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石鹸

私の母(昭和16年生まれ)は、1960年代頃からの公害などの社会問題の影響が大きかったのか、食べるものの安全に人一倍気を使うタイプだった。食べ物はできるだけ添加物や農薬が少ないもので、洗濯は粉石鹸を洗濯槽でしっかり泡立ててから洗い、濯ぎにクエン酸を少々。シャンプーも同様。

私はこのあたりはニュートラルに考えてる。
メーカーだって公害を出したくて出してるわけじゃ無い。食品添加物だって高品質な食品を大量に安定供給するために必要だから加えているのであって、市民に毒をばら撒く意図など無い。毒性試験で摂取許容量を決めて、抜き打ち検査もして、ヤバいものが流通しないような仕組みもある。
一方で、いろんな手段を試すことには割と積極的。布おむつも粉石鹸洗濯も布ナプキンも試したし、掃除に重曹やクエン酸も使う。知りもしないで批判はカッコ悪い。

あれこれ試して湯シャンなどもチャレンジして、台所・洗面・シャンプーと身体洗いは液体石鹸、台所掃除は重曹、洗濯は蛍光増白剤不使用の粉末洗剤に落ち着いた。
皮膚が不機嫌すぎるのが一番大きい選択理由なのだが、石鹸のビシッとさっぱり洗える感触が好きなのもある。しっかり皮脂を落としてガッツリ保湿。それでも皮膚炎は季節やストレスで悪化してステロイドは手放せない(不機嫌な肌のケアとしてベストな方法は他にもあるんだろうな、とは思う)。

布おむつは、今思い出しても負担が大き過ぎた。それでも子ども二人とも6ヶ月くらいまでは根性で紙おむつと併用した。その後、お古の布おむつとおむつカバーを欲しいと言ってくれた人に譲れたけど、布オムツは決して環境負荷が低いものではないと思う。
布ナプキンも、冷えないのは良かったが、勤め人には不向き。子宮内膜症で経血量も多かったから、なおさら不向きだった。持て余しがちなタオルハンカチの用途には良かったと思う。

これからも、これは良いよ、はとりあえず試すだろうな。
取り急ぎ、皮膚炎にならなくて、高価ではなくて、地肌の脂をがっつり落としてくれるシャンプー、どこかにないかな?