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オオミズアオの成虫を延命
朝から汗だくになって通勤してたら、あちあちのアスファルトの上で足踏みして焦ってるオオミズアオ成虫を発見。
少し見てたけど飛び立つこともできないようなので、そっと指を出したら慌ててしがみついてきた。近くの灌木の葉に止まらせたら8時間後もまだ同じところでじっとしていた。飛ぶ力はもう無いらしい。
調べたら、成虫は飲まず食わず。光に集まり、交尾と産卵をして、羽化から1週間くらいで亡くなるとか。
大きくて存在感があるし、よく見るとつぶらな瞳とふかふかの毛がかわいい子なのだが、なかなかにシビアな運命を生きているのだな。
これまでも職場ガーデニングで掘り起こされてしまった蛹化準備中のセスジスズメの幼虫を別の場所に埋めなおしたり、ろくに草が無い植木鉢で寒さに震えてたヒトリガの幼虫を公園の草地に連れて行ったり、ちょっとだけ虫助けをしている。一方で、ハスモンヨトウとタケノホソクロバとコナガは発見次第問答無用で殺戮。いやもう、本当に自分勝手だよな、ニンゲンって。