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今年の日本野球のスケジュール(1月〜6月)

 ツイッターやインスタなどで選手の自主トレ便りが届き始めた今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか、なんていう畏まった挨拶は置いておいて、今回は23年の日本野球の大まかなスケジュールをまとめていきたいと思います。何月にどういうことがあるのかなど、これからの予定を立てる際の参考になると幸いです。

2月

自主トレ(1月中)

1月はこれといったイベントはなく、選手たちは球団の垣根を越えて様々な選手と、あるいは1人で黙々と自主トレを行います。これからキャンプが始まるまでの調整や、普段話す機会の少ない選手に教えを乞う機会でもあります。2月から始まるキャンプに向けて各選手状態を少しずつ上げていって欲しいですね。

2月

春季キャンプ(2/1〜2月末または3月初旬)

 2月はいよいよキャンプの始まりです。キャンプは約2ヶ月後に開幕を見据えた選手たちが球団ごとに集まり調整を行う場です。ここでは昨年のドラフトにて指名された新人選手たちの様子を見ることもできます。球団ごとに練習の内容も違うので、様々な楽しみ方ができます。また、春のキャンプといえば紅白戦。チームの中で2チームに分かれて試合形式で対決を行う紅白戦は、シーズンにも影響してくるので見ものです。各球団のキャンプ情報は筆者が他の記事にてまとめてありますので、そちらを読んでいただけると幸いです。

3月

オープン戦(2/23〜3/26)

 春季非公式試合、通称「オープン戦」は、選手たちにとって、シーズン最初の活躍の見せ所です。開幕1軍を勝ち取るために各々キャンプで成長したところを死に物狂いで首脳陣にアピールします。特に各球団のホーム球場で行われるいわゆる1軍のオープン戦でも、期待のかかる育成選手がスタメンで出場するなど、普段見ることの少ない選手たちを見ることもできてお得な気持ちになれますよ。

2023 WORLD BASEBALL CLASSIC(3/9〜3/21)

 4年に一度開かれる、野球の祭典「WBC」。今大会は20カ国のチームが世界一の称号を目指して戦います。日本代表も最近代表メンバー30人が決まり話題になりました。また、今大会は日本含め各国がメジャーリーガーを多数編成するなど、とにかく"ガチ"で勝ちに来ています。日本も大谷選手やダルビッシュ選手など、野球を普段見ない人でもその名を知っているような選手が多数出場します。サッカーワールドカップのような盛り上がりを見せてくれることを期待しています。

パリーグ開幕(3/30)
セリーグ開幕(3/31)

 3月末にはいよいよ日本野球の"本番"が開幕します。開幕戦は長いシーズンを戦う上での景気付けともなりますので、毎年大きな盛り上がりを見せます。
 パリーグの開幕が30日と書きはしましたが、日本ハム対楽天の開幕戦が、日本ハム本拠地・エスコンフィールドの会場に伴い他10球団より1日早い30日に行われるということで、30日にあるのは日本ハム対楽天戦のみです。
 また、開幕戦で毎回話題になるのが人気アーティストなどによる「国歌斉唱」。近年はただ歌うだけでなくライブスタイルで歌うなど、年々改良が施されています。開幕戦を見る時は、そこにも注目して見てみるといいかもしれません。

6月

セ・パ交流戦(5/30〜6/18)

 レギュラーシーズンでは交わるのことのないセリーグとパリーグ。ですが、この3週間はセリーグとパリーグの各球団が3試合ずつどちらかのホーム球場で戦います。佐々木朗希選手と村上宗隆選手の対決など、普段見ることのできない世紀の対決を見逃すわけにはいきません。梅雨に差し掛かる6月は、アツい応援で憂鬱な気持ちをかっ飛ばしちゃいましょう!

 というわけで、23年シーズン上半期の日本野球のスケジュールでした。やはり今年の目玉はなんといってもWBC。4年に一度ですから、次回は2027年になってしまいます。またとない機会を逃さないためにも、今から日本代表を応援する準備をしておきましょう!
 最後までお読みいただきありがとうございました。

出典

https://npb.jp/event/2023/
日本野球の1年間の動き
https://www.wbc2023.jp/schedule/
WBCの概要
https://www.fighters.co.jp/news/detail/00004064.html
エスコンフィールドについて

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