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チームを救え!新外国人のベースボールレジュメ〜その1〜

 来季からNPBで新しくプレーする外国人を紹介する、「チームを救え!新外国人のベースボールレジュメ」。第一回はオリックスにやってきたMLB経験豊富な大型右腕です。

名前:アンドレス・マチャド

生年月日:1993年4月22日
(30歳)

出身:ベネズエラ・カラボボ州

 アンドレス・マチャド選手はベネズエラ出身の投手で、身長は185センチ、体重は105キロという大型右腕です。
 150キロ台中盤のストレート(フォーシーム)とツーシームを軸に、DeNA・山﨑康晃選手のツーシームのようなチェンジアップで空振りを奪う投球が特徴です。

 2010年にカンザスシティ・ロイヤルズと契約してプロ入りすると、2017年にメジャーデビュー。この年は2試合に登板して9失点、防御率22.09という成績でした。
 しかし、2021年からワシントン・ナショナルズと契約すると、同年は40試合、翌22年は51試合に登板し防御率3点台中盤と、とてもいい成績を残していました。
 しかし、今季は44試合で防御率5点台となかなか結果を残せずに球団を自由契約に。その後、オリックスとの契約が報道されました。背番号は未定ですが、一体いくつを背負うのでしょうか。
 マチャド選手について経歴や能力について詳しく知りたい方は、シュバルベさんという方がとても詳しい記事を書いていらっしゃるので、是非そちらをお読みください。筆者も一度読ませてもらったのですが、変化球についてなどもデータを使ってまとめられており、非常に読み応えがありました。

 シュバルベさんの記事をお読みいただければマチャド選手のプレースタイルはほぼ全てわかってしまうので、筆者の記事では、試合でのスタイル面ではなく、エピソード(?)について掘り下げていきます。

一時期巨人入りが噂に?

 マチャド選手、実は今季の6月あたりから一部の界隈をざわつかせていました。
 というのも、その時期にマチャド選手が巨人の公式Instagramをフォローしていることが判明。今季巨人でプレーしたグリフィン選手やメンデス選手もフォローしていたことから、「これは巨人入りなのではないか」という声がちらほら。結果的に7月31日の戦力補強期間までに加入の報道はなく、オフにオリックスへの入団が判明しました。
 もしかすると、自由契約になったのは「日本球界に挑戦するため」とマチャド選手本人が明言していたことから、日本の野球がどんな感じなのか気になって一度フォローしてみたのかもしれませんね。

山﨑颯一郎選手がマチャド選手に弟子入り?

 マチャド選手はリリーフタイプであり、入団して務める役職はおそらくセットアッパー。しかし、今季その座を務めていたのは山﨑颯一郎選手です。キャンプやオープン戦で争奪戦が始まるのでしょうが、山﨑颯選手は弟子入りしたいとコメント。セットアッパー争いについても話しながら、

「負けないじゃないですけど(笑い)。変化球やトレーニング方法を聞けたら」

日刊スポーツ配信の記事より一部抜粋。

 と、アドバイスをもらおうとしていました。ライバルとなるであろう存在から助言をもらってレベルアップしようとしている山﨑颯選手にも、頑張って欲しいです。

まとめ

 マチャド選手は、ベネズエラ出身の大型右腕で、オリックスに入団するとなればセットアッパーの枠を山﨑颯選手と争うことになるでしょう。しかし、これでオリックスの強力な投手陣がさらに強化されたことは間違い無いです。この右腕はオリックスの四連覇に貢献してくれるのでしょうか。期待が持てます。
 最後までお読みいただきありがとうございました。

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