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4thライブのセトリから感じるLiella!の始まり


はじめに


こんにちは のびやかです!
先日はじめて記事を投稿したのですが、文字数を気にせずに好き なこ とを語れる「note」の素晴らしさに気づいてしまいました。

この流れにのって、今回は5月15日にBlu-rayが発売された「Liella! 4th LoveLive! Tour ~brand new Sparkle~」の美し〜いセトリの中で、特に好きな部分について話したいと思います。




該当セットリスト


早速本題に入りますが、今回お話したいのは『Hoshizora Monologue』から『未来の音が聴こえる』までの流れです。

幕間アニメで
🐙「私たちが1年生の頃を思い出しちゃうよ〜」
🦋「ふーん、先輩たちにも1年生の頃があったのね」(そりゃそうでしょ)
🪼「その時の姿、見てみたいものです」
🎧「それじゃあ1年生の頃みたいに5人だけで歌ってみようか!」

というやり取りがあり、久しぶりに1期生5人だけで歌うことになるのですが、ここからのセトリに
「始まり」という1つのテーマがあると感じました。

ひとつひとつの楽曲を見ながら、そう思った理由を解説していきます。



『Hoshizora Monologue』


この曲はTVアニメ2期 第4巻Blu-rayの特典曲で、4thライブにて初披露された1期生5人の楽曲です。

前述の通り1期生5人が「あの頃」を思い出しながら歌う楽曲として披露されたのですが、具体的にいつなのかと考えた結果『Starlight Prologue』を歌い、サニーパッションに敗れた1期12話あたりではないかという結論に辿り着きました。


曲名にも星の光と星空、プロローグとモノローグ
という関連性がありますが、特に注目して欲しいのはその歌詞です。

『Starlight Prologue』

『Hoshizora Monologue』
の順番で対比をしてみると


「晴れわたる未来を創るよ どこまでも走る

「あの頃の僕らはどんなに 走ってもまだまだ届かなかったよ」

「どんな奇跡だって起こすのさ

奇跡も 起こせるはずって 思っていたよ ずっと」


といったように関連する歌詞が見受けられます。

また、敗北という挫折を味わった(これからも味わうかもしれない)けれど「あの頃」描いた煌めきを忘れないといったような歌詞もあり、そこには「Starlight」の文字も……

いつかまた 越えられなくて

悔しさに震える時がくるのかなぁ

それでもさ、もう消さないよ

この胸に煌めく星空を

Starlight…

Liella! 『Hoshizora Monologue』より


極めつけはラストの振り付けと演出です。

『Hoshizora Monologue』のラストで2期生がステージに登場し、『Starlight Prologue』で空に煌めきを描くのと同じ振り付けを9人で行うのですが、
その時の背景に『Starlight Prologue』と同じ5色の線が現れて、9色の線に増えていく演出があります。


このようにPrologue(物語の始まり)を意識した1曲であり、その始まりを振り返る幕間からの流れが美しい楽曲だと感じました💫



『Including you』


この曲はTVアニメ2期 第6巻Blu-rayの特典曲で、
同じく4thライブで初披露となったLiella! 1.2期生の
9人で歌われた楽曲です。


この楽曲は4thライブのMCで「サニパ様に向けた曲」ということが明かされました。
(Liyuuさんが、可可ちゃんにとって初めてのセンター曲が、サニパ様のための曲で幸せだ とも言っていた)

・可可ちゃんがセンターで大事なパートを担当している

・サビの終わりに『Till Sunrise』と同じ、水平線から太陽が昇る振り付けがある

・4thライブで披露された時の照明がパッションワインレッドとパッションサンフラワー(色の名前が分からなくてユニット甲子園のブレードを見ました)


といったように可可ちゃんがスクールアイドルに憧れてLiella!を結成するきっかけになったとも捉えられる、サニパ様への気持ちを歌った楽曲になっています。


※余談ですが、LiyuuさんがLiella!とLiella!のファンの関係にも『Including you』を当てはめてくれていたのが嬉しかったですね……

「僕たちがLiella!に対して思っていること」が歌詞にも多くあったので、正解とも呼べる解釈がありつつも、正解が1つではないというのは安心しますね😌
「You are my precious one…」



