選手は社卒の即戦力投手として実力を存分に発揮し、46試合に登板するなどの活躍を果たしました。
抑えのロベルト・オスナ選手も防御率0点台と"守護神"の名を恣にする投球を披露。来季からも大型契約を更新しており、しばらくクローザーの座は安泰そうです。
入れ替え・離脱中選手
ここで、今季オフのソフトバンクにあった選手の入れ替え、現在故障中の選手について見ていきましょう。
入退団一覧
故障中選手
ソフトバンクは育成でも大量の選手を抱えているのでオフの入れ替えも凄まじいですね。今季は森唯斗選手や嘉弥真新也選手など実力者が戦力外になるなど、衝撃的なニュースもありました。加えて、FAで移籍してきた山川穂高選手の人的補償に甲斐野央選手が選ばれたことで、中継ぎの柱を1つ失うことに。数々の騒動は起こりましたが、結果として投手力を減少させたことに変わりはありません。
今のところ投手での新外国人の入団はありませんが、ドラフトでは超高校級左腕の前田悠伍選手を獲得。さらには巨人を退団した鍬原拓也選手を育成で獲得するなど、急務の課題となっている先発力の補強を怠ってはいません。
少し残念なのは、昨季中継ぎの一角として活躍した田浦文丸選手がコンディション不良で今年のキャンプはリハビリスタートなこと。昨季ブレークし出しただけに今季からは本格的に重要な場面を任せられるような投手になると筆者も思っていたので、開幕に間に合ってほしいですね。
開幕一軍予想
以上を踏まえて、今季の開幕一軍を今から予想してみようと思います。
先発
昨年末に小久保監督が宣言した通り、モイネロ選手は先発で行くようです。転向初年度ですしローテの5、6番手からスタートすることになりそうですが、ハマれば球団のエースになることは間違いないでしょう。
あとは生え抜きの右投手がもう少し突き上げてきてほしいですね。石川柊太選手やスチュワートJr.選手にもここに食い込んできてほしいですが、どうなるでしょうか。
中継ぎ
中継ぎは田浦選手が間に合う想定で組んでみました。藤井皓選手は昨季の成績から今季は中継ぎスタートになりそうです。
また、昨季1試合に登板したダーウィンゾン・ヘルナンデス選手は小久保監督から開幕一軍を明言されており、指揮官からの期待値の高さが伺えます。デビュー戦で2失点し防御率27.00という数字を残してしまったヘルナンデス選手ですが、まだ真の実力を発揮できていない感じが否めません。先発に転向したモイネロ選手の穴を埋めるような活躍ができるとブルペンはより強固になりますね。
まとめ
1年間ローテを守れる選手がなかなかおらず、先発に苦心した昨季のソフトバンク。圧倒的なエース的存在が現れず今季はそんな投手に期待したいところですが、モイネロ選手や大関友久選手がそういうところにはまってくれるとソフトバンクとしては心強いですよね。
小久保新監督の下"美しい野球"をして優勝を目指す今季のソフトバンク。華麗な投手リレーを披露し、球場に多くの「VIVA」を轟かせたいですね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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