むじあづいー
もう、タイトルからして暑っ苦しい風味にしてみた。…誰得。
雨こそ降らないようだが、梅雨時期ならではの猛烈な湿度。
熱帯温室の中に閉じ込められた気分。
目の前の空気を掴み取り絞ってみれば、ポタポタ、となりそう。
今年の梅雨は今のところ雨が少ないが、昨年もこんなで後半大変だったから、梅雨明けまで油断出来ない。
そんな中、風蘭が開花した。
この春の千葉旅行で、道の駅で買ったもの。
風蘭(ふうらん)は、日本の野生ラン。
暖地の山の木に着生(寄生ではない)している蘭だ。
南国のラン園とかへいくと、バンダ、というのが一番目立つところに展示されている。
手のひらを広げたような葉の形、花のゴージャス感で人気があるからだ。風蘭もバンダの仲間。
バンダは人の顔〜上半身大の大きな蘭だが、それをそのまま縮めて、赤ん坊の手のひら大にしたようなのが風蘭。
かなり小さい。
…が、芳香が素晴らしい。スラッと優雅な形をした白い花の姿が飛び切りに美しいが、それに加えて甘い蘭の香り。
高貴なお嬢様を思わせる、そんな蘭。
蒸し暑さで不快指数がめちゃ高い中、白いドレスのお嬢様は、爽やかな冷気を運んできてくれたような、そんな気分にさせてくれた。
(さっきエアコンのスイッチを入れたのは誰←)
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