始まりの音


さて、少し話は戻るのですが『Including you』が始まる前に演出が入ったのを覚えているでしょうか。

『Hoshizora Monologue』の9色の鮮やかな背景から一転、ステージが暗くなって響き渡る音。
そして砂嵐のようなノイズ。


この演出の正解も1つではありませんが、僕はノイズと共に時間が巻き戻ったような印象を受けました。

何故かと言うと『Including you』には"ある音"が入っているからです。



その音というのは『始まりは君の空』冒頭の
\ファーーーーン/という音です!(伝われ)


『Including you』の音源を持っている方は『始まりは君の空』と連続再生して欲しいのですが、(持っていない方はBlu-ray第6巻を貸付けに行くので住所をコメント欄に書いてね) 
同じ\ファーーーーン/という音が、音程も全く一緒で『Including you』後奏の一番最後に使われているんです!
『始まりは君の空』にもあるこの音を、僕は勝手ながら「始まりの音」と呼ばせてもらっています。


Liella!としてのデビュー曲『始まりは君の空』と

Liella!が始まるきっかけとも呼べる、可可ちゃんがサニパ様を想う気持ちを歌った『Including you』

この2曲に同じ音が使われていることでLiella!の
「原点」が感じられて大好きなんです😌

※これまた余談ですが、葉月恋ちゃんのソロ曲
『リバーブ』にも音程こそ違いますが、似たような音が使われています。
結ヶ丘女子高等学校を設立した葉月花さんを想って歌う曲……ここにも「始まり」が感じられますね☕️



さらにこの音、先程の『Including you』前の演出と似ていると思いませんか……??


「始まりの音」の音程は「ファ」
裏で小さく「ド」も鳴っています。

4thライブの演出で最初に響き渡る音も「ファ」
続く2つ目の音が「ド」
そしてその「ド」の音がだんだん大きくなります。
(このクレッシェンドの感じもすごく似てる…)


こういったところからも、この一連の流れに
「始まり」というテーマが掲げられているのではないかと感じています。



『未来の音が聴こえる』


この曲はTVアニメ「ラブライブ!スーパースター!!」
2期第12話挿入歌で、ラブライブ!の決勝及びLiella!3rdライブツアーにて初披露された楽曲です。


ゆったりとしたテンポから始まる曲ですが、サビでドラムが激しく刻み始め、テンポ感が倍になります。

ところでこのサビのテンポ感、どこかで聴き覚えがありませんか…??←この手法使いすぎ


このドラムの刻み方、またしても登場!
『始まりは君の空』のサビと酷似しているんです。
ドンドコドンドコドンドコドンドコ🥁


そしてサビの歌詞がこちら!

ねえ 果てしなく広がる空 どこまで続いてくの

知りたい だって旅は まだ始まったばかりさ

Liella!『未来の音が聴こえる』より


広がる空…始まったばかり…そういうことです
(どういうことです?)


さらに注目して欲しいのはサビの終わりです。


「手をつないで未来へ」

この時のメンバー同士が手を繋ぎ
1歩前に踏み出します。


ところでこの振り付けどこかd…(ry


『始まりは君の空』の
「手をつないでおけば 怖くない!」
と同じ振り付けになっているんです…!


同じ振り付けと書きましたが、厳密には違っていて

『始まりは君の空』で踏み出すのは左足。

『未来の音が聴こえる』で踏み出すのは右足。


歩く時は当然交互に足を踏み出すため、9人になったLiella!がみんなで踏み出した2歩目のように感じられました。



おわりに


長々と書いてきましたが、この一連の流れに「始まり」というテーマがあるのでは!と思った理由は伝わったでしょうか??

『Hoshizora Monologue』であの頃を振り返り、
『Including you』で原点に立ち返り、
『未来の音が聴こえる』で新たな始まりの1歩を踏み出す。

こんな綺麗な流れがあるだろうか、いや、ない。
(反語)


ここまで読んでくださった方、ありがとうございました!!
一緒に4th円盤が擦り切れるまで観ましょう!🔥


あ、そういえばメイキングやばいですよね🥰

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