2021ジャパンカップ予想

想定

ミドルペース密集陣形。乱戦模様。

1. ムイトオブリガード

「近3走の合計着順が30以上は調子が悪すぎる」とMの教科書に載っているのでいりません。

2. コントレイル

休み明け得意なタイプが休み明けを2着。

基本的には上昇する要素は少ないですが、強い馬が抜けたという相手弱化はこの馬にプラスではあります。

ただ、この内枠では下手すると馬群を抜け出せない可能性があり、それを格の違いと瞬発力でどうするか、というところでしょう。

3. ブルーム

前走BCターフ2着。

この馬は単純に日本適性がどうか、という点だけが焦点になります。

4. シャフリヤール

前走の負けはダービーのストレスと重馬場です。

この馬は戦績から分析するにCが強いので（デビューからダービーまで馬体重を絞り続けた結果、ダービーで最高のパフォーマンスを発揮したことから。あとレース内容）内枠は歓迎。

普通に考えればこの馬が本命でいいです。

できればダービー当時の体重まで絞れて欲しいところ。

5. キセキ

内枠で揉まれるのが良くなく、となるとスタートで無理をしないといけないので、この馬にとっては辛いと思います。

6. グランドグローリー

外国馬。

今年の外国馬は実績があり実力という点では足りると評価できるので、あとは日本適性がどうか、という問題になります。

この馬は前走牝馬限定G1、距離も2000mで鮮度という点では外国馬の中では1番です。

ということで、外国馬の中ではこの馬が最先着するのではないでしょうか。

7. オーソリティ

前走逆ショッカーで快勝。

となると、今回はその反動が出るということで消しでいいと思います。

中2週と詰まっているのでなおさら反動が出るでしょう。

8. ウインドジャマー

芝未勝利のダート馬。チャンスはないでしょう。

9. アリストテレス

京都大賞典2着から。

ローテはいいですが、叩いて上昇するタイプでもなく、それで快勝でなく2着であれば低調、と見るところです。

多頭数激戦もよくなく。

10. ロードマイウェイ

連チャン期の過ぎたジャスタウェイ産駒。

近走も掲示板がやっとで、ここでも期待はできません。

11. シャドウディーヴァ

異端性はよし。

あとは力が足りるかどうかだけです。

12. サンレイポケット

外目の枠を引いてしまったのはちょっと痛いですが、秋の天皇賞から上位3頭のうち2頭抜けて今年のダービー馬が1頭入る、という状況から考えれば天皇賞4着から順位を1つ上げて3着、と考えるのは自然かと思うのですがなんでしょうかねこのオッズは（書いている時点で13番人気単勝70倍以上）。

前走4着はレース展開に全く恵まれないなかでのものでした。あれで3強の次に入り込めたなら、ハイペース激戦なら勝っていたという内容です。

今回は天皇賞秋よりは消耗戦模様になるでしょうから体力・精神力に優れるこの馬にとってはより有利な状況ですし、G1戦線に参加したのが前走という格鮮度の高さ、そして距離鮮度も高いことから本命です。

馬体重の大幅変動はネガティヴな調子の変動を示すので注意。

13. モズベッロ

この馬も「近3走の合計着順が30以上は調子が悪すぎる」に当てはまるのでアウトです。

ただこの馬の場合は前走・前々走があまりに合わなすぎた、というのがあるので、馬場が悪化する等といった要素があればいきなり浮上する状態ではあります。そういう要素がないから評価できませんが。

14. ユーバーレーベン

前走大敗は故障の影響で、ここでも引きずるでしょう。

叩いてだんだん上昇してくるタイプなので、まだ時間はかかります。

15. マカヒキ

前走逆ショッカーで大復活の1着激走。

お釣りはありません。

16. ユーキャンスマイル

極限で外枠ではついていけないでしょう。

17. ワグネリアン

前走富士Sは馬の活性化狙い。

活性化と異端性はよいのですが、そもそも鮮度低下が著しく、過度な期待はできません。

18. ジャパン

前走BCターフ4着。

別路線なのでブルームとの順番は基本的には変わらないと考えますが、あとは日本適性でしょう。

総評

• ◎サンレイポケット

• ○シャフリヤール

• ▲コントレイル

• △シャドウディーヴァ

• △グランドグローリー

天皇賞秋で状態の良さを見せつけたサンレイポケットで勝負します。

実績上位陣からならシャフリヤールが鮮度も高く混戦にも強いC系の見立てなので、勝つ確率という意味ならこの馬が本命級です。

外国馬からは異端性と鮮度でグランドグローリーを選んでおります。