東北楽天ゴールデンイーグルスの投手戦力紹介!早めの開幕一軍予想も
2月も下旬に差し掛かり、まもなくオープン戦が始まろうとしています。
今回は、楽天投手の2024年の戦力紹介をしていきます。最後では開幕一軍メンバー予想もしていますので、ぜひ最後までご覧ください。
※以下一部敬称略
昨季の楽天の主な投手陣
先発
昨季の楽天の先発陣は若手の踏ん張りが中々利かなかったですね。チーム最多勝は39歳の岸孝之選手で9勝、若手の早川隆久選手は17試合、6勝にとどまりました。田中将大選手、則本昂大選手も徐々に下降曲線を辿ってきているだけに、早川選手には特に頑張ってほしいですね。
しかし、大卒ルーキーだった荘司康誠選手は19試合に登板して防御率3.36、5勝を挙げる活躍を見せ、藤平尚真選手も一軍に一定期間定着。上記6名の平均年齢が30歳と若返りが求められ始めているだけに、このようなフレッシュな戦力がどんどん台頭してきてほしいですね。
中継ぎ
中継ぎ投手はかなりの酷使具合が目立ちます。上位7人全てが45試合以上登板を記録しており、鈴木翔天選手はチームトップの61試合に登板しました。ただ、それでも全員が大きく崩れることなく1点台〜3点台前半に収めました。登板数以上のイニングを投げることなくワンポイント起用などもあったのが理由の一つでしょうね。
そんなブルペン陣の中でも特に目立った活躍をしていたのがルーキー・渡辺翔太選手。落差の大きいパームボールを武器に51試合に登板、中継ぎながら勝利を呼び込む投球で8勝を記録しました。
入れ替え・離脱中選手
では、今季オフの楽天投手の入れ替えと、現在怪我で離脱中の選手を見ていきましょう。
入退団一覧
故障中選手
昨季の楽天からは一軍経験の豊富な選手が数名球団をさることになりました。塩見貴洋選手や石橋良太選手はそれぞれ先発・中継ぎの一角としてチームに貢献していた時期があり、昨季は中々出場機会無くそのまま退団という流れになりました。昨季57試合に登板した安樂智大選手はチーム内でのいじめが発覚し自由契約に。チームの柱となっていた選手ですが、許されざる行為によってプロ生活は幕を閉じたと言っても過言ではないでしょう。本当にもったいないです。
しかし、そんな状況下でも補強は怠らない楽天。ドラフト1位で即戦力大卒投手の古謝樹選手を獲得すると、現役ドラフトでは覚醒まで秒読み段階の中継ぎ左腕、櫻井周斗選手が入団。さらには広島、日本ハムからそれぞれニック・ターリー選手、コディ・ポンセ選手を獲得。日本での活躍経験もあり、非常に心強いですね。
一方で、大怪我をしている投手がかなり多いですね。トミージョン手術からのリハビリ中の選手が2人、そのほかにも肘関節周りの手術をした選手が多く、今後の投球に影響が出ないか心配ですね。
開幕一軍予想
以上を踏まえて、今季の開幕一軍を今から予想してみようと思います。
先発
先日のサンスポの記事より早川選手が開幕投手に内定したことが分かりました。これからの楽天を背負っていくのに相応しい選手だと思うので、シーズン通して活躍してほしいですね。
また、田中将選手も開幕に間に合う見通しが立っています。正直ローテーションの手数は足りていないので、田中将選手がいないと楽天はだいぶキツくなります。間も無く40歳になる岸孝之選手もいることですし、2人の代わりになる選手が早く出てきてほしいですね。古謝選手が1年目からローテに食い込むことはあるのでしょうか。
中継ぎ
新クローザーは則本選手が内定しています。そこに繋ぐセットアッパーとしては宋家豪選手、渡辺翔太選手がおり、この辺りは強力ですね。則本選手の活躍次第ではこういう選手が抑えを務めることにもなりそうですが、シーズンに入ってからどうなるかですね。
また、新加入のターリー選手もおそらく開幕一軍に入ると思います。広島では要所での登板が多い印象でしたが、新チームではどのような起用法になるのでしょうか。
まとめ
高齢化が進んでいる先発陣、1イニング投げ切らない継投スタイルで登板数過多だった中継ぎ陣とどちらにも課題は残されていましたが、今江新監督によってそこが改善されるかどうかで順位は変わってくるでしょうね。まずは若い戦力を二軍で鍛え、一軍でどんどん使っていってほしいですね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
出典・画像引用元
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