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のぼ〜る広報のイチオシ〜横浜DeNAベイスターズ投手編

 本記事の筆者・のぼ〜る広報が、各チームのイチオシ投手と野手を1人ずつ紹介シリーズ、題して「のぼ〜る広報のイチオシ」。曜日は具体的に決めていませんが、随時更新していくシリーズものとなりますので、投稿した際は気にかけてくださると幸いです。第7回は、育成からの這い上がりを目指す左腕・櫻井周斗選手です。

櫻井選手ってどんな人?(成績)

 1999年6月25日に埼玉県所沢市で生まれた櫻井選手は、身長178センチ86キロとプロ野球選手の中ではあまり身長が高くない部類に入ります。ですが、櫻井選手はすらっとしているので見かけ以上に背が高そうに見える方も多いのではないでしょうか。
 東京の強豪・日本大学第三高校(通称日大三高)時代には1年秋から外野のレギュラーを張り、翌年の夏からは投手も兼任しながら、秋には背番号8のエース兼主将としてチームを東京大会準優勝に導きました。とくにスライダーは一級品で、高校時代には名だたる強打者たちから三振を奪い取ってきました。U-18選出時には投手に加え強打の外野手として二刀流の活躍をしましたが、2017年にドラフト5位でDeNAに入団した際には投手一本で行くことに。
 プロ1年目は先発としてファームで経験を積んだものの、2年目からは中継ぎで主に投げるように。3年目の21年シーズンは30試合に全てリリーフとして登板し、防御率3.07の成績を残しました。しかし、22年は1軍での登板はなくオフに育成契約に移行することが発表されました。本人のインスタグラムによると、疲労骨折が再発したとのこと。横浜のセットアッパーを担えるだけの人材ですので、来季中にも支配下に復帰してほしいですね。

櫻井選手ってどんな人?(エピソード)

 先述したとおり、櫻井選手は変化球で空振りを奪うことができます。左腕から放たれる最速149キロのストレートも魅力的ですが、それ以上に武器になるのがスライダーや縦方向に鋭く落ちる変化球。この落差には打者はついていけないようで、高校時代には早稲田実業高校(現日本ハム)の清宮幸太郎選手から5打席連続三振、履正社高校(現ロッテ)の安田尚憲選手から3打席連続三振を記録しました。特に当時の清宮選手は「高校生で最もホームランを放った怪物」として騒がれていたので、その変化球の凄さが良くわかると思います。人気野球ゲームアプリ「プロスピA」でも3球種が最大変化量7のうち5を記録するなど一時期話題になりました。

櫻井選手のここがイチオシ!

 筆者が櫻井選手の推している部分は、

勢いと躍動感のあるフォームから放たれる化け物みたいな変化球

 です。櫻井選手はフォームも好きですが、それ以上に推せるのがやはり変化球。下に動画のURLを埋め込んでおきますが、どの変化球もピンポン球投げてるんじゃないかってくらい、とにかく曲がるんです。百聞は一見にしかず。まずは見ることをお勧めします。しかしこれを制御できるのほどのコントロールが完全についていないのが玉に瑕。数ある変化球を自在に操ることができれば1軍への道も自ずとひらけてくるでしょう。

 以上が櫻井選手の紹介でした。筆者が言いたいことは、「とにかく1度で良いから櫻井選手の変化球を見てほしい。」これに尽きます。
 最後までお読みいただきありがとうございました。

出典

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