銃暴力をめぐって

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 私は、銃社会についてほとんど詳しくない。恐ろしいイメージはもちろんのこと抱いている。単に、日本史でいかにも象徴的に取り上げられる「鉄砲」(刀鍛冶の技術転用)のことじゃない。それから、黒色火薬のルーツは中国であろうということと、花火というアートについてあれこれ思っているが、こちらは、技術の平和的利用の典型である。それでも、事故は起きる。立派な危険物である。取扱い方如何で、危ない事には何ら変わりはない。

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trigger,gunmen

 アメリカにおける「銃規制」議論を考えたい。1804年、アーロン・バーというアメリカの副大統領がハミルトン(同国の初代財務長官)を打ち抜いた決闘のようなものじゃない。今日では、AK-47のような機関銃のことだ。

ジョン・フォード 監督
『荒野の決闘』(1946)

Carl Fredrik Reuterswärd (1934-2016)

 アメリカ合衆国における銃乱射事件

 1999

 2007

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 銃規制

 Americans for Responsible Solutions (ARS)

Gabby Giffords

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 全米ライフル協会

 米国銃所有者協会

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軽機関銃(LMG)

自動小銃

ガス圧作動方式


AR-15


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アメリカにおける銃の表象性


米墨戦争

the Confederacy
南部連合

リンカーン大統領暗殺

クー・クラックス・クラン(KKK)


 ケネディ大統領暗殺事件


James Baldwin


The Mind of the South(『南部の精神』)


リチャード・ライト


Howard Zinn


Cormac McCarthy
ブラッド・メリディアン


ミシシッピー・バーニング




ピート・ダニエル 著, 前田 絢子 訳
失われた革命
 1950年代のアメリカ南部』(青土社, 2005)
リチャード・E・ニスベット+D・コーエン
名誉と暴力
 アメリカ南部の文化と心理』(北大路書房, 2009)
ドゥルシラ・コーネル
イーストウッドの男たち
 マスキュリニティの表象分析』(御茶の水書房, 2011)

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