[stand.fm更新] #02 映像解説 BEST FICTIONのBEST WATCH戦略(安室さんのことを好きなだけ喋るチャンネル)
以前サークル(現メンバーシップ)向けに映像配信を行った「映像解説 BEST FICTIONのBEST WATCH戦略」について、再度録音をし直し音声配信をした。
映像配信した際に使用した資料を元に、以前公開したテキストを再構成をした。
悪名高き、BEST FICTIONのライブ映像。私も異論はなくその通りだと思います。
理由は主に4つ。
BEST FICTIONはこれらの要素・効果を1曲の中で高速に目まぐるしく変化します。悪名を轟かせる何よりの原因は、これら要素をオープニング曲であるDo Me Moreですべてぶちまけたことであります。
ライブに参加した方たちがツアーが終わって次の楽しみにするのは何よりもライブ映像の発売です。にもかかわらず、目まぐるしい映像を見せつけられ、安室さんがさっぱり登場しない映像を見せられてはたまったもんじゃない。それがBEST FICTIONが不評である理由のような気がします。
次に、なぜそのような映像なのか考えていきます。
ライブ2時間半を語るには長過ぎるため、Do Me Moreのみについて語っています。
「映像には必ず意味がある。」
学生のときに習った映像の先生の言葉です。
映像を見るとき、特に不可解ことがあると「意味」を考えるのが常になっています。
BEST FICTION以前以後、どちらを見てもこんな編集をしているのはBEST FICTIONだけです。となると、やはり何かしら意図があると導き出したのが
・臨場感ある演出
・撮影スタッフが下手くそで編集スタッフが仕方なく編集で乗り切った
前者は先に説明したようにライブ会場内にあるスクリーン映像のようにしたかった。
後者はどんなに編集スタッフが優れていたとしても素材となる映像がブレブレだったならば限られた素材の中から頑張るしかない。
私の推測は上記どちらもじゃないかと思っています。何故なら、とんでも映像・編集ばかりではなく、他の曲では落ち着いて見れる映像もあり、計算されて撮影していると思う箇所が度々あります。
ということで、
BEST FICTIONの映像に私がさほど文句がない理由の大きな理由として考えているのは、
BEST FICTIONツアーに行っていないこと
だと思っています。ツアーを終え、あのときの感動をライブ映像で!と発売をワクワクして待っていない、言わば先入観がないことが大きな理由。
もう一つはそもそも速い映像編集が好みだということもあって見慣れているということもあるかと思いますが、決定的な違いはライブ参戦の有無だと思っています。
あの素晴らしいライブを家で見られると思ったらぼやけてんじゃん!!!カットはえぇええよ!と思った方々の心中をお察しします。
というのが大前提にあり、幸い先入観なく見られたことでライブ映像に注力して見ることができました。
加えて、好きな主な理由は
です。
これ以上でも以下でもないです。まさにこれです。
以前にブログに書いたりもしているのでご参考に。
そして、もっとも注目していることは、
お時間があるときにでも該当箇所を見てみてくださいませ。
このような箇所のみに焦点を当てて編集している(ように感じる)ことから、他の焦点(世界観、ダンス、ダンサーなど)は省かれます。
Do Me Moreで見ているところはずばり、
と、書きましたが「目」がほとんどかと思います。(花道を歩いてきてサブステで歌うところはまた別)
BEST FICTIONの映像解説、というよりもDo Me Moreの映像解説で終わってて大げさなタイトルをつけてしまったなぁと後で反省いたしました。他にも好きな編集や好きなシーンもあるのでいつかまた話せればと思っています。
stand.fmでお便りも募集中ですので、ぜひ音声でも聞いていてだけると嬉しいです。