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花を愛でる 飛鳥山から小石川

やっと晴れそうなので、桜を求めて電車に乗り30分。王子の中央改札を降りて、直ぐに丘を登ります。(ケーブルカーも設置。配慮されています。)

直ぐに飛鳥山山頂に着きました。なんだかいい感じです。
ここの飛鳥山は、徳川吉宗が庶民のために整備したそうです。見晴らしもよく、落ち着きます。そして奥には、新1万円札になる渋沢栄一邸宅があったそうで、今は資料館がありました。
モダンな邸宅ですね。
当時を想像しながら次の庭に向かいます。


古川財閥の邸宅です。また、モダンですね。
でも庭は和風でした。作ったのは京都の庭師、
小川治平衛。よく聞く名前。


桜は少ないが、石と水と楚々とした木々でまとまっていますね。高低差もあるので立体的な庭です。ツツジの頃にまた来ます。
続いて、六義園へ。


歩いて10分ほどで到着。
上品な庭です。作ったのは、綱吉の側用人、柳沢吉保。ここは、高低差がなく歩きやすい。東京には珍しくビルが映り込まないですね。散策するには、ちょど良い広さです。(150円。ただし65歳以上。ちょっと嬉しい)

次はいよいよ小石川植物園。少し遠いが、歩きを選択。遠かった。

小石川植物園 東京大学の附属植物園だそうです。元は、徳川幕府の御薬園、広さは16万㎡。家族連れが多いです。期待が膨らむのは、少し坂なので先が見えないからですね。
あ、いい。枝が人々を覆い尽くしている。この下で座りたくなるのもわかるよ。すごい。
さらに、この奥には、たくさんの巨木と池のある庭がありました。

歩き疲れて、モミジの下で座っていて、ふと見上げたら、時間が過ぎたので逆光となり、多分今までで一番の写真。
「人々を 覆い尽くすぞ 春の木々」そのまんま。



